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K 2247-4 : 2022
表1−基本的な機能要件(続き)
No. 特性 要件 補足事項
5 給水時のエア抜き性 車載AUS 32タンクは,エア抜き機能をも −
たなければならない。
6 使用温度範囲 −30 ℃+80 ℃ : 車載給水システムの場
特定の地域において,規定の温度
合。 範囲では不十分又は過度な場合が
ある。このような場合は,この地
−20 ℃+40 ℃ : 定置形給水システムの
場合。 域を代表する使用温度範囲に広げ
る又は狭めてもよい。
7 AUS 32の燃料タンクへの誤 80 mL/回以下a)。 4.5に規定するマグネットスイッ
給水 4.5に規定するマグネットスイッチ又は同
チ又は同等機能をもつ装置を備え
ている給水ノズルは,誤給水を防
等機能をもつ装置を備えていない給水ノ
ぐ。
ズルによる定置形給水システムは,作業者
が視認できる位置にAUS 32であることを
表示b)しなければならない。
8 燃料の車載AUS 32タンクへ 4.3に規定するインレットアダプ
車載AUS 32タンクへの軽油又はガソリン
の誤給油 の給油を防ぐ機能c)をもたなければならな
タの内径は,軽油又はガソリンの
い。 給油ノズルの挿入を防ぐ。
9 材料 JIS K 2247-3に従った適切な材料
AUS 32と直接接触する材料は,使用装置
を選定することが望ましい。
の腐食及びAUS 32への不純物混入を防ぐ
ため,AUS 32との適合性をもっていなけ
ればならない。
10 AUS 32の凍結 AUS 32は,−11.5 ℃で凍結し,体
使用温度範囲を考慮して,給水所における
積が約7 %増加する。
凍結防止対策を講じる。車両部品は,使用
温度範囲を考慮して,凍結及び解凍に対応
した設計をしなければならない。
11 清浄度 車載及び定置形給水システムの部品の −
AUS32に直接接する全ての表面は,JIS K
2247-3に基づき,異物(燃料,オイル,グ
リース,洗剤,ほこり,その他の物質など)
があってはならない。
車載給水システムの部品の清浄度レベル
は,最新技術に応じて,受渡当事者間で合
意しなければならない。
12 信頼性及び耐久性 使用者の不適切な使用又は事故に
フィラネック,インレットアダプタ及びフ
よる機能の喪失及び損傷は,除外
ィラキャップは,車両の使用期間の間,整
する。
備,調整又は交換をすることなく十分に機
能するように,設計及び製造しなければな
らない。
13 結晶化d) 結晶化を予防することが望ましい。 空気との接触を最小限にすること
が望ましい。
14 表示d) ISO 2575又はこれに相当する国家規格に
フィラキャップの色は,青が望ま
規定する識別記号を使用する。 しい。
注a) 4.5に規定するマグネットスイッチ又はこれと同等機能をもつ装置を備えている給水ノズルに適用する。燃
料タンクに給水操作をしたときに,ノズル先端から出るAUS 32の量を示す。
注b) 例えば,JIS K 2247-1に規定する表示,尿素水,尿素水溶液又は典型的な商品名。
注c) 車載AUS 32タンク又はその周囲で,作業者が視認できる位置へのAUS 32であることを示す表示は,機能
に含めるものとする。
注d) 推奨項目とする。
――――― [JIS K 2247 pdf 6] ―――――
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4.2 フィラネック
インレットアダプタを取り付けたフィラネックは,車両製造業者又は許可された者が,インレットアダ
プタを取付け又は取外し可能な構造とする。フィラネックの詳細寸法は,図1及び表2による。
車両におけるフィラネックの幾何学的配置及び方向性は,給水ノズルの適切な利用に必要な自由空間
(4.6参照)及びフィラネックまでの給水ノズルの移動経路を考慮し,車両製造業者によって規定すること
が望ましい。
記号説明
1 : アッパサポートa)
注a) インレットアダプタの取付けに使用する。
図1−フィラネック
表2−フィラネック寸法
記号 項目 寸法
フィラネック入口の内径
φA ≧39.5 mm
又はアッパサポート上面の外寸径
φB アッパサポートの内寸径 ≧37 mm
C アッパサポート上面の深さ ≦48 mm
D ≧30°b)
水平面からのフィラネック角度a)
E ≦90°
注a) こぼれ量を最小限にするため,50°以上,90°以下の角度が望ましい(表1参照)。
注b) 車両の設計上の制約があり,設計者が30°未満の角度を選択した場合,こぼれ量が増加し,表1に規定す
る値を超えることがある。また,給水ノズルの機能が制限されることがある。
4.3 インレットアダプタ
インレットアダプタは,フィラネックに内蔵されるように設計しなければならない。インレットアダプ
