この規格ページの目次
JIS F 6601:2013 規格概要
この規格 F6601は、船舶に用いる燃料油又は潤滑油の中のきょう(夾)雑物(水分,固形分などの不純物)を取り除く,油清浄機のうち,分離板形遠心油清浄機の陸上試験方法について規定。
JISF6601 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F6601
- 規格名称
- 船用分離板形油清浄機陸上試験方法
- 規格名称英語訳
- Ships and marine technology -- Shop test code for dic type centrifugal oil purifiers
- 制定年月日
- 1956年1月10日
- 最新改正日
- 2017年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.30
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1956-01-10 制定日, 1959-01-10 改正日, 1962-01-01 確認日, 1963-12-01 確認日, 1967-11-01 確認日, 1969-05-01 改正日, 1972-05-01 確認日, 1975-05-01 改正日, 1978-05-01 確認日, 1982-09-01 改正日, 1988-01-05 確認日, 1989-06-15 改正日, 1994-04-01 確認日, 1996-11-08 改正日, 2002-05-07 確認日, 2007-09-18 確認日, 2013-02-08 改正日, 2017-11-20 確認
- ページ
- JIS F 6601:2013 PDF [10]
F 6601 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 一般要求事項・・・・[2]
- 4.1 油清浄機の分離効率の評価方法・・・・[2]
- 4.2 固形分粒子の分離効率の評価方法・・・・[2]
- 4.3 水分の分離効率の評価方法・・・・[2]
- 5 試験油・・・・[2]
- 5.1 性能試験以外の試験に用いる試験油・・・・[2]
- 5.2 性能試験に用いる試験油・・・・[2]
- 6 試験項目及び検査項目・・・・[3]
- 7 試験装置・・・・[3]
- 8 試験方法・・・・[3]
- 9 試験成績表の作成・・・・[7]
- 附属書A(参考)試験成績表の例・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS F 6601 pdf 1] ―――――
F 6601 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
船舶技術研究協会(JSTRA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 6601:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS F 6601 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 6601 : 2013
船用分離板形油清浄機陸上試験方法
Ships and marine technology-Shop test code for dic type centrifugal oil purifiers
序文
この規格は,1956年に制定され,その後7回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1996年に
行われたが,その後の試験手順,サンプリング,試験装置などの技術動向の変化に対応するために改正し
た。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,船舶に用いる燃料油又は潤滑油の中のきょう(夾)雑物(水分,固形分などの不純物)を
取り除く,油清浄機のうち,分離板形遠心油清浄機(以下,油清浄機という。)の陸上試験方法について規
定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8312 歯車ポンプ及びねじポンプ−試験方法
JIS K 2213 タービン油
JIS K 2275 原油及び石油製品−水分試験方法
JIS K 2276 石油製品−航空燃料油試験方法
JIS Z 8901 試験用粉体及び試験用粒子
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
分離板形遠心油清浄機
回転体内に分離板を組み込んだ高速遠心分離機。
3.2
通油量
清浄油及び廃液[分離された水分,固形分(スラッジ)など含む。]を単位時間に吐き出す量の総和。
3.3
計画処理量
船用油清浄機の製造業者が定めた処理容量。
――――― [JIS F 6601 pdf 3] ―――――
2
F 6601 : 2013
3.4
標準試験油
油清浄機の性能試験に用いる試験油の粘度,温度などの標準的な処理条件を規定するために用いる油。
通常,50 ℃において380 mm2/s及び700 mm2/sに相当する粘度において代表的な燃料油をそれぞれ適用す
る。油清浄機の製造業者が定める計画処理量の表示にも活用できる。
