JIS H 4301:2009 鉛板及び硬鉛板

JIS H 4301:2009 規格概要

この規格 H4301は、医療施設,原子力施設などにおける放射線防護用及び防音用の装置,建築用及び化学工業用の装置などに用いられる圧延した鉛板及び硬鉛板について規定。

JISH4301 規格全文情報

規格番号
JIS H4301 
規格名称
鉛板及び硬鉛板
規格名称英語訳
Lead sheets and plates and hard lead sheets and plates
制定年月日
1952年3月8日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.150.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
非鉄 2021
改訂:履歴
1952-03-08 制定日, 1955-03-05 確認日, 1955-07-22 改正日, 1958-07-09 確認日, 1961-10-01 確認日, 1965-02-01 確認日, 1968-04-01 確認日, 1971-05-01 確認日, 1974-09-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1993-11-01 改正日, 1998-10-20 確認日, 2004-01-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2009-09-24 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS H 4301:2009 PDF [13]
                                                                                   H 4301 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類及び記号・・・・[1]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 化学成分・・・・[2]
  •  6 寸法及びその許容差・・・・[3]
  •  6.1 代表寸法・・・・[3]
  •  6.2 板の厚さ,幅及び長さの許容差・・・・[3]
  •  7 製造方法・・・・[5]
  •  8 分析方法・・・・[5]
  •  9 検査・・・・[5]
  •  10 表示・・・・[5]
  •  附属書A(規定)厚さ6.0 mmを超え70.0 mm以下の鉛板の厚さ,幅及び長さの代表寸法・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS H 4301 pdf 1] ―――――

H 4301 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,全国鉛管鉛板工業
協同組合及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS H 4301:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS H 4301 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
H 4301 : 2009

鉛板及び硬鉛板

Lead sheets and plates and hard lead sheets and plates

1 適用範囲

  この規格は,医療施設,原子力施設などにおける放射線防護用及び防音用の装置,建築用及び化学工業
用の装置などに用いられる圧延した鉛板及び硬鉛板(以下,板という。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 1121 鉛地金分析方法
JIS H 1123 鉛地金の光電測光法による発光分光分析方法
JIS H 1501 ホワイトメタル分析方法
JIS H 2105:1955 鉛地金
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
硬鉛板
鉛の機械的性質を高めるためにアンチモンを添加した鉛合金板。

4 種類及び記号

  板の種類及び記号は,表1とする。

――――― [JIS H 4301 pdf 3] ―――――

2
H 4301 : 2009
表1−板の種類及び記号
種類 記号 成分 適用寸法 特色(参考)
鉛板 PbP a) 純度99.9 %以上の 厚さ0.3 mm以上70.0 mm以下, 鉛は,硫酸,亜硫酸などに対する
鉛板 幅2 000 mm以下及び長さ5 000 耐食性に優れ,大気中,淡水中及
mm以下とする。 び海水中で優れた耐食性を示し,
また密度が11.34 g/cm3と高く,遮
音性及び放射線遮へい(蔽)性に
優れている。
なお,引張強さは10.5 MPa,伸
びは60 %程度である。
硬鉛板4種 HPbP4 b) アンチモンを4 % 厚さ3.0 mm以上6.0 mm以下, 常温120 ℃の使用領域において
添加した鉛合金板 幅1 000 mm以下及び長さ2 000 は,鉛合金として高強度,かつ,
硬鉛板6種 HPbP6 c) アンチモンを6 % mm以下とする。 高硬度である。硬鉛板4種の引張
添加した鉛合金板 強さは25.5 MPa,伸びは50 %程度
である。硬鉛板6種の引張強さは
28.5 MPa,伸びは50 %程度である。
注a) bは鉛,Pは板を示す。
b) は硬い,4はアンチモン %(質量分率)を示す。
c) 6はアンチモン %(質量分率)を示す。

5 品質

5.1 外観

  板の外観は,表面が平滑で割れ,膨れがなく,かつ,表面に酸化物などを介在してはならない。

5.2 化学成分

  板の化学成分は,箇条8によって試験を行い,表2及び表3による。
なお,表2については,JIS H 2105:1955の3.2(化学成分)に規定する種類のうち,特種,1種,2種及
び3種が該当する。
表2−鉛板の化学成分
単位 %(質量分率)
種類 記号 化学成分
Pb Sb Sn Cu Ag a) As a) Zn a) Fe a) Bi a)
鉛板 PbP 99.9以上 合計0.10以下
注記 Pbの含有率は,不純物 (Sb,Sn,Cu,Ag,As,Zn,Fe,Bi) の合計値を100 %から差し引いた数値と
する。
注a) これらの元素の分析は,注文者の指定がない場合は行わない。
表3−硬鉛板4種及び6種の化学成分
単位 %(質量分率)
種類 記号 化学成分
Pb Sb Sn Cu Ag a) As a) Zn a) Fe a) Bi a)
硬鉛板4種 HPbP4 95.1以上 3.504.50 合計0.40以下
硬鉛板6種 HPbP6 93.1以上 5.506.50
注記 Pbの含有率は,Sbの化学成分値及び不純物 (Sn,Cu,Ag,As,Zn,Fe,Bi) の合計値を100 %から
差し引いた数値とする。
注a) これらの元素の分析は,注文者の指定がない場合は行わない。

――――― [JIS H 4301 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
H 4301 : 2009

6 寸法及びその許容差

6.1 代表寸法

  厚さ0.3 mm以上6.0 mm以下の鉛板並びに硬鉛板4種及び6種の代表寸法は,表4及び表5による。参
考までに代表寸法における1枚の質量を,表4及び表5に記載する。また,附属書Aに,厚さ6.0 mmを
超え70.0 mm以下の鉛板の厚さ,幅及び長さの代表寸法,及び参考までに代表寸法における1枚の質量を
記載する。ただし,注文品の厚さ,幅及び長さは,受渡当事者間の協定による。
表4−厚さ0.3 mm以上6.0 mm以下の鉛板の代表寸法
幅×長さ mm
厚さ mm 910×1 820 1 000×2 000 2 000×5 000
1枚の質量a) g(参考)
0.3 5.63 6.80 −
0.5 9.39 11.3 −
0.7 13.1 15.9 −
0.9 16.9 20.4 −
1.0 18.8 22.7 113
1.5 28.2 34.0 170
2.0 37.6 45.4 227
2.5 47.0 56.7 284
3.0 56.3 68.0 340
4.0 − 90.7 454
5.0 − 113 567
6.0 − 136 680
注a) 1枚の質量は,密度を11.34 g/cm3として算出し,JIS Z 8401
によって有効数字3けたの数値に丸める。
表5−硬鉛板4種及び6種の代表寸法
1枚の質量a) g(参考)
厚さ mm 幅×長さ mm
HPbP4 HPbP6
3.0 1 000×2 000 66.2 65.2
4.0 88.2 87.0
5.0 110 109
6.0 132 130
注a) 1枚の質量は,次の密度から算出し,JIS Z 8401によって有効
数字3けたの数値に丸める。
HPbP4 : 11.03 g/cm3,HPbP6 : 10.87 g/cm3

6.2 板の厚さ,幅及び長さの許容差

  板の厚さ,幅及び長さの許容差は,表6表9による。ただし,代表寸法以外の板の厚さ,幅及び長さ
の許容差は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS H 4301 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS H 4301:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS H 4301:2009の関連規格と引用規格一覧