タの内径は,外径が20.0 mm以上のノズル注入口をインレットアダプタに挿入できない大きさとする。
――――― [JIS K 2247 pdf 7] ―――――
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インレットアダプタは,図2に示すように,表3に規定する特性をもつマグネットリングを備えていな
ければならない。
単位 mm
記号説明
1 : フィラネック
2 : インレットアダプタ
3 : マグネットリング
注記 60°のテーパ加工部のエッジを表す線が対応国際規格の図から欠落しているため,追加した。
図2−インレットアダプタ
表3−マグネットリング特性
項目 要件
外径 34 mm
寸法 内径 24 mm
高さ 10 mm
材料 ネオジム−鉄−ほう素(NdFeB)
残留磁束密度 1.2 T1.3 T
磁気特性
保磁力 800 kA/m900 kA/m
磁極の向き N極はAUS 32タンクの外側に向ける。
4.4 フィラキャップ
フィラキャップは,AUS 32を密閉できなければならない。
――――― [JIS K 2247 pdf 8] ―――――
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フィラキャップの表示及び色は,表1に規定するものであることが望ましい。
4.5 給水ノズル
ノズル注入口は,外径19 mm±0.25 mm及び長さ70 mm±2 mmの円筒形でなければならない(図3参
照)。
ノズル注入口は,インレットアダプタのマグネットリングと相互作用するマグネットスイッチ又はこれ
と同等の機能をもつ装置を備え,誤って給水ノズルを燃料タンク又は他の液体容器に挿入した場合,マグ
ネットスイッチ又はこれと同等の機能をもつ装置が誤給水を防止することが望ましい(図4参照)。
マグネットスイッチ又はこれと同等の機能をもつ装置を備えている給水ノズルによる定置形給水システ
ムは,4.3に規定するインレットアダプタを備えていないAUS 32タンクにも給水できる機能をもっていな
ければならない。
単位 mm
図3−ノズル注入口
――――― [JIS K 2247 pdf 9] ―――――
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単位 mm
記号説明
1 : フィラネック
2 : インレットアダプタ
3 : マグネットスイッチ
図4−インレットアダプタに挿入されたマグネットスイッチ付きノズル注入口の位置
4.6 給水時の最小自由空間
車両及び車体製造業者は,ノズル注入口のフィラネックへの挿入及び取外しのため,給水ノズルがフィ
ラネックへ自由に接近できるように,図5及び図6に規定する空間を確保し,部品による妨害がないよう
にする。また,車両及び車体製造業者は,フィラネックまでの給水ノズルの移動経路も確保しなければな
らない。
図6に規定する寸法は,次の要因を考慮している。
− 様々な給水ノズルの形状
− 給水ノズルの挿入及び取外しに必要な最小空間(給水ノズル挿入に伴う移動量は72 mm)
− 作業者の手
給水ノズルの製造業者は,ノズル注入口の挿入及び取外しのために必要な空間が,図5及び図6に規定
する空間を超えないように,注意しなければならない。
――――― [JIS K 2247 pdf 10] ―――――
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JIS K 2247-4:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22241-4:2019(MOD)
JIS K 2247-4:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.50 : 交通機関からの排気ガス
JIS K 2247-4:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD0101:1993
- 自動車の種類に関する用語
- JISK2247-1:2009
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32―第1部:品質要件
- JISK2247-1:2021
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32-第1部:品質要件
- JISK2247-3:2011
- ディーゼル機関―NOx還元剤 AUS 32―第3部:取扱い,輸送及び貯蔵
- JISK2247-3:2021
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32-第3部:取扱い,輸送及び貯蔵