JIS G 3302:2019 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 | ページ 8

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G 3302 : 2019
附属書JF
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS G 3302:2019 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 ISO 3575:2016,Continuous hot-dip zinc-coated and zinc-iron alloy-coated carbon steel
sheet of commercial and drawing qualities
ISO 4998:2014,Continuous hot-dip zinc-coated and zinc-iron alloy-coated carbon steel
sheet of structural quality
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範囲 溶融亜鉛めっきを ISO 3575 1 溶融亜鉛めっきを行 変更 JISは,ISO規格2規格を包含した JISとISO規格とは,規格体系が
行った鋼板及び鋼 った一般用,及び絞り 適用範囲としている。 異なる。
帯並びに波板につ 用の鋼板及び鋼帯に 追加 JISは,波板を追加している。
いて規定している。 ついて規定している。
ISO 4998 1 溶融亜鉛めっきを行
った構造用の鋼板及
び鋼帯について規定
している。
3 種類の記 一般用3種類,絞り ISO 3575 1 一般用1種類,及び絞 変更 JISは,熱延原板及び冷延原板の区市場の要求の差異に基づくもので
号及び適用 用4種類,及び高強 4.1 り用4種類について, 分を規定している。JISは,ISO規 ある。
する表示厚 度一般用10種類の 種類の記号及び適用 格より多くの種類を規定しており,
さ 種類の記号及び適 厚さを規定している。 適用厚さ範囲はISO規格より広い。
用する表示厚さを ISO 4998 1 構造用7種類につい 追加 JISは,鋼板を用いためっきを追加
規定している。 4.1 て種類の記号及び適 している。
用厚さを規定してい
る。
4 化学成分 めっきを行う原板 ISO 3575 5.3 原板の化学成分(4元変更 JISとISO規格とは,化学成分が異 JISとISO規格とは,規定する機
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の化学成分(4元 ISO 4998 5.1 素),規定外合金元素 なる。 械的性質が異なるため,化学成分
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JISでは,規定外合金元素の上限値が異なる。
2
素)を規定してい の上限値及び製品分
: 2
る。 析における許容変動 及び製品分析における許容変動値 JISは,市場の要求がないため製
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値を規定している。 は,規定していない。 品分析を規定していない。
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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
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5 めっき 5.1 めっき浴成分 ISO 3575 − − 追加 JISは,めっき浴成分の規定を追加ISO規格へのめっき浴成分の追加
ISO 4998 している。 提案を検討する。
5.3 めっきの付着 5.5.1 めっきの付着量を規 変更 JISは,ISO規格より細分した付着 付着量に対する市場の要求が異な
量 5.3.1 定している。 量を規定している。 る。
5.4 めっきの表面 8.4 スパングルとスキン 変更 JISは,スパングルの種類及びスキJISとISO規格とは,規格体系が
仕上げ パスとを組み合わせ 異なる。
ンパスの有無について,個別の記号
た記号としている。 を規定している。
5.5 めっき密着性 5.5.2 曲げ試験によるめっ 追加 曲げ試験による評価は,JISとISO JISは,国内で一般的な試験方法
き密着性の評価を規 規格とは同じであるが,JISは,そを追加している。
定している。 の他の評価試験を追加している。
6 化成処理 4 種類の化成処理 5.8.1 2種類の化成処理を 追加 JISは,環境規制物質に対応できるクロメートフリー処理について,
を規定している。 5.6.1 規定している。 ISO規格への化成処理の記載追加
化成処理(クロメートフリー処理)
を追加している。 提案を,検討する。
8 機械的性 機械的性質として, 5.2 追加
引張試験特性(降伏点 JISは,曲げ性を追加している。 JISの曲げ性の試験は省略可能で
質 曲げ性,及び引張試 又は耐力,引張強さ及 あり,曲げ性は,将来廃止を検討
験特性(降伏点又は び伸び)を規定してい する。
耐力,引張強さ及び る。 変更 JISとISO規格とは,引張試験特性 引張試験特性は,市場の要求の差
伸び)を規定してい が異なる。 異に基づくものである。
る。
9 寸法 9.1 寸法の表し方 4.2 変更
厚さは,製品厚さ又は JISの厚さは,原板厚さを用いる。 JISは,商習慣上,原板厚さを使
附属書A 原板厚さのいずれか 用する。ISO規格は,製品厚さだ
を使用する。 けであったが,原板厚さの使用を
追加するように提案し,2005年の
改正で採用された。
9.2 標準寸法 − − 追加 JISは,標準寸法を追加している。 JISは,商習慣上,標準寸法が必
要である。
9.3 寸法の許容差 5.7 寸法許容差は,ISO 変更 JISとISO規格とは,寸法許容差が 市場の要求の差異に基づくもので
附属書A 16163を引用してい 異なる。 ある。
る。

