この規格ページの目次
JIS G 1601:1998 規格概要
この規格 G1601は、JIS G 2301,JIS G 2302,JIS G 2303,JIS G 2304及びJIS G 2315の1コンサインメントの化学成分の平均品位を決定するためのサンプリング方法について規定。
JISG1601 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G1601
- 規格名称
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その1 フェロマンガン,フェロシリコン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロム)
- 規格名称英語訳
- Methods of sampling for chemical analysis of ferroalloys (Part 1:Ferromanganese, ferrosilicon, ferrochromium, ferrosilicomanganese and ferrosilicochromium)
- 制定年月日
- 1985年3月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4552-1:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1985-03-01 制定日, 1990-01-01 確認日, 1995-06-01 確認日, 1998-02-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2009-06-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS G 1601:1998 PDF [9]
G1601 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS G 1601 : 1985は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS G 1601 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G1601 : 1998
フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その1フェロマンガン,フェロシリコン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロム)
Methods of sampling for chemical analysis of ferroalloys(Part 1 : Ferromanganese, ferrosilicon, ferrochromium,ferrosilicomanganese and ferrosilicochromium)
序文 今回の改正は,対応する国際規格との整合化を目的として行った。
この規格は,1987年に第一版として発行されたISO 4552-1, Ferroalloys−Sampling and sample preparation for
chemical analysis−Part 1 : Ferrochromium, ferrosilicochromium, ferrosilicon, ferrosilicomanganese,
ferromanganeseの翻訳を元に,対応する部分については,技術的内容を変更することなく作成した日本工
業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目,規定内容について日本工業規格(日本産業規格)として追
加している。
なお,この規格で点線の下線を施した箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS G 2301,JIS G 2302,JIS G 2303,JIS G 2304及びJIS 2315の1コンサイ
ンメントの化学成分の平均品位を決定するためのサンプリング方法について規定する。
備考1. フェロクロムの試料採取方法は,粉砕できるものと粉砕できないものとに分けて規定してあ
る。
2. 低炭素及び中炭素フェロクロムの一部の種類は粉砕できず,中炭素の一部の種類及び高炭素
フェロクロムは粉砕できる。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 1501 フェロアロイのサンプリング方法通則
JIS G 2301 フェロマンガン
JIS G 2302 フェロシリコン
JIS G 2303 フェロクロム
JIS G 2304 シリコマンガン
――――― [JIS G 1601 pdf 2] ―――――
2
G1601 : 1998
JIS G 2315 シリコクロム
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS G 1501による。
4. 記号 この規格で用いる主な記号は,JIS G 1501による。
5. 一般事項 一般事項は,次による。
a) 試料の採取・調製のための一般事項及び用具・装置は,JIS G 1501による。
b) 精度を規定する特性を表1に示す。
表1 精度を規定する特性
製品の種類 特性
% (m/m)
フェロマンガン Mn
フェロシリコン Si
フェロクロム Cr
シリコマンガン Mn及びSi
シリコクロム Cr及びSi
c) この規格で求めたコンサインメントの化学成分の平均品位は,信頼率約95%で表2に示す総合精度を
もつ。
表2 総合精度
単位 絶対百分率
コンサインメントの質量 戀
総合精度 (
(t) % (m/m)
フェロマ フェロシ フェロクロム シリコマンガン シリコクロム
ンガン リコン 粉砕可能 粉砕不能
を超え 以下 Mn Si Cr Cr Si Mn Si Cr
5 000 − 0.55 0.90 0.63 0.77 0.55 0.56 0.64 0.63
2 000 5 000 0.56 0.91 0.64 0.77 0.55 0.57 0.65 0.64
1 000 2 000 0.56 0.91 0.64 0.77 0.56 0.57 0.66 0.64
500 1 000 0.57 0.92 0.65 0.78 0.56 0.58 0.67 0.65
