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JIS G 1501:1998 規格概要
この規格 G1501は、JIS G 2301,JIS G 2302,JIS G 2303,JIS G 2304,JIS G 2306,JIS G 2307,JIS G 2308,JIS G 2309,JIS G 2310,JIS G 2311,JIS G 2312,JIS G 2313,JIS G 2314,JIS G 2315,JIS G 2316,JIS G 2318及びJIS G 2319に規定したフェロアロイの1コンサインメントの特性の平均値を決定するためのサンプリング方法の一般事項について規定。
JISG1501 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G1501
- 規格名称
- フェロアロイのサンプリング方法通則
- 規格名称英語訳
- General rules for sampling of ferroalloys
- 制定年月日
- 1962年9月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3713:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1962-09-01 制定日, 1964-07-01 改正日, 1968-05-01 改正日, 1971-10-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1985-03-01 改正日, 1990-01-01 確認日, 1995-06-01 確認日, 1998-02-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS G 1501:1998 PDF [23]
G 1501 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS G 1501 : 1985は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS G 1501 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 1501 : 1998
フェロアロイのサンプリング方法通則
General rules for sampling of ferroalloys
序文 今回の改正は,対応する国際規格との整合化を目的として行った。
この規格は,1987年に第一版として発行されたISO 3713, Ferroalloys−Sampling and preparation of samples
−General rulesの翻訳を元に,対応する部分については,技術的内容を変更することなく作成した日本工
業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目,規定内容について日本工業規格(日本産業規格)として追
加している。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS G 2301,JIS G 2302,JIS G 2303,JIS G 2304,JIS G 2306,JIS G 2307,
JIS G 2308,JIS G 2309,JIS G 2310,JIS G 2311,JIS G 2312,JIS G 2313,JIS G 2314,JIS G 2315,JIS G
2316,JIS G 2318及びJIS G 2319に規定したフェロアロイ(以下,製品という。)の1コンサインメント
の特性の平均値(以下,平均品位という。)を決定するためのサンプリング方法の一般事項について規定す
る。
備考 この規格は,JIS M 8100に準拠している。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 1601 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その1 フェロマンガン,フェロシリコ
ン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロム)
JIS G 1602 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その2 フェロタングステン,フェロモ
リブデン,フェロバナジウム,フェロチタン及びフェロニオブ)
JIS G 1603 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その3 フェロホスホル,金属マンガン,
金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン及びフェロボロン)
JIS G 1604 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その4 フェロニッケル)
JIS G 1641 フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法
JIS G 2301 フェロマンガン
JIS G 2302 フェロシリコン
JIS G 2303 フェロクロム
JIS G 2304 シリコマンガン
JIS G 2306 フェロタングステン
JIS G 2307 フェロモリブデン
JIS G 2308 フェロバナジウム
――――― [JIS G 1501 pdf 2] ―――――
2
G 1501 : 1998
JIS G 2309 フェロチタン
JIS G 2310 フェロホスホル
