この規格ページの目次
JIS F 0503:2005 規格概要
この規格 F0503は、船舶機関部に使用する圧縮ばね又は引張ばねのうち,円形断面の材料を使用し,熱間又は冷間で形成される円筒形コイルばねについて規定。
JISF0503 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F0503
- 規格名称
- 船舶機関部コイルばね
- 規格名称英語訳
- Shipbuilding -- Coiled springs for marine machinery
- 制定年月日
- 1950年9月21日
- 最新改正日
- 2015年10月26日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.20
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1950-09-21 制定日, 1953-08-14 確認日, 1956-08-14 改正日, 1959-08-01 確認日, 1960-11-01 改正日, 1963-11-01 改正日, 1966-11-01 確認日, 1969-11-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1976-02-01 改正日, 1979-02-01 確認日, 1980-05-01 改正日, 1984-11-15 確認日, 1987-03-01 改正日, 1992-12-14 確認日, 1998-05-28 確認日, 2003-12-17 確認日, 2005-12-01 改正日, 2010-09-30 確認日, 2015-10-26 確認
- ページ
- JIS F 0503:2005 PDF [14]
F 0503 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会 (JMSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 0503 : 1987は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS F 0503 pdf 1] ―――――
F 0503 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 材料・・・・[1]
- 5. 寸法及び形状・・・・[2]
- 6. ばねの設計に用いる記号及び計算式・・・・[3]
- 7. 許容ねじり応力・・・・[5]
- 7.1 静荷重を受けるばね・・・・[5]
- 7.2 繰返し荷重を受けるばね・・・・[6]
- 8. サージング・・・・[6]
- 9. 寸法及びばね特性の許容差・・・・[7]
- 9.1 熱間成形ばねの寸法許容差・・・・[7]
- 9.2 冷間成形ばねの寸法の許容差・・・・[8]
- 9.3 熱間成形ばねのばね特性の許容差・・・・[8]
- 9.4 冷間成形ばねのばね特性の許容差・・・・[9]
- 9.5 その他の寸法許容差・・・・[9]
- 10. 加工方法・・・・[10]
- 10.1 材料の表面加工・・・・[10]
- 10.2 熱処理・・・・[10]
- 10.3 ショットピーニング及びセッチング・・・・[10]
- 11. 検査・・・・[10]
- 12. 仕様書の記載・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS F 0503 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 0503 : 2005
船舶機関部コイルばね
Shipbuilding-Coiled springs for marine machinery
1. 適用範囲
この規格は,船舶機関部に使用する圧縮ばね又は引張ばねのうち,円形断面の材料を使用
し,熱間又は冷間で成形される円筒形コイルばね(以下,ばねという。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0103 ばね用語
JIS B 2704 圧縮及び引張コイルばね−設計・性能試験方法
JIS G 3522 ピアノ線
JIS G 3561 弁ばね用オイルテンパー線
JIS G 4314 ばね用ステンレス鋼線
JIS G 4801 ばね鋼鋼材
JIS H 3270 ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒及び線
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0103によるほか,次による。
4. 材料
ばねに用いる材料の種類,規格番号,記号,用途及び成形方法は表1による。また,ばね材料
の直径は,表2による。
なお,これ以外の材料の種類及びばね材料の直径を使用する場合は,受渡当事者間の協議による。
表 1 材料・用途・成形方法
材料の種類 規格番号 記号 用途 成形方法
SUP 9 高い応力まで使用するもの,
SUP 9A 繰返し荷重又は繰返し衝撃を
SUP 10 受けるもの及び強度を要する
ばね鋼鋼材 JIS G 4801 熱間成形
SUP 11A もの。
SUP 12 例 : 逃し弁ばね
SUP 13 吸排気弁ばね
燃料噴射弁ばね
燃料ポンプばね
調速機ばね
SWOCV-V
弁ばね用オイルテンパー線 JIS G 3561 始動弁ばね 冷間成形
SWOSC-V
チェーン緊張ばね
ブレーキシリンダばね
オイルクッションばね
