JIS G 2402:2015 鉄鋼用アルミニウムドロス

JIS G 2402:2015 規格概要

この規格 G2402は、鉄鋼製造時のフラックスとして使用する鉄鋼用アルミニウムドロスについて規定。

JISG2402 規格全文情報

規格番号
JIS G2402 
規格名称
鉄鋼用アルミニウムドロス
規格名称英語訳
Aluminium dross for iron and steel making
制定年月日
2002年1月20日
最新改正日
2015年9月24日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.120.10, 77.140.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 非鉄 2021
改訂:履歴
2002-01-20 制定日, 2005-12-20 改正日, 2009-04-20 改正日, 2015-09-24 改正
ページ
JIS G 2402:2015 PDF [6]
                                                                                   G 2402 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類,区分及び種類の記号・・・・[1]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験・・・・[2]
  •  6.1 サンプリング及び試料調製・・・・[2]
  •  6.2 化学成分及び水分の定量・・・・[2]
  •  7 検査・・・・[2]
  •  8 こん包,輸送及び保管・・・・[3]
  •  9 表示・・・・[4]
  •  10 報告・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 2402 pdf 1] ―――――

G 2402 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
アルミニウム協会(JAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS G 2402:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 2402 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 2402 : 2015

鉄鋼用アルミニウムドロス

Aluminium dross for iron and steel making

1 適用範囲

  この規格は,鉄鋼製造時のフラックスとして使用する鉄鋼用アルミニウムドロスについて規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 2403 鉄鋼用アルミニウムドロス−サンプリング及び試料調製方法
JIS G 2404 鉄鋼用アルミニウムドロス分析方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
アルミニウムドロス
アルミニウム又はアルミニウム合金の溶解時に,溶湯の表面に浮かぶ残留物及び炉底の残留物。金属ア
ルミニウムに富み,冷却後は粒状,粉状及び塊状となる。アルミドロス又は単にドロスと略して呼ぶ場合
もある。
3.2
鉄鋼用アルミニウムドロス
アルミニウムドロスに粉砕,分級,粒度調整などの加工を加え,更にこれら数種類を配合することで成
分を調整し,配合後不足成分がある場合には,金属アルミニウム,酸化アルミニウム,その他の有効成分
の添加などによって成分調整をした混合物。

4 種類,区分及び種類の記号

  種類,区分及び種類の記号は,表1による。金属アルミニウムを有効成分とするものを含有率によって
1種7種の7種類に分ける。また,酸化アルミニウムを有効成分とするものを含有率によって11種13
種の3種類に分ける。さらに,それらを表2及び表3に示す不純物の含有率によってADに区分する。

――――― [JIS G 2402 pdf 3] ―――――

2
G 2402 : 2015
表1−種類,区分及び種類の記号
種類 区分 種類の記号 種類 区分 種類の記号
鉄鋼用アルミニウム A DR70A 鉄鋼用アルミニウム A DR30A
ドロス 1種 B DR70B ドロス 5種 B DR30B
C DR70C 鉄鋼用アルミニウム A DR20A
鉄鋼用アルミニウム A DR60A ドロス 6種 B DR20B
ドロス 2種 B DR60B 鉄鋼用アルミニウム A DR10A
C DR60C ドロス 7種 B DR10B
鉄鋼用アルミニウム A DR50A 鉄鋼用アルミニウム A AOX65A
ドロス 3種 B DR50B ドロス 11種 B AOX65B
C DR50C 鉄鋼用アルミニウム A AOX60A
D DR50D ドロス 12種 B AOX60B
鉄鋼用アルミニウム A DR40A 鉄鋼用アルミニウム A AOX50A
ドロス 4種 B DR40B ドロス 13種 B AOX50B
C DR40C

5 品質

  鉄鋼用アルミニウムドロスの品質は,次による。
a) ばいじん(煤塵)などの異物の混入があってはならない。
b) 金属アルミニウムを添加する場合,JIS Z 8801-1に規定する公称目開きが150 μmの網ふるいを通過す
るものが50 %(質量分率)以上のアルミニウム粉(第二類の危険物)1) は,添加してはならない。
注1) 危険物の規制に関する規則(総理府令第五十五号)総則 第一条の三に基づくものである。
c) 化学成分及び水分は,6.2によって試験を行い,表2及び表3による。