JIS G 2311 金属マンガン
JIS G 2312 金属けい素
JIS G 2313 金属クロム
JIS G 2314 カルシウムシリコン
JIS G 2315 シリコクロム
JIS G 2316 フェロニッケル
JIS G 2318 フェロボロン
JIS G 2319 フェロニオブ
JIS M 8100 粉塊混合物−サンプリング方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) コンサインメント 受渡当事者間で取り決めた1回に受渡しする1種類の製品。コンサインメントは
同じ種類の製品の一つ又は二つ以上のロットからなる場合もあり,また,ロットの一部分の場合もあ
る。
b) ロット 等しい条件の下で生産した一定質量の製品。
c) インクリメント コンサインメントから試料採取の用具・装置によって一動作で採取した単位質量の
製品。また,インクリメント縮分方法において縮分用スコップによって採取した単位質量の製品。
d) サンプリング コンサインメントから所定個数のインクリメントを採取し,これらを調製して試験試
料を作る全工程。
e) 系統サンプリング コンサインメントからインクリメントを一定間隔で採取するサンプリング。
備考 最初のインクリメントは1番目の間隔に相当するコンサインメントの部分の中からランダムに
採取する,これをランダムスタートといい,間隔を質量基準とするときは“質量基準系統サン
プリング”,時間を基準とするときは“時間基準系統サンプリング”という。ベルトコンベヤな
どによってコンサインメントが運搬される場合に適用する。
f) 層別サンプリング コンサインメントを層(1)に分け,それぞれの層から所定個数のインクリメントを
採取するサンプリング。
注(1) 特定の基準によって分割したコンサインメントの部分。
g) 二段サンプリング コンサインメントから一次試料単位を選び出し,次にこの単位から二次試料単位
を採取するサンプリング。
備考 トラック・貨車(以下,トラックという。),かます・ドラム缶・同程度の容量の容器(以下,
容器という。)又はインゴットなどからのサンプリングに適用する。例えば,一次試料単位とし
てある一定数のトラックを系統的又はランダムに選出し,次に選出したトラックから二次試料
単位として一定数のインクリメントを採取する。
h) 手動式試料採取 機械的補助装置付用具を含むインクリメント採取用具を用い,人力によってインク
リメントを採取すること。
i) 機械式試料採取 機械力によって作動するインクリメント採取器具によって,インクリメントを採取
すること。
――――― [JIS G 1501 pdf 3] ―――――
3
G 1501 : 1998
j) 小口試料 数個のインクリメントを集めたもの又は必要に応じて数個のインクリメントを個々に調製
した後で集めたもの。
k) 大口試料 コンサインメントから採取したインクリメントの全部若しくは小口試料全部を集めたもの
又は必要に応じてインクリメントごと若しくは小口試料ごとに調製した後でその全部を集めたもの。
l) 試料調製 採取したインクリメントから試験試料を調製する工程。この工程には試料の粉砕・混合・
縮分などを含み,数段階で行ってもよい。
m) 縮分試料 試験試料を作るために縮分の各段階で得た試料。
n) 成分用試料 成分試験試料を調製するための試料の総称。
o) 粒度用試料 粒度試験試料を調製するための試料の総称。
p) 試験試料 各インクリメント,各小口試料又は大口試料について所定の調製を完了し,化学成分分析
又は粒度試験を行うことができる試料。成分試験試料又は粒度試験試料という。
q) 粒度 粒子が通過する最小角目ふるいの目開き又は粒子が残留する最大角目ふるいの目開きで表した
粒子の大きさ。
r) 最大粒度 試料の約5%がふるいの上にとどまる角目ふるいの目開きで表した粒度。
s) 試料全量通過の粒度 試料の全量が通過する最小角目ふるいの目開きで表した粒度。
t) 縮分 インクリメント,小口試料又は大口試料から試験試料を調製する過程で,縮分基準に従ってそ
の質量を減らすこと。
u) 縮分基準 試料の全量通過の粒度に応じて規定した縮分試料の最小質量。
備考 縮分試料の質量をその最小質量より小さくしたいときは,試料を更に粉砕して縮分する。
v) 定比縮分 二つ以上のインクリメント又は小口試料を縮分する場合,縮分試料の質量が縮分前の質量
に比例する縮分方式。
w) 定量縮分 二つ以上のインクリメント又は小口試料を縮分する場合,縮分前の試料の質量に関係なく,
ほぼ一定質量(2)の試料を得る縮分方式。
注(2) 質量のばらつきが変動係数 (CV) で20%未満であること。
x) 誤差 測定値と真の値との差。
y) 精度 誤差分布の幅(ばらつきの程度)。例えば,標準偏差で表す。
z) 偏り 誤差分布の平均値と真の値との差。
aa) 特性 品質項目のうち,特に取り上げるもの。製品の化学成分及び/又は粒度。
ab) 品位変動 仕切られた特定質量の製品内の特性のばらつき又は仕切られた特定質量の製品相互間の特
性のばらつき。通常,標準偏差で表す。
4. 記号 この規格で用いる主な記号は,次による。
取精度を標準偏差で表したもの
試料調製精度を標準偏差で表したもの
:
測定(分析)精度を標準偏差で表したもの
:
取・測定(分析)の精度をひっくるめて標準偏差で表した精度
取・調製・測定(分析)の精度をひっくるめて標準偏差で表した精度
圀 び層別サンプリングでは,標準偏差で表した層内のインクリメント間のばらつき
――――― [JIS G 1501 pdf 4] ―――――
4
G 1501 : 1998
また,二段サンプリングでは,標準偏差で表したトラック又は容器内のインクリメント間のばらつき
戀 豫 サンプリングにおいて,標準偏差で表したトラック又は容器間のばらつき
