JISG0558 : 2020 鋼の脱炭層深さ測定方法

JIS G 0558:2020の規格概要

この規格 G0558は、鋼の脱炭層の深さを測定する方法について規定。

JISG0558 規格全文情報

規格番号
JIS G0558 
規格名称
鋼の脱炭層深さ測定方法
制定年月日
1966/01/01
最新改正日
2020/12/21
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 3887:2017(MOD)
国際規格分類

ICS

77.040.99,77.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 1966-01-01制定日
  • 1969-01-01確認日
  • 1971-12-01確認日
  • 1974-12-01確認日
  • 1977-08-01改正日
  • 1983-02-01確認日
  • 1988-10-01確認日
  • 1994-06-01確認日
  • 1998-02-20改正日
  • 2003-05-20確認日
  • 2007-08-20改正日
  • 2011-10-20確認日
  • 2016-10-20確認日
  • 2020-12-21改正日

G 0558:2020

目 次

ページ

序文 [ p.1 ]

1 適用範囲 [ p.1 ]

2 引用規格 [ p.1 ]

3 用語及び定義 [ p.2 ]

4 測定方法の種類 [ p.3 ]

5 試験片 [ p.4 ]

6 測定方法 [ p.4 ]

6.1 顕微鏡による測定方法 [ p.4 ]

6.2 硬さ試験による測定方法 [ p.5 ]

6.3 炭素含有率による測定方法 [ p.7 ]

7 表示方法及び表示記号 [ p.9 ]

8 試験報告書 [ p.9 ]

附属書A(参考)典型的な脱炭ミクロ組織の例 [ p.10 ]

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 [ p.12 ]

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G 0558:2020

まえがき

この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人

日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業

標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 0558:2007

は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

G 0558:2020

鋼の脱炭層深さ測定方法

Steels-Determination of depth of decarburization

序文

この規格は,2017年に第3版として発行されたISO 3887を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本産業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1

適用範囲

この規格は,鋼の脱炭層の深さを測定する方法について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 3887:2017,Steels−Determination of the depth of decarburization(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)

JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)

JIS G 1211-3 鉄及び鋼−炭素定量方法−第3部:燃焼−赤外線吸収法

JIS G 1211-4 鉄及び鋼−炭素定量方法−第4部:表面付着・吸着炭素除去−燃焼−赤外線吸収法

JIS G 1253 鉄及び鋼−スパーク放電発光分光分析方法

JIS K 0144 表面化学分析−グロー放電発光分光分析方法通則

注記 対応国際規格:ISO 14707,Surface chemical analysis−Glow discharge optical emission

spectrometry (GD-OES)−Introduction to use

JIS K 0189 マイクロビーム分析−電子プローブマイクロ分析−波長分散X線分光法のパラメータの

決定方法

注記 対応国際規格:ISO 14594,Microbeam analysis−Electron probe microanalysis−Guidelines for the

determination of experimental parameters for wavelength dispersive spectroscopy

JIS Z 2244-1 ビッカース硬さ試験−第1部:試験方法

JIS Z 2251 ヌープ硬さ試験−試験方法

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2

G 0558:2020

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0201及びJIS G 0202による。

3.1

脱炭層(decarburization)

鋼の熱間加工又は熱処理によって,表層部の炭素含有率が減少した部分。

注記 部分脱炭層深さd3と表面から炭素が検出されるまでの距離として測られる完全脱炭層深さd1

とがある(図1参照)。

3.2

全脱炭層深さ,d4(depth of total decarburization)

鋼材の表面から,脱炭層と生地との化学的性質又は物理的性質の差異が,もはや区別できない位置まで

の距離。ここでいう化学的性質は,ミクロ組織又は炭素含有率で判定し,物理的性質は,硬さで判定する

(図1参照)。

3.3

フェライト脱炭層深さ

鋼材の表層部において,脱炭してフェライトだけとなった層の表面からの深さ。ここでいうフェライト

脱炭層深さは,ミクロ組織で判定する。

3.4

特定残炭率脱炭層深さ

鋼材の表面からある一定の残炭率(生地の炭素含有率に対し残存している炭素含有率の割合)をもつ位

置までの距離。ここでいう残炭率脱炭層深さは,ミクロ組織で判定する。

3.5

実用脱炭層深さ,d2

鋼材の表面から実用上差し支えない硬さが得られる位置までの距離。実用上差し支えない硬さとは,材

料規格などに規定された最低硬さなどとする。

注記 対応国際規格では,鋼材の表面から実用上差し支えない炭素含有率又は硬さが得られる位置ま

での距離とし,図1のd2として例示している。

3.6

硬さ推移曲線(depth profile of hardness)

鋼材の表面からの垂直距離と硬さとの関係を表す曲線。

3.7

炭素含有率推移曲線(depth profile of carbon content)

鋼材の表面からの垂直距離と炭素含有率との関係を表す曲線。

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JIS G 0558:2020の対応国際規格一覧

  • ISO 3887:2017(MOD)

JIS G 0558:2020の国際規格分類一覧

  • 77.040.99
  • 77.080.20

JIS G 0558:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
G0201
鉄鋼用語(熱処理)
G0202
鉄鋼用語(試験)
G1211-3
鉄及び鋼−炭素定量方法−第3部:燃焼−赤外線吸収法
G1211-4
鉄及び鋼−炭素定量方法−第4部:表面付着・吸着炭素除去−燃焼−赤外線吸収法(追補2)
G1253
鉄及び鋼−スパーク放電発光分光分析方法(追補1)
K0144
表面化学分析−グロー放電発光分光分析方法通則
K0189
マイクロビーム分析−電子プローブマイクロ分析−波長分散X線分光法のパラメータの決定方法
Z2244-1
-
Z2251
ヌープ硬さ試験−試験方法