3.5
試験油
油清浄機の性能試験に用いる油。この規格では,JIS K 2213の1種(無添加)タービン油(VG 32又は
VG 46)を使用する。
3.6
回転速度
回転体の1分間の回転数。通常,回転軸において測定するが,構造上測定が困難な場合は,駆動軸又は
駆動用電動機の回転速度を換算することによって,求めることができる。
4 一般要求事項
4.1 油清浄機の分離効率の評価方法
油清浄機の分離効率の評価方法は,試験油中の固形分粒子及び水分の分離効率によって,評価する。
4.2 固形分粒子の分離効率の評価方法
試験油中の固形分粒子の分離効率の評価方法は,JIS K 2276の17.[微粒きょう雑物試験方法(試験室ろ
過法)]に従い,清浄機入口側及び出口側のサンプルを採取する。規定量のサンプルをあらかじめ質量を測
定したメンブレンフィルタ(孔径0.8 m)でろ過し,このフィルタを洗浄,乾燥した後,増量を測り,固
形分粒子の質量を測定する。
次の式によって,固形分粒子の分離効率ηs(%)を算出し,評価する。
ηs=(1−Wsout / Wsin) × 100
ここに, Wsout : 油清浄機出口側の試験油中の固形分の質量
Wsin : 油清浄機入口側の試験油中の固形分の質量
4.3 水分の分離効率の評価方法
試験油中の水分の分離効率の評価方法は,JIS K 2275の4.(カールフィッシャー式容量滴定法)による
カールフィッシャー法に従い,清浄機入口側及び出口側のサンプルの水分量(質量)を測定する。
次の式によって,水分の分離効率ηw(%)を算出し,評価する。
ηw=(1−Wwout / Wwin) × 100
ここに, Wwout : 油清浄機出口側の試験油中の水分量
Wwin : 油清浄機入口側の試験油中の水分量
5 試験油
5.1 性能試験以外の試験に用いる試験油
性能試験以外の試験に用いる試験油は,JIS K 2213の1種(無添加)タービン油を用い,製造業者の定
める条件に従い使用する。
5.2 性能試験に用いる試験油
性能試験に用いる試験油は,次による。
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3
F 6601 : 2013
a) IS K 2213の1種(無添加)タービン油(VG 32又はVG 46)を使用する。
b) 固形分粒子の分離性能試験に用いる試験油は,a)の試験油に質量で0.1 %の固形分(1 000 kgの試験油
に対して,試験用固形分粒子1 kg)を混合して使用する。
c) )の固形分粒子はJIS Z 8901の規定による試験用粉体1を使用して行う。ただし,試験用粉体の物性
は,次による。
1) 試験用粉体の種類 : JIS試験用粉体1 11種 関東ローム(焼成品)
2) 中位径の範囲(μm) : 1.62.3
3) 粒子密度の範囲(g/cm3) : 2.93.1
4) 化学成分(質量%) : SiO2(3440),Al2O3(2632),Fe2O3 (1723)
d) 水分の性能試験に用いる試験油は,a)の試験油に容積で0.5 %の清水を混入して使用する。
6 試験項目及び検査項目
油清浄機の試験及び検査は,次のa) h)によって行う。ただし,*を記載した試験項目及び継続試験のう
ち,音響測定は同一製造業者の同一設計で,製造番号2番機以降の油清浄機は省略することができる。
a) 始動試験
b) 停止試験
c) 性能試験*
d) 過速度試験*
e) 動揺試験*
f) 継続試験
g) 附属機器の作動試験
h) 開放検査
7 試験装置
油清浄機の試験装置は,図1及び図2によるほか,箇条6の規定による試験が実施できる装置でなけれ
ばならない。
なお,試験装置に使用する駆動用電動機及び清浄機用ポンプは,次による。
注記 図1は,性能試験装置の配管系統図,図2は,動揺試験装置(参考図)についてそれぞれ示す。
a) 駆動用電動機は,油清浄機に装着するものを使用することが望ましい。
b) 油清浄機用ポンプの試験は,次による。
1) 油清浄機と共通の電動機によって駆動するポンプは,油清浄機とともに行う。
2) 油清浄機と別個の動力によって駆動するポンプは,単独で試験を行い,組合せ試験を省略してもよ
い。
3) ポンプの性能試験を必要とする場合は,JIS B 8312による。
8 試験方法
油清浄機の試験方法は,次による。
なお,試験電源は,電動機の端子電圧及び周波数の定格値又はこれに近い値とするのが望ましい。ただ
し,受渡当事者間の協定によって,一部変更することができる。
――――― [JIS F 6601 pdf 5] ―――――
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JIS F 6601:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.30 : 配管システム
JIS F 6601:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8312:2002
- 歯車ポンプ及びねじポンプ―試験方法
- JISK2213:1983
- タービン油
- JISK2275:1996
- 原油及び石油製品―水分試験方法
- JISK2276:2003
- 石油製品―航空燃料油試験方法
- JISZ8901:2006
- 試験用粉体及び試験用粒子