――――― [JIS F 0503 pdf 3] ―――――
2
F 0503 : 2005
表 1 材料・用途・成形方法(続き)
材料の種類 規格番号 記号 用途 成形方法
SWP-A
小形強力圧縮ばね
ピアノ線 JIS G 3522 SWP-B
引張ばね
SWP-V
SUS 304-WPA 高い応力まで使用する
SUS 304-WPB 耐食性ばね 冷間成形
ばね用ステンレス鋼線 JIS G 4314
SUS 316-WPA 耐熱性ばね
SUS631 J1-WPC
C 5191 W-H 低い応力で使用する
りん青銅線 JIS H 3270
C 5212 W-H 耐食性ばね,非磁性ばね
表 2 ばね材料の直径
単位 mm
直径
材料記号 寸法範囲
(d)
SUP 9 8, 8.5, 9, 9.5, 10, 10.5, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17,
8 30
SUP 12 18, 19, 20, 22, 24, 25, 26, 28, 30, 32, 34, 36, 38,
SUP 9A 20 45 40, 42, 44, 45, 48, 50, 55, 60, 65
SUP 10 10 45
SUP 11A
48 65
SUP 13
SWOCV-V 2 10 0.5, 0.6, 0.7, 0.8, 0.9, 1,1.2, 1.4, 1.6, 1.8, 2, 2.3,
2.6, 2.9, 3.2, 3.5, 4, 4.5, 5,5.5,6, 6.5, 7,7.5,8,
SWOSC-V 0.5 8
8.5, 9,9.5, 10
SWP-A 0.5 10 0.5, 0.6, 0.7, 0.8, 0.9, 1,1.2, 1.4, 1.6, 1.8, 2, 2.3,
SWP-B 0.5 7 2.6, 2.9, 3.2, 3.5, 4, 4.5, 5, 6, 6.5, 7, 8, 9, 10
SWP-V 2 6
SUS 304-WPA 0.5, 0.55, 0.6, 0.65, 0.7, 0.8, 0.9, 1,1.2, 1.4, 1.6, 1.8,
0.5 8
SUS 316-WPA 2, 2.3, 2.6, 2.9, 3.2, 3.5, 4, 4.5, 5, 5.5, 6, 6.5, 7,
SUS 304-WPB 0.5 12 8, 9, 10, 12
SUS 631 J1-WPC 0.5 6
C 5191 W-H 0.5 12 0.5, 0.6, 0.7, 0.8, 0.9, 1,1.2, 1.4, 1.6, 1.8, 2, 2.3,
2.6, 2.8, 3, 3.2, 3.5, 4, 4.5, 5, 5.5, 6, 6.5, 7, 8,
C 5212 W-H 0.5 8
9, 10, 11, 12
5. 寸法及び形状
ばねの寸法及び形状は,次の各項による。
材料の直径
コイル平均径
a) ばね指数 ばね指数 は,415までの範囲で選ぶのがよい。
b) 縦横比 圧縮ばねの縦横比 自由高さコイル平均径は,0.84までの範囲で選ぶのがよい。
c) 有効巻数及び総巻数 有効巻数は,3以上にとるのがよい。
なお,圧縮ばねで特に作用時の曲がりをきらうものは,総巻数を0.5の奇数倍にとるのがよい。
d) ピッチ ピッチは,コイル平均径の21以下にとるのがよい。
――――― [JIS F 0503 pdf 4] ―――――
3
F 0503 : 2005
e) 密着高さ 圧縮ばねの密着高さは,通常指定しない。特に,密着高さの指定を必要とするときは,次
の式で求めた値を最大値として指定する。
密着高さ (Hs) =総巻数 (Nt) ×材料の直径 (dmax)
ここに,dmax : 材料の直径dの許容差の最大値をとった直径
f) 圧縮ばねの両端の座巻数 圧縮ばねの両端の座巻数は,通常0.751.5巻とし,繰返し荷重を受けるば
ねは,1巻以上(又は,最少巻数を1巻)とする。
g) 圧縮ばねの先端の厚さ 圧縮ばねの先端の厚さは,表3による。
表 3 先端の厚さ
先端の厚さ
端面の研削範囲
mm
3 巻
270° 材料の直径×0.25
4
300° 約87
巻 材料の直径×0.15
備考 端面の研削範囲を特に指定しないときは,
270°とする。
h) 引張ばねのフック 引張ばねのフックの曲げ半径は,できる限り大きくして,工作しやすいような形
状とするのがよい。
6. ばねの設計に用いる記号及び計算式
ばねの設計に用いる記号及び計算式は,JIS B 2704に準拠して,
次による。
a) ばねの設計に用いる記号 ばねの設計に用いる記号は,表4による。
――――― [JIS F 0503 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS F 0503:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.20 : 船用エンジン及び推進システム
JIS F 0503:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0103:2015
- ばね用語
- JISB2704:2000
- 圧縮及び引張コイルばね ― 設計・性能試験方法
- JISG3522:2014
- ピアノ線
- JISG3561:1994
- 弁ばね用オイルテンパー線
- JISG4314:2013
- ばね用ステンレス鋼線
- JISG4801:2011
- ばね鋼鋼材
- JISG4801:2021
- ばね鋼鋼材
- JISH3270:2018
- ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒及び線