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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
10 形状 形状について規定 ISO 3575 5.7 形状について規定し 変更 JISでは,熱延原板及び冷延原板のJISとISO規格とは,規格体系が
している。 ISO 4998 ている。 それぞれについて規定している。 異なる。
形状は,ISO 16163を JISとISO規格とは,形状の規定値
引用している。 が異なる。
11 質量 質量について規定 − − 追加 JISでは,実測質量又は計算質量をJISは,商習慣上,質量の規定が
している。 用いている。 必要である。
13 試験 13.1 化学成分分析 5.1 溶鋼分析は製造業者 変更 ISO規格は,具体的な試料の採り方JISとISO規格とは,規格体系が
試験 が行い,製品分析は必 及び分析方法は規定していない。 異なり,JISでは,具体的な規定
要な場合に購入者が JISは,試料採取方法及び分析方法が必要である。
行う。 を具体的に規定している。
13.2 めっき浴成分 − − 追加 JISは,めっき浴成分の試験方法をISO規格へのめっき浴成分規定の
の試験 規定している。 追加と合わせ,提案を検討する。
13.3 めっき試験 6.2 付着量試験及び密着 追加 JISは,受渡当事者間の協定によるJISでは,注文者から耐食性のデ
7.2 性試験を規定してい めっきの耐食性試験を追加してい ータを要求されることがあるた
る。 る。 め,追加している。
変更 JISは,ISO規格の付着量試験方法 技術的差異はない。
を,附属書JC附属書JEとして記
載している。
13.4 機械試験 6.1 曲げ試験及び引張試 変更 JISとISO規格とは,引張試験片形 JISでは,JIS独自の引張試験片形
7.1 験について,試験片及 状及び試験方法が異なる。 状を使用している。
び試験方法を規定し
ている。
14 検査及 14.1 検査 12 検査について規定し 変更 JISは,項目ごとに規定している。 JISとISO規格とは,規格体系が
び再検査 ている。 異なる。
14.2 再検査 9 再検査について規定 変更 技術的差異はない。
JISは,JIS G 0404の9.8(再試験)
している。 によって試験を行うと規定してい
る。
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15 表示 表示について規定 8 表示について規定し 変更 JISは,屋根用,建築外板用及び波JISとISO規格とは,規格体系が
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している。 14 ている。 板の記号を追加している。 異なる。
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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
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16 注文時 注文時の確認事項 ISO 3575 15 注文時の確認事項に 変更 JISは,波板の寸法を追加している。 JISとISO規格とは,規格体系が
の確認事項 について規定して ISO 4998 ついて規定している。 異なる。
いる。
17 報告 報告について規定 − − 追加 JISは,報告を追加している。 JISでは,商習慣上,報告を行う
している。 ことがあり,規定が必要である。
附属書JA 屋根用・建築外板用 − − 追加 JISは,屋根用及び建築外板用の規特殊な用途であり,規定が必要で
(規定) の板及びコイルの 定を追加している。 ある。
表示厚さ及びめっ
きの付着量表示記
号を規定している。
附属書JB 波板の表示厚さ,め − − 追加 JISは,波板の規定を追加している。 波板はJIS独自の製品であり,規
(規定) っきの付着量表示 定が必要である。
記号及び標準寸法
を規定している。
附属書JC 蛍光X線法による 7.2.1 めっきの付着量試験 変更 JISは,めっきの付着量試験方法をJISでは,規格利用者の利便性を
(規定) オフラインめっき 方法を規定している。 この規格の中で規定しているが, 考慮し,めっきの付着量試験方法
付着量試験方法を ISO規格は,ISO 3497を引用して の規定を附属書としている。
規定している。 いる。
附属書JD 蛍光X線法による 7.2.1 めっきの付着量試験 変更 JISは,めっきの付着量試験方法をJISでは,規格利用者の利便性を
(規定) オンラインめっき 方法を規定している。 この規格の中で規定しているが, 考慮し,めっきの付着量試験方法
付着量試験方法を ISO規格は,ISO 3497を引用して の規定を附属書としている。
規定している。 いる。
附属書JE 重量法によるめっ 7.2.1 めっきの付着量試験 変更 JISは,めっきの付着量試験方法をJISでは,規格利用者の利便性を
(規定) き付着量試験方法 方法を規定している。 この規格の中で規定しているが, 考慮し,めっきの付着量試験方法
を規定している。 ISO規格は,ISO 1460を引用して の規定を附属書としている。
いる。
− − 3 用語及び定義を規定 削除 JISは,削除している。 JIS G 0203で用語を定義してい
している。 る。

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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
− − ISO 3575 10 製造初期段階で不合 削除 JISは,削除している。 引用規格JIS G 0404で規定してい
ISO 4998 格となった場合の救 る。
済処置を規定してい
る。
− − 12 立会検査を規定して 削除 JISは,削除している。 引用規格JIS G 0404で規定してい
いる。 る。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (ISO 3575:2016,ISO 4998:2014,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
G3 302 : 2019
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JIS G 3302:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3575:2016(MOD)
  • ISO 4998:2014(MOD)

JIS G 3302:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3302:2019の関連規格と引用規格一覧