JIS G 0561:2020 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)

JIS G 0561:2020 規格概要

この規格 G0561は、

JISG0561 規格全文情報

規格番号
JIS G0561 
規格名称
鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)
規格名称英語訳
Method of hardenability test for steel (End quenching method)
制定年月日
1956年1月19日
最新改正日
2020年12月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.040.99, 77.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1956-01-19 制定日, 1959-01-19 確認日, 1961-12-16 確認日, 1965-03-01 改正日, 1968-02-01 確認日, 1971-01-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1983-02-01 確認日, 1983-11-01 改正日, 1988-11-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1998-12-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2011-09-20 改正日, 2016-10-20 確認日, 2020-12-21 改正
ページ
JIS G 0561:2020 PDF [14]
                                                                                   G 0561 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び内容・・・・[2]
  •  5 原理・・・・[2]
  •  6 焼入装置・・・・[2]
  •  6.1 試験片支持台・・・・[2]
  •  6.2 冷却用噴水装置・・・・[3]
  •  7 試験片・・・・[3]
  •  7.1 試験片の寸法・・・・[3]
  •  7.2 試験片の調製方法・・・・[4]
  •  8 焼入方法・・・・[5]
  •  8.1 加熱方法・・・・[5]
  •  8.2 焼入作業・・・・[6]
  •  8.3 焼入剤・・・・[6]
  •  9 試験片の硬さの測定方法・・・・[6]
  •  9.1 試験片の調製・・・・[6]
  •  9.2 硬さ測定位置・・・・[6]
  •  9.3 硬さの測定・・・・[7]
  •  10 記録・・・・[7]
  •  11 報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)焼入性図表・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 0561 pdf 1] ―――――

           G 0561 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 0561:2011は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 0561 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 0561 : 2020

鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)

Method of hardenability test for steel (End quenching method)

序文

  この規格は,1999年に第2版として発行されたISO 642を基とし,技術的内容を変更して作成した日本
産業規格である。
なお,附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。また,側線又は点線の下線を施してある箇所
は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示
す。

1 適用範囲

  この規格は,鋼の焼入性をジョミニー式一端焼入方法によって測定する試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 642:1999,Steel−Hardenability test by end quenching (Jominy test)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の試験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければなら
ない。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 4053 機械構造用合金鋼鋼材
JIS G 4801 ばね鋼鋼材
JIS Z 2244-1 ビッカース硬さ試験−第1部 : 試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法

――――― [JIS G 0561 pdf 3] ―――――

           2
G 0561 : 2020

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。

4 記号及び内容

  この規格で用いる記号及びその内容を,表1に示す。
表1−記号及びその内容
記号 内容 値
a 垂直の水噴出管の内径 (12.5±0.5) m
0.5 mm
D 試験片の直径 (25+)
0
d 焼入端から硬さ測定点までの距離,mm −
e 硬さを測定する平面の研削深さ 0.4 mm0.5 mm
h 試験片がないときの水の噴水自由高さ (65±10) m
L 試験片の全長 (100±0.5) m
l 試験片の底部から水噴出管の端までの距離 (12.5±0.5) m
T 冷却水の温度 5 ℃30 ℃
t 試験片の加熱保持時間 30分35分
tm 炉から試験片を取り出してから焼入れ開始までの最大遅れ時間 5秒
Jd mm a)=xx ロックウェルHRCによる,距離d(mm)での焼入性指数
xxは硬さ値
受渡当事者間の協定によって,対応国際規格の表記であるJxx-dと表してもよい。
Jd mm a)=xx HVビッカースHV 30による,距離d(mm)での焼入性指数
xxは硬さ値
受渡当事者間の協定によって,対応国際規格の表記であるJHVxx-dと表してもよ
い。
注a) 単位mmは,表記しなくてもよい。

5 原理

  円柱形の試験片を,オーステナイト域の規定温度で規定時間加熱し,その一端面に水を吹き付けて焼入
れした後,選ばれた2点又は試験片に作られた長さ方向の所定の点の硬さを測定し,硬さの変化によって
鋼の焼入性を決定する。

6 焼入装置

6.1 試験片支持台

  試験片支持台は,次による。
a) フランジ付き試験片の支持台は,図1に示すとおりとし,試験片を垂直に設置し,焼入れする下端面
を正しく噴水口の直上の距離lが(12.5±0.5) mの位置に支持することができる構造とする。
b) アンダーカット付き試験片の支持台は,瞬時に正確な位置に試験片を設置できる適切な支持手段を用
いる。
c) 試験片は,支持台に取り付けるとき及び一端焼入れ処理前は,乾燥状態でなければならず,支持台に
取り付けた後,処理中は,試験片側面に水しぶきがかからないようにしなければならない。

――――― [JIS G 0561 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
G 0561 : 2020
単位 mm
4
1
3
2
記号説明
1 : 試験片
2 : 冷却水噴出口
3 : 噴水自由高さ
4 : 試験片の支持台
図1−焼入装置

6.2 冷却用噴水装置

  冷却用水噴出管の内径aは,(12.5±0.5)   mとし,試験片がないときの管の口からの噴水自由高さhは,
(65±10) mとする。
水冷の開始後,直ちに規定の噴水自由高さの噴水が得られるようにし,冷却中,その噴水自由高さが変
化してはならない。そのためには,あふれ出し装置をもつ水槽を用いて一定水圧高さが得られることが望
ましい。
急作動式コックの場合には,コック背後の給水パイプの長さは,乱流のない水流を確保するために,50
mm以上とする。
試験片は,冷却中に風による影響を受けないようにする。

7 試験片

7.1 試験片の寸法

  試験片の寸法は,図2による。フランジ付き試験片又はアンダーカット付き試験片のいずれを用いるか
は,製品規格による。ただし,個別の製品規格に規定のない場合は,試験者の任意とする。

――――― [JIS G 0561 pdf 5] ―――――

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