250 500 0.58 0.93 0.65 0.78 0.57 0.59 0.68 0.65
100 250 0.59 0.94 0.67 0.79 0.58 0.60 0.69 0.67
50 100 0.60 0.95 0.68 0.81 0.59 0.61 0.70 0.68
25 50 0.62 0.96 0.70 0.82 0.60 0.63 0.73 0.70
10 25 0.67 1.02 0.76 0.86 0.65 0.69 0.80 0.76
5 l0 0.70 1.06 0.80 0.89 0.68 0.73 0.85 0.80
− 5 0.76 1.12 0.86 0.94 0.73 0.79 0.92 0.86
6. 試料採取方法
6.1 インクリメントの質量 インクリメントの質量は,次による。
a) インクリメントの質量は,コンサインメントの最大粒度に応じて表3に規定する質量以上とする。
――――― [JIS G 1601 pdf 3] ―――――
3
G1601 : 1998
表3 最大粒度とインクリメントの最小必要質量
最大粒度 インクリメントの最小必要質量
mm kg
を超え 以下 フェロマン フェロシリ フェロクロ シリコマン シリコクロ
ガン コン ム粉砕可能 ガン ム
90 − 8.0 8.0 8.0 8.0 5.0
75 90 8.0 4.0 8.0 8.0 5.0
53 75 4.0 4.0 4.0 4.0 3.0
31.5 53 4.0 1.5 4.0 4.0 3.0
22.4 31.5 1.5 1.0 1.5 1.5 1.0
11.2 22.4 1.5 1.0 1.5 1.5 1.0
− 11.2 1.0 0.5 1.0 1.0 0.5
b) 粉砕できないフェロクロムについては,一次試料単位として抽出した1個の塊から,6.4に規定する方
法によって採取した切粉を,一次試料単位ごとに集めて1インクリメントとし,その最小質量は20g
とする。
6.2 インクリメントの採取個数 インクリメントの採取個数は,次による。
a) 系統サンプリングにおいて,コンサインメントから採取するインクリメントの最小必要個数は表4に
よる。この場合,表4に示した試料採取精度が得られる。ただし,粉砕できないフェロクロムの場合
を除く。
b) トラック又は容器積みのコンサインメントから試料を採取する場合,選び出すトラック又は容器の数
及び選び出したトラック又は容器から採取するインクリメント個数は,JIS G 1501の7.b)(トラック
からの試料採取)及び7.c)(容器からの試料採取)による。
6.3 インクリメントの採取方法 インクリメントは,粉砕できないフェロクロムの場合を除いて,JIS G
1501の5.3(インクリメント),6.(サンプリングの用具・装置)及び7.(試料採取方法)による。
表4 インクリメントの最小必要個数・試料採取精度
単位 絶対百分率
インクリ
コンサインメントの質量 戀
試料採取精度 (
(t) メントの % (m/m)
必要最小 フェロマ
フェロシフェロク シリコマンガン シリコクロム
個数 ンガン リコン ロム粉砕
可能
を超え 以下 Mn Si Cr Si Mn Si Cr
5 000 − 33 0.24 0.31 0.28 0.23 0.26 0.31 0.28
2 000 5 000 30 0.25 0.33 0.29 0.24 0.27 0.33 0.29
1 000 2 000 28 0.26 0.34 0.30 0.25 0.28 0.34 0.30
500 1 000 25 0.28 0.36 0.32 0.26 0.30 0.36 0.32
250 500 23 0.29 0.38 0.33 0.27 0.31 0.38 0.33
100 250 20 0.31 0.40 0.36 0.29 0.33 0.40 0.36
50 100 18 0.33 0.42 0.38 0.31 0.35 0.42 0.38
25 50 15 0.36 0.46 0.41 0.34 0.39 0.46 0.41
10 25 10 0.44 0.57 0.51 0.41 0.47 0.57 0.51
5 10 8 0.49 0.64 0.57 0.46 0.53 0.64 0.57
− 5 6 0.57 0.73 0.65 0.53 0.61 0.73 0.65
6.4 粉砕できないフェロクロムの試料採取 粉砕できないフェロクロムの試料採取は,次による。
a) 一次試料単位としてコンサインメントから抽出する塊の最小必要個数は,表5による。
――――― [JIS G 1601 pdf 4] ―――――
4
G1601 : 1998
表5 粉砕できないフェロクロム塊の抽出最小必要個数
コンサインメントの質量 試料採取精度
塊の抽出最小必要
t 個数 戀 ─ m/m)
を超え 以下 Cr
5 000 − 39 0.26
2 000 5 000 36 0.27
1 000 2 000 33 0.28
500 1 000 29 0.30
250 500 27 0.31
100 250 24 0.33
50 100 19 0.37
25 50 16 0.40
10 25 12 0.46
5 10 9 0.53
− 5 7 0.60
b) 粉砕できないフェロクロム塊のコンサインメントからの抽出方法は,インクリメントの採取方法に準
じる。粉砕できないフェロクロム塊からのインクリメントの採取方法は,次のいずれかによる。
1) 塊が上・下の面をもつ場合,図1に示すように塊の上面から下面まで全面にわたって削はく又はせ
ん孔かき取りする。
図1 粉砕できないフェロクロム塊からのインクリメント採取方法(塊が上・下の面をもつ場合)
2) 塊が上・下の面をもつが,厚すぎて上記a)法でインクリメントを採取することが困難な場合は,等
距離の4か所で破面に対して垂直にせん孔してインクリメントを採取する。この場合,上面及び下
面に近い孔の距離は図2に示したように5mm以下とする。また,どの箇所の切粉も,できるだけ
等量となるように注意する。
図2 フェロクロム塊の破面からせん孔で垂直にインクリメントを採取する方法
――――― [JIS G 1601 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS G 1601:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4552-1:1987(MOD)