戀 取精度 (戀 2
戀 戀
1コンサインメントの粒度の平均値についての総合精度 ( 2
:
戀 戀
1コンサインメントの化学成分の平均値についての総合精度 ( 2
:
CV : 変動係数 (%)
Im : 質量基準によるインクリメント採取間隔 (t)
Ir :時間基準によるインクリメント採取間隔(分)
mc : コンサインメントの質量 (t)
n1 : コンサインメントから採取するインクリメントの最小必要個数
n2 : 選び出した各トラック又は容器から採取するインクリメント個数
N1 : コンサインメントを構成するトラック又は容器の数
N2 : コンサインメントから選び出すトラック又は容器の最小必要数
5. 基本事項
5.1 品位変動 品位変動はコンサインメントの不均質さの尺度であり,通常,標準偏差で表す。品位変
動はJIS M 8100の附属書3(層別サンプリング及び系統サンプリングにおける品位変動の調査方法)及び
附属書4(二段サンプリングにおける品位変動の調査方法)に従って調査する。
5.2 精度 精度は,次による。
a) 精度は特性について製品のサンプリング規格(JIS G 1601,JIS G 1602,JIS G 1603,JIS G 1604及び
JIS G 1641)に規定する1コンサインメントの平均品位が,信頼率約95%の総合精度で推定できるよ
うに個々の規格を制定する。精度の求め方はJIS M 8100の附属書5(サンプリングの精度をチェック
する実験方法)による。
b) 総合精度 ( 戀 ‰
取・調製・測定(分析)の精度を含んでおり,標準偏差で表した精度 (
の2倍の値で,絶対百分率で表す。すなわち
2 2 2
SPM 2 SPM 2 S P M
備考 試験試料をインクリメントごと若しくは小口試料ごとに調製した場合,又は試験試料ごとに測
定(分析)回数を増やした場合,精度はさらによくなる(8.1参照)。
5.3 インクリメント インクリメントは,次による。
a) インクリメントは試料採取の基本単位である。
b) インクリメントの最小質量は,コンサインメント中の最大粒度の製品がランダムにインクリメントに
入るように考慮し,個々の規格に規定する。
c) コンサインメントから採取するインクリメントの最小必要個数は,特性についての総合精度及び品位
変動を考慮し,個々の規格に規定する。必要ならばコンサインメントの質量・運搬手段・精度・特性
などごとにその個数を規定する。インクリメントの採取個数を求めるための計算は10.による。
d) インクリメントの採取は,コンサインメントの移動中に行い,ほぼ一定質量の製品を手動式試料採取
用具又は機械式試料採取装置によって一動作で採取する。
――――― [JIS G 1501 pdf 5] ―――――
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JIS G 1501:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3713:1987(MOD)
JIS G 1501:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 1501:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG1601:1998
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その1 フェロマンガン,フェロシリコン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロム)
- JISG1602:1998
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その2 フェロタングステン,フェロモリブデン,フェロバナジウム,フェロチタン及びフェロニオブ)
- JISG1603:1985
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その3 フェロホスホル,金属マンガン,金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン及びフェロボロン)
- JISG1604:2000
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その4 フェロニッケル)
- JISG1641:1998
- フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法
- JISG2301:1998
- フェロマンガン
- JISG2302:1998
- フェロシリコン
- JISG2303:1998
- フェロクロム
- JISG2304:1998
- シリコマンガン
- JISG2306:1998
- フェロタングステン
- JISG2307:1998
- フェロモリブデン
- JISG2308:1998
- フェロバナジウム
- JISG2309:1998
- フェロチタン
- JISG2310:1986
- フェロホスホル
- JISG2311:1986
- 金属マンガン
- JISG2312:1986
- 金属けい素
- JISG2313:1998
- 金属クロム
- JISG2314:1986
- カルシウムシリコン
- JISG2315:1998
- シリコクロム
- JISG2316:2000
- フェロニッケル
- JISG2318:1998
- フェロボロン
- JISG2319:1998
- フェロニオブ
- JISM8100:1992
- 粉塊混合物―サンプリング方法通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方