JIS F 3301:2000 アンカー

JIS F 3301:2000 規格概要

この規格 F3301は、船用及び港用のアンカーについて規定。

JISF3301 規格全文情報

規格番号
JIS F3301 
規格名称
アンカー
規格名称英語訳
Anchors
制定年月日
1951年10月29日
最新改正日
2016年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

47.020.10
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-10-29 制定日, 1954-10-25 改正日, 1957-09-18 改正日, 1960-09-01 確認日, 1963-09-01 確認日, 1966-07-01 確認日, 1969-02-01 改正日, 1972-02-01 改正日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1980-05-01 改正日, 1984-11-15 確認日, 1990-07-05 改正日, 1995-03-28 改正日, 2000-03-01 改正日, 2006-08-10 確認日, 2012-02-24 確認日, 2016-10-25 確認
ページ
JIS F 3301:2000 PDF [22]
F 3301 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。
これによって,JIS F 3301 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS F 3301 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 3301 : 2000

アンカー

Anchors

1. 適用範囲 この規格は,船用及び港用のアンカー(以下,アンカーという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
3. 種類 アンカーの種類は,その形状によって次のとおりとする。
a) ストックレスアンカーA形(船用)
b) ストックレスアンカーB形(船用)
c) ストックアンカーA形(船用及び港用)
d) ストックアンカーB形(船用及び港用)
e) 片つめストックアンカーA形(港用)
f) 片つめストックアンカーB形(港用)
備考 ストックレスアンカーB形(船用)は,船級協会の高把駐力アンカーとして,型式承認を申請
し,承認されることによって,船級協会の定義する高把駐力アンカーとすることができる。船
級協会の定義による高把駐力アンカーとは,同一質量をもつストックレスアンカーA形(ホー
ルズタイプアンカー)の把駐力に比較して,2倍以上の把駐力をもつこととしている。
4. 構造,形状,寸法及び質量
4.1 ストックレスアンカーA形の構造,形状及び寸法は,付図1及び付表1,ストックレスアンカーB形
の構造,形状及び寸法は,付図2及び付表2,船用ストックアンカーは,付図3及び付表3,港用ストッ
クアンカー及び片つめストックアンカーは,付図3及び付図4並びに付表4のとおりとする。
4.2 アンカーの呼び質量は,ストックレスアンカーでは計算総質量,船用ストックアンカーではストッ
クを除いた計算質量,港用アンカーでは計算総質量によって表す。
4.3 ストックレスアンカーのシャンクを除いた実測質量は,アンカーの実測質量の3/5以上,ストックア
ンカーのストックの実測質量は,ストックを除いたアンカーの実測質量の1/4以上とし,片つめストック
アンカーのストックの実測質量は,実測総質量の1/4とすることが望ましい。
5. 許容差

――――― [JIS F 3301 pdf 2] ―――――

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5.1 アンカーの各部分の寸法許容差は±4%とし,その許容差の最大値は±20mmとする。ただし,スト
ックレスアンカーのシャンクの長さは,ホースパイプの長さの都合によって,やむを得ない場合は増減す
ることができる。
なお,この場合,シャンクの太さは,4.3及び5.2に示す範囲内で増減することができる。
5.2 アンカーの実測質量(船用ストックアンカーではストックを除く。)は,呼び質量に対して寸法許容
差の範囲内で増加することは差し支えないが,減少があってはならない。
5.3 ストックレスアンカーの開き角度は,ストックレスアンカーA形では,3942度の範囲で注文者が
指定する。また,ストックレスアンカーB形では,35度とする。その許容差は,±1度とする。内つめ・
外つめの開き角度の差の許容値は,受渡当事者間の協議によって決定する。
6. 材料 アンカー各部の材料は,表1による。
表1 材料
船用 港用
種類 部品
材料 材料
ストックレ アンカーヘッ JIS G 5101のSC410 −
スアンカー ド
ヘッドピン JIS G 4051のS25C又はS30C −
ヘッドボルト JIS G 4051のS25C又はS30C −
ブロック 棒鋼又は鋳鋼品 −
シャンク JIS G 4051のS25C若しくは −
アンカーリン S30C又はJIS G 5101の −
グ SC410
アンカーリン JIS G 4051のS25C又はS30C −
グボルト
ストックア 本体 JIS G 5101のSC410 JIS G 5101のSC410
ンカー及び アンカーリン JIS G 4051のS25C若しくは JIS G 4051のS25C若しくは
片つめスト グ S30C又はJIS G 5101の S30C又はJIS G 5101の
ックアンカ SC410 SC410
ー アンカーリン JIS G 4051のS25C又はS30C JIS G 4051のS25C又はS30C
グボルト
ストック JIS G 4051のS25C若しくは JIS G 4051のS25C若しくは
S30C又はJIS G 5101の S30C又はJIS G 5101の
SC410 SC410
球 棒鋼,鋳鉄品又は鋳鋼品 棒鋼,鋳鉄品又は鋳鋼品
つり揚げ環 − JIS G 4051のS25C又はS30C
又は鋳鋼品
7. 製造方法 鋳鋼材は,電気炉で溶解鋳造し,肉厚の寸法に応じて鋳造後適切に熱処理を行わなければ
ならない。
8. 検査 アンカーの検査は,次について行う。
なお,b),c)及びd)の検査は鋳鋼品だけ,b)の検査は船用アンカーだけについて行う。ただし,呼び質
量0.08以下のアンカーは,b) e)の検査を行わなくてもよい。
a) 構造,形状,寸法,質量及び外観検査 アンカーの構造,形状,質量及び外観について検査し,いず

