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G 0561 : 2020
附属書JA
(参考)
焼入性図表
JA.1 一般
この附属書は,焼入性図表の記録に用いることが可能な様式例を示している。括弧内は,そこに記載す
る内容,その項目の注意事項などを示している。
JA.2 焼入性図表の例
焼入性図表の例を次に示す。
試験日 年 月 日
試験場所
試験担当者
鋼種 溶鋼番号 オーステナイト 化学成分 % 熱処理温度 ℃ 水温
粒度番号 C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu 焼ならし 焼入れ ℃
注記 (記録の注記として,特殊な熱処理履歴,試験片の採取位置など,その他の情報を記録する)
オーステナイト結晶粒度試験方法(JIS G 0551に従って表示する)
硬さ試験機(右のどちらか一方を消す) ロックウェル ビッカース
――――― [JIS G 0561 pdf 11] ―――――
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G 0561 : 2020
(硬さ目盛は,必ずいずれか一方を消す。ロックウェルC硬さの目盛とビッカース硬さの目盛は,互いに関連性が
ない。)
参考文献
[1] JIS G 0551 鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法
――――― [JIS G 0561 pdf 12] ―――――
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G 0561 : 2020
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS G 0561 ISO 642:1999,(MOD)
a) ISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) ISと対応国際規格との技術的差異の e) ISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
1 1 削除 技術的差異は軽微であ
対応国際規格では,試験片寸法を適用範囲
る。
に規定しているが,JISでは本文に規定して
いるため,適用範囲から除外した。
3 − 追加 JISでは,用語及び定義の箇条を追加した。 技術的差異は軽微であ
る。
4及び8 4 変更 冷却水の温度を国内実態に合わせて5 ℃ 冷却水温度の影響を見極
30 ℃とした。 める。
5 3 追加 技術的差異は軽微であ
硬さ測定点について,対応国際規格では,所
る。
定の点と規定しているが,JISでは選ばれた
2点を追加した。
6 6 追加 JISでは,条件をより具体的に規定した。技術的差異は軽微であ
る。
7 7 追加 JISでは,試験片形状の選択が試験者による
技術的差異は軽微であ
ことを追加した。 る。
追加 ISO規格への提案を検討
JISでは,他に規定がない場合の焼ならし温
度及び保持時間を追加した。 する。
変更 ISO規格への提案を検討
JISでは,圧減比が4以上であれば,供試材
を削り出してよいことを追加した。 する。
変更 JISでは,測定位置判別のための印は,要求
技術的差異は軽微であ
事項ではなく,注記とした。 る。
変更 JISでは,研削などで得られる適切な平滑表
技術的差異は軽微であ
面を研磨仕上げが望ましいとした。 る。
8 6 変更 ISO規格への提案を検討
JISでは,焼入剤(水)の温度を5 ℃30 ℃
とした。 する。
変更 比較試験方法を規定する必要はないとし 技術的差異は軽微であ
る。
て,JISでは,比較試験について,注記とし
た。
追加 JISでは,“試験片支持台は,焼入開始時に
技術的差異は軽微であ
る。
ぬ(濡)れていてはならない。”を追加した。
9 − 追加 ISO規格への提案を検討
JISでは,Vブロックは使用しないのが望ま
しいとしている。 する。
8 変更 JISでは,第1液に加えて,第2液を用いてISO規格への提案を検討
検出する方法としている。 する。
10 9 追加 JISでは,焼入性図表の詳細及び記録が望ま
技術的差異は軽微であ
しい条件を追加した。 る。
11 10 変更 ISO規格への提案を検討
JISでは,報告事項は,受渡当事者間の協定
によって選択することにした。 する。
――――― [JIS G 0561 pdf 13] ―――――
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G 0561 : 2020
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。
JIS G 0561:2020の国際規格 ICS 分類一覧
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