JIS F 0504:1989 機関部逃し弁の装備及び設定圧力

JIS F 0504:1989 規格概要

この規格 F0504は、船舶の主機,推進関係の補助機器及びこれに関連がある管系に附属する逃し弁(ボイラに取り付けられた安全弁を除く。)の装備箇所及びその設定圧力について規定。

JISF0504 規格全文情報

規格番号
JIS F0504 
規格名称
機関部逃し弁の装備及び設定圧力
規格名称英語訳
Application and setting pressure of relief valves for ships' machinery
制定年月日
1951年9月21日
最新改正日
2016年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

47.020.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-09-21 制定日, 1954-09-20 改正日, 1957-09-18 改正日, 1960-09-01 改正日, 1963-09-01 確認日, 1966-07-01 確認日, 1969-07-01 確認日, 1972-05-01 確認日, 1973-08-01 改正日, 1976-08-01 改正日, 1979-08-01 確認日, 1984-11-15 確認日, 1989-02-10 改正日, 1994-04-01 確認日, 2000-03-01 確認日, 2006-08-10 確認日, 2012-02-24 確認日, 2016-10-25 確認
ページ
JIS F 0504:1989 PDF [2]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 0504-1989

機関部逃し弁の装備及び設定圧力

Application and Setting Pressure of Relief Valves for Ships' Machinery

1. 適用範囲 この規格は,船舶の主機,推進関係の補助機器及びこれに関連がある管系に附属する主な
逃し弁(ボイラに取り付けられた安全弁を除く。)の装備箇所及びその設定圧力について規定する。
備考 この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参
考として併記したものである。
2. 装備箇所及び設定圧力 装備箇所及び設定圧力は,原則として次の表による。

機器名 装備箇所 設定圧力 記事
最大圧力0.5MPa [{5kgf/cm2}] 未満の場
高圧一段車室又は排
最大圧力の120% 合最大圧力+0.1MPa [{1kgf/cm2}] 以下
気室
とする。
中圧蒸気室又は
最大圧力の120% −
蒸気タービン 排気室
蒸気室の場合最低0.15MPa
低圧蒸気室又は [{1.5kgf/cm2}]
主機 最大圧力の120%
排気室 排気室の場合最低0.02MPa
[{0.2kgf/cm2}]
最大逃し圧力は140%を超えてはなら
シリンダヘッド 最大圧力の140%以下 ない。シリンダ径230mm以下のもの
ディーゼル機関 は付けなくともよい。
0.02MPa [{0.2kgf/cm2}] シリンダ径200mm以上又はクランク
クランク室
以下 室の容積が0.6m3以上には設ける。
排気室の場合,復水タービン最低
多段式タービンの第
一段車室又は排気室 最大圧力の120% 0.02MPa [{0.2kgf/cm2}],背圧タービン最
発電機用蒸気タービ
低0.15MPa [{1.5kgf/cm2}]

単段式タービンの排
最大圧力の120% 最低0.15MPa [{1.5kgf/cm2}]
気室
排気室の場合,復水タービン最低
補助機器 多段式タービンの第
一段車室又は排気室 最大圧力の120% 0.02MPa [{0.2kgf/cm2}] ,背圧タービン最
その他
一般用蒸気タービン 低0.15MPa [{1.5kgf/cm2}]
単段式タービンの排
最大圧力の150% 最低0.15MPa [{1.5kgf/cm2}]
気室
最大逃し圧力は140%を超えてはなら
ディーゼル機関 シリンダヘッド 最大圧力の140%以下 ない。シリンダ径230mm以下のもの
は付けなくともよい。

――――― [JIS F 0504 pdf 1] ―――――

2
F 0504-1989
機器名 装備箇所 設定圧力 記事
0.02MPa [{0.2kgf/cm2}] シリンダ径200mm以上又はクランク
クランク室
以下 室容積が0.6m3以上には設ける。
シリンダヘッド又は 最大逃し圧力は計画圧力の110%を超
空気圧縮機 −
出口 えてはならない。
可溶せん(融点約150℃)を使用する
空気だめ 弁頭又は胴 計画圧力の110%
場合は逃し弁を要しない。
補助復水器(大気圧 空気抜きがある場合は逃し弁を要しな
胴 0.05MPa [{0.5kgf/cm2}]
式) い。
蒸気圧力0.5MPa [{1kgf/cm2}] 以上の場
計画圧力の120%

蒸気圧力0.1MPa [{1kgf/cm2}] 以上
給水加熱器(脱気給 蒸気側 計画圧力の150%
0.5MPa [{5kgf/cm2}] 未満の場合
水加熱器を含む。)
計画圧力+0.05MPa 蒸気圧力0.1MPa [{1kgf/cm2}] 未満の場
[{0.5kgf/cm2}] 合
水側 計画圧力の110150% −
計画圧力+0.29MPa
油加熱器(燃料油及
油側 [{3.0kgf/cm2}] 又は計画 −
び潤滑油)
圧力の120%の高い方
計画圧力+0.05MPa
清水加熱器 水側 −
[{0.5kgf/cm2}]
清水及び海水圧力タ 計画圧力+0.05MPa
タンク胴 −
ンク [{0.5kgf/cm2}]
蒸発器蒸気室 計画圧力+0.1MPa
造水装置 −
蒸留器蒸気側 [{1kgf/cm2}]
減圧弁(蒸気・空気
減圧弁出口側 計画圧力の110120% −
及びガス)
計画圧力+0.05MPa 計画圧力を超えるおそれのある管系に
管系 管
[{0.5kgf/cm2}] 装備する。
排気集合管又は排気
集合管又は胴 計画吐出圧力の150% 蒸気管系の排気に適用する。
だめ
往復動ポンプ ポンプ出口 計画吐出圧力の110% 最大逃し圧力は計画圧力の150%以下
歯車ポンプ ポンプ出口 計画吐出圧力の110% 最大逃し圧力は計画圧力の132%以下
ねじポンプ ポンプ出口 計画吐出圧力の110% 最大逃し圧力は計画圧力の132%以下
備考1. 表中の計画圧力とは,設計段階で計画された圧力をいう。
2. 表中の最大圧力とは,蒸気タービンでは連続最大出力時の計画圧力を,ディーゼル機関ではシリンダ内の計
画最大爆発圧力をいう。
3. 特殊な機器(例えば,冷凍機器,油圧かじ取機のようなもの)に装備する逃し弁は,この規格を適用しない。
4. 蒸気タービンの蒸気室又は排気室の数が表と異なる場合は,この規格に準じる。
5. 表に示した設定圧力は,いずれもゲージ圧を基礎として算定し,これを逃し弁の開き始めの圧力とする。
6. 逃し弁の構造,放出能力及び性能は,この規格に基づいてそれぞれの条件に適するように設計するのがよい。

JIS F 0504:1989の国際規格 ICS 分類一覧