――――― [JIS F 3301 pdf 3] ―――――

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F 3301 : 2000
れも規定に合格し,また,有害なきずがあってはならない。
b) 落下検査 鋳鋼品の各材ごとに行い,アンカーヘッドは垂直に,シャンク及びストックは水平に,ス
トックアンカーの本体は水平及び垂直につり,それぞれ4mの高さから鋼盤上に落下させたとき,裂
けきず,その他の異常があってはならない。ただし,鋼盤は深さ1m以上のコンクリートの上面に厚
さ50mm以上の鋼盤を固着して構成したものとする。
なお,ストックアンカーの本体を垂直に落とす場合には,アンカーの各腕の中央部に当たる位置に
1個ずつの鋼片まくらを鋼盤上に移動しないように置き,クラウンが鋼盤に触れないようにしなけれ
ばならない。
c) つち打ち検査 落下検査を行った後に鋳鋼材をつり,質量37kgのハンマでたたいたとき,異常があ
ってはならない。
d) 曲げ検査 各材ごとに試験片を母材に付着して鋳込み,母材と同一の熱処理を施して,表2のA,B
又はCのうち,いずれかの方法によって曲げ試験を行い,湾曲部の外側に裂けきず,その他の異常が
あってはならない。
表2 曲げ試験
種類 A B C
試験片 幅25mm,厚さ19mmの断面を 幅25.4mm,厚さ12.7mmの断 直径25.4mmの丸棒
もち,角すみは半径1.5mm 面をもち,角すみは半径
1.6mm
曲げ角度 120° 120° 90°
内側半径 25mm 25.4mm 38.1mm
e) 耐力検査 ストックアンカー及び片つめストックアンカーは,各つめごとに,ストックレスアンカー
は表裏の各位置に対し,両つめへ同時に,図1に示す箇所に付表5に示すアンカーの実測質量に応じ
た耐力試験荷重を加えたとき,変形,その他の異常があってはならない。ただし,耐力試験荷重を加
える場合には,その耐力試験荷重の約10%から全荷重とし,再び初めの荷重に戻したとき,その標点
距離の変化は20mmまで差し支えない。
備考 ストックアンカー及び片つめストックアンカーはストックを除いた実測質量,ストックレスア
ンカーは実測総質量とする。

――――― [JIS F 3301 pdf 4] ―――――

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F 3301 : 2000
図1 耐力試験
9. 製品の呼び方 アンカーの呼び方は,種類及び呼び質量(ストックアンカーでは,用途を付記する。)
による。
例 ストックアンカーA形1.500(船用)
10. 表示 アンカーには,次の事項を表示する。
a) ストックレスアンカー
1) アンカーヘッドの実測質量
2) 実測総質量
3) 製造業者名又はその略号
4) 耐力試験荷重
5) 製造年月又は製造番号
b) ストックアンカー
1) ストックの実測質量
2) 本体の実測質量
3) 製造業者名又はその略号
4) 耐力試験荷重
5) 製造年月又は製造番号

――――― [JIS F 3301 pdf 5] ―――――

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JIS F 3301:2000の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 3301:2000の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG5101:1991
炭素鋼鋳鋼品