6 試験

6.1 サンプリング及び試料調製

  サンプリング及び試料調製は,JIS G 2403による。

6.2 化学成分及び水分の定量

  化学成分及び水分の定量は,JIS G 2404による。

7 検査

  化学成分及び水分は,箇条5 c)に適合しなければならない。

――――― [JIS G 2402 pdf 4] ―――――

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G 2402 : 2015
表2−金属アルミニウムを有効成分とする1種7種の化学成分及び水分
単位 %(質量分率)
種類の記号 化学成分 水分c)
金属 窒素 塩化物 二酸化 酸化アルミニウム 炭素
アルミニウムa) イオン けい素b)
DR70A 70以上 1.0以下 0.5以下 3.0以下 − 5以下 2以下
DR70B 70以上 2.0以下 1.0以下 5.0以下 − 5以下 2以下
DR70C 70以上 − − − − 5以下 2以下
DR60A 60以上70未満 1.0以下 0.5以下 3.0以下 − 5以下 2以下
DR60B 60以上70未満 2.0以下 1.0以下 5.0以下 − 5以下 2以下
DR60C 60以上70未満 − − − − 5以下 2以下
DR50A 50以上60未満 2.0以下 2.0以下 5.0以下 − 5以下 2以下
DR50B 50以上60未満 2.0以下 2.0以下 10以下 − 5以下 2以下
DR50C 50以上60未満 3.0以下 2.0以下 10以下 − 5以下 2以下
DR50D 50以上60未満 − − − − 5以下 2以下
DR40A 40以上50未満 2.0以下 2.0以下 10以下 25以上 5以下 2以下
DR40B 40以上50未満 3.0以下 2.0以下 10以下 25以上 5以下 2以下
DR40C 40以上50未満 − − − 25以上 5以下 2以下
DR30A 30以上40未満 3.0以下 2.0以下 15以下 25以上 5以下 2以下
DR30B 30以上40未満 − − − 25以上 5以下 2以下
DR20A 20以上30未満 3.0以下 2.0以下 20以下 30以上 5以下 2以下
DR20B 20以上30未満 − − − 30以上 5以下 2以下
DR10A 10以上20未満 5.0以下 3.0以下 20以下 40以上60未満 5以下 2以下
DR10B 10以上20未満 − − − 40以上60未満 5以下 2以下
注a) 金属マグネシウム量を含めた (Al+Mg) の合量として扱ってもよい。
b) 二酸化けい素 (SiO2) の値は,試料中の全けい素量をSiO2に換算した値を用いる。
c) 水分の値は,結晶水を除く。
表3−酸化アルミニウムを有効成分とする11種13種の化学成分及び水分
単位 %(質量分率)
種類の記号 化学成分 水分b)
酸化アルミ 窒素 塩化物 金属アルミ 二酸化 炭素
ニウム イオン ニウム けい素a)
AOX65A 65以上 5.0以下 3.0以下 20未満 5.0以下 5以下 2以下
AOX65B 65以上 7.0以下 3.0以下 20未満 5.0以下 5以下 2以下
AOX60A 60以上 5.0以下 3.0以下 15未満 10以下 5以下 2以下
AOX60B 60以上 7.0以下 3.0以下 15未満 10以下 5以下 2以下
AOX50A 50以上 5.0以下 3.0以下 10未満 20以下 5以下 2以下
AOX50B 50以上 − − 10未満 20以下 5以下 2以下
注a) 二酸化けい素 (SiO2) の値は,試料中の全けい素をSiO2に換算した値を用いる。
b) 水分の値は,結晶水を除く。

8 こん包,輸送及び保管

  鉄鋼用アルミニウムドロスは,水分との接触によって発熱,ガス発生,品質劣化などを引き起こすおそ
れがあるため,こん包,輸送形態及び保管に当たっては水ぬ(濡)れに対する十分な注意が必要である。
また,製品のこん包には“水ぬ(濡)れ注意”の表示をすることが望ましい。

――――― [JIS G 2402 pdf 5] ―――――

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JIS G 2402:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 2402:2015の関連規格と引用規格一覧

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