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H 1632-3 : 2014
量が50 mLになったら加熱を止め,冷却管流出口の先端を少量のメタノールで洗浄し,洗液を留出液に合
わせる。
9.3 測定溶液の調製
9.2で得た溶液をメタノールで石英ガラス製ビーカー(200 mL)に洗い移し,沸騰しない程度に加熱し
てメタノールを蒸発させる。塩類を塩酸(1+1)10 mLで溶解し,常温まで冷却した後,溶液を100 mL
のポリエチレン製全量フラスコに水を用いて移し入れ,水で標線まで薄める。
9.4 検量線用溶液の調製
a) チタン[JIS H 1632-1の5.5(チタン)]1.0 gを1 mgの桁まで6個はかりとり,蒸留フラスコに移し
入れる。ピペットを用いてほう素標準液(5.9)を表2に示す量だけそれぞれの蒸留フラスコに加え,
試料と同じ試薬で,同じ方法で分解する。
b) 9.2及び9.3に従って操作し,得た溶液を検量線用溶液とする。
表2−検量線用溶液の調製
ほう素標準液(5.9) ほう素の濃度 相当する試料中の
の添加量 ほう素含有率
mL g/mL 質量分率(%)
0 a) 0 0
1.0 0.20 0.002
2.0 0.40 0.004
3.0 0.60 0.006
4.0 0.80 0.008
5.0 1.00 0.010
注a) ゼロメンバー
9.5 空試験液の調製
全試薬の同量を用いて,試料と併行して同じ操作で空試験液を調製する。
9.6 分光測定
9.6.1 装置の最適化
装置の最適化は,JIS H 1632-1の9.4.1(装置の最適化)による。ただし,装置性能基準の確認は,6.1.2
6.1.4による。
9.6.2 発光強度の測定
発光強度の測定は,JIS H 1632-1の9.4.2(発光強度の測定)による。分析線は,表1による。
9.6.3 検量線の作成
検量線の作成は,JIS H 1632-1の9.4.3(検量線の作成)による。
10 計算
計算は,JIS H 1632-1の箇条10(計算)による。
11 許容差
許容差は,表3による。
――――― [JIS H 1632-3 pdf 6] ―――――
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H 1632-3 : 2014
表3−ほう素の許容差
適用成分 定量範囲 室内再現許容差 室間再現許容差
[質量分率(%)]
ほう素 0.002以上0.010以下 logR=0.008 6×logm−2.798 9
logRw=0.165 6×logm−3.171 8
許容差計算式中のmは,許容差を求める適用成分の含有率[質量分率(%)]である。得たlogRw及びlogR
を真数にして,それぞれ室内再現許容差[質量分率(%)]及び室間再現許容差[質量分率(%)]とする。
JIS H 1632-3:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.50 : チタニウム及びチタニウム合金
JIS H 1632-3:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH1632-1:2014
- チタン―ICP発光分光分析方法―第1部:一般要求事項及び試料の分解