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JIS F 1032-1:2002 規格概要
この規格 F1032-1は、艇長24m以下の舟艇に使用する水の取り入れ及び排出の一部を形成している金属製の船体貫通金物,海水コック,ホース金物及び湿式排気出口に関する要件について規定。ただし,船体貫通金物でも,他の目的のものは対象としない。
JISF1032-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F1032-1
- 規格名称
- 舟艇―海水コック及び船体貫通金物 第1部 : 金属製
- 規格名称英語訳
- Small craft -- Seacocks and through-hull fittings -- Part 1:Metallic
- 制定年月日
- 2002年5月7日
- 最新改正日
- 2017年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9093-1:1994(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.30, 47.080
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2002-05-07 制定日, 2007-09-18 確認日, 2012-10-31 確認日, 2017-11-20 確認
- ページ
- JIS F 1032-1:2002 PDF [10]
F01032-1 : 2002
まえがき
この規格のこの部は、工業標準化法第12条第1項の規定に基づき、財団法人日本船舶標準協会 (JMSA)
から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経
て,国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
ISO 9093-1 : 1994 (Small craft−Seacocks and through-hull fittings−Part1 : Metallic) を基礎として用いた。
JIS F 1032-1には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 1032-1 pdf 1] ―――――
F01032-1 : 2002
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 3.1 船体貫通金 (through-hull fitting)・・・・[2]
- 3.2 海水コック (seacock)・・・・[2]
- 3.3 耐食性材 (corrosion-resistant)・・・・[2]
- 3.4 腐食に対する保護 (protection against corrosion)・・・・[2]
- 3.5 容易に近づける (readily accessible)・・・・[2]
- 4. 耐食性・・・・[2]
- 4.1 材料の選択・・・・[2]
- 4.2 金属材料の組合せ・・・・[2]
- 4.3 防食・・・・[2]
- 5. 水用船体貫通金物・・・・[2]
- 5.1 形式・・・・[2]
- 5.2 全般的な設計要件・・・・[2]
- 5.3 詳細設計要件・・・・[2]
- 6. 海水コックの設計要件・・・・[4]
- 7. ホース金物・・・・[4]
- 7.1 設計要件・・・・[4]
- 7.2 ホース継手・・・・[5]
- 8. 水スクープ及び船外の水ストレーナ・・・・[5]
- 9. 取付け・・・・[5]
- 附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 1032-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 1032-1 : 2002
舟艇−海水コック及び船体貫通金物第1部 : 金属製
Small craft−Seacocks and through-hull fittings−Part 1 : Metallic
序文
この規格は,1994年に第1版として発行されたISO 9093-1, Small craft−Seacocks and through-hull
fttings−Part 1 : Metallicを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している箇所である。
1. 適用範囲
この規格のこの部は,艇長24m以下の舟艇に使用する水の取入れ及び排出の一部を形成し
ている金属製の船体貫通金物,海水コック,ホース金物及び湿式排気出口に関する要件について規定する。
ただし,船体貫通金物でも,他の目的のものは対象としない。
この規格のこの部は,JIS B 0202による円筒管用ねじを切った海水コック,船体貫通金物及びJIS B 0203
1,83,21,43,1,141,121,2,221,3及び4のもの
による円すい管用ねじを切った継手で,呼びが,4
に適用する。
備考1. この規格のこの部を制定した理由は,舟艇の船体を貫通する水の取入れ,排出及び湿式排気
出口に用いる部品の詳細寸法がかなり異なっているので,これらの部品の互換性を確保する
ためである。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を示す記号は,ISO /IEC Gnide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 9093-1, Small craft−Seacocks and through-hull fittings−Part 1 : Metallic (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0202 管用平行ねじ
備考 ISO 228-1 Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads−Part 1 :
Dimensions, tolerances and designationからの引用事項は,この規格の該当部分と同等であ
る。
JIS B 0203 管用テーパねじ
備考 ISO 7-1 Pipe threads where pressure-tight joints are made on the threads−Part 1 : Dimensions,
tolerances and designationからの引用事項は,この規格の該当部分と同等である
――――― [JIS F 1032-1 pdf 3] ―――――
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F 1032-1 : 2002
3. 定義
この規格のこの部で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 船体貫通金物 (through-hull fitting)液体又は気体を船体を通って流すように設計したすべての金
物。
3.2 海水コック (seacock)
船体又は船体貫通金物に直接取り付けたすべてのボール形,シリンダ形,
プラグ形,ゲート形又はバタフライ形のバルブ。
3.3 耐食性材料 (corrosion-resistant)金物に使用して,5年間の使用期間内に水密性,強度又は機能を
損なうような欠陥を示さない材料。
3.4 金物が5年間の使用期間内に水密性,強度又は機
腐食に対する保護 (protection against corrosion)
能を損なうような欠陥を示さないように,非耐食性の材料に施す金属又は非金属の皮膜又は塗装。
3.5 容易に近づける (readily accessible)
ボートの構造物を取り外したり,工具を使用することなく又はロッカ,引出し,棚などに保管されている携帯用物品などを動かしたりすることなく,操作,検査又は保守をするために近づくことができる。
4. 耐食性
4.1 材料の選択
使用する材料は,金物を通過する種々の変化する媒体(例えば清水,塩水又は不純物
の混じった塩分のある水,トイレット装置又は保持タンクからの排水)を考慮に入れて,耐食性であるか
又は腐食から保護しなければならない。
4.2 金属材料の組合せ
異種金属を組み合わせる場合は,電食作用の可能性を考慮しなければならない。
相互に接続する材料は,電食的に適合していなければならず,また,装置が意図されたように作動するの
を妨げてはならない。
4.3 防食
使用する環境内では十分な耐食性がない材料又は装置内で使用する他の材料と電食作用を起
こす材料は,隔離すれば使用することができる。小ねじのような固定要素は,固定する材料のどちらかと
船体貫通金物の強度又は水密性を損なうような方法で電食作用を生じてはならない。装置内にアルミニウ
ムが含まれている場合には,アルミニウム以外の非鉄金属を使用してはならない。
5. 水用船体貫通金物
5.1 形式
この規格のこの部が対象とする船体貫通金物の例を,表1に示す。強度及び水密性がこの規
格のこの部の規定と同等であれば,他の方法でもよい。
5.2 全般的な設計要件
船体貫通金物は強固で耐久性があり,金物及び金物に付属する部品,例えば,
海水コックを操作することによる外力によって外れることがない水密な接続としなければならない。船体
貫通金物の下及びすぐ回りの部分は,船体自体よりも強い機械的強度をもたなければならない。
5.3 詳細設計要件
5.3.1 軸部の長さは,船体材料及び構造に応じて船体の厚さが異なることを考慮しなければならない。
軸部の長さは,フランジ付ナットを締め付けた後(設けられている場合),残りの最小ねじ長さが,表2
で規定する必要ねじ長さの1.5倍以上でなければならない。
軸部の肉厚は,この部分の機械加工後の強度が,取付中及び金物使用中に加わるトルクに対して十分な
ことを保証するものでなければならない。
5.3.2 フランジの直径 フランジの直径は,フランジ付ナット又はカウンタプレートの直径以上でなけれ
ばならない。
――――― [JIS F 1032-1 pdf 4] ―――――
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F 1032-1 : 2002
5.3.3 仕上げ フランジ,ナット又はカウンタプレートの表面には,船体側に鋭くとがった角があっては
ならない。鋭くとがった角は,丸めるか面取りをしなければならない。
表1 船体貫通金物の例
番号 説明 図解
1 外側にフランジ,内側にフランジ付
ナットの金物で,軸部はねじを切
り,フランジを締め付けることによ
って水密とするもの。
2 1と同様であるが,外側のフランジ
を座ぐり形とし,ボート船体の外面
を平らにしたもの。
3 1と同様であるが,軸部の船体がホ
ース金物となっているもの。
4 外側にフランジを設け,船体にナッ
ト付のねじで固定するか,又はナッ
ト付のねじと内部フランジで固定
するもの。
5 内側にフランジを設け,船体にナッ
ト付のねじで固定するか,又はナッ
ト付のねじと外部フランジで固定
するもの。
6 船体に溶接された管又はスタッド
で構成する金物。
――――― [JIS F 1032-1 pdf 5] ―――――
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JIS F 1032-1:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9093-1:1994(MOD)
JIS F 1032-1:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.30 : 配管システム