23
K 6251 : 2017
X Tb×Eb(MPa・%)
Y 標線間の外側で切断する試験片の割合(%)
1 ダンベル状3号形試験片
2 ダンベル状5号形試験片
3 ダンベル状6号形試験片
図B.2−標線間の外側で切断した試験片の割合と引張エネルギーとの関係(Tb×Eb)
引張エネルギーの値が増加するにつれて,標線間の外側で切断する試験片の割合が増加した。引張エネ
ルギーの値が20 000 MPa・%以下では,約8割のダンベル状3号形試験片が標線間の内側で切断した。
B.4 有限要素法による解析
一部の試験片に対して有限要素法(FEM)で解析した。応力分布を図B.3に示す。
応力分布解析から,最も応力の高い領域は,ダンベル状5号形試験片及びダンベル状6号形試験片では,
試験片の端面近傍にあることを示している。この観察は,B.3で示す引張試験の結果と一致する。
一方,ダンベル状3号形試験片では,端面近傍の応力は,中央部と同等のレベルであり,ダンベル状3
号形試験片では,かなり均一な応力分布であることを意味している。
――――― [JIS K 6251 pdf 26] ―――――
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K 6251 : 2017
小
↑
応力
a) ダンベル状3号形試験片 ↓
大
b) ダンベル状5号形試験片
c) ダンベル状6号形試験片
図B.3−有限要素法によって得られた応力分布の例
参考文献 [1] ISO/TR 9272,Rubber and rubber products - Determination of precision for test method standards
[2] JIS Z 8402-3 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第3部 : 標準測定方法の
中間精度
注記 対応国際規格 : ISO 5725-3,Accuracy (trueness and precision) f measurement methods
and results−Part 3: Intermediate measures of the precision of a standard measurement
method
――――― [JIS K 6251 pdf 27] ―――――
25
K 6251 : 2017
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS K 6251:2017 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方 ISO 37:2011,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tensile stress-strain
properties
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 3 追加 JIS K 6200を追加した。 分かりやすくするために追加し
定義 た。技術的な差異はない。
6 試験片 6.1試験片の選択 6 追加 ダンベル状1号形及びダンベル状2 他のJISに引用されているため,
号形の規定を追加した。 旧規格を踏襲して追加した。
6.2 ダンベル状試験 追加 ダンベル状試験片の形状及び呼び
片 寸法を追加した。
6.3 リング状試験片 追加 リング状試験片の形状及び呼び寸
法を追加した。
- 7 試験装置・・・・[7]
7.4 引張試験機 変更 1級以上の精度をもつ試験機に変更ISOに提案する。
した。
追加 7.4.2として,つかみ具の説明を追理解を助けるために追加した。技
加した。 術的な差異はない。
7.5 リング状試験片 変更 図8の表示方法が不適切なため,プ図の変更及び寸法の変更を,ISO
取付けジグ ーリの径が溝底間の間隔になるよ に提案する。
うに,かつ,プーリ同士が接触しな
いように図を変更した。また,プー
リ径及び溝寸法も変更した。
K6
9 試験片の 9.3 試験片の選別 9 追加 試験片の選別方法に関する規定を JISとして必要なため。
251
採取・作製 追加した。
: 2017
3
――――― [JIS K 6251 pdf 28] ―――――
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K 6251 : 2017
K6
3
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
2
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
51 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
17
13 試験手 13.1 ダンベル状試 13 追加 ダンベル状1号形及びダンベル状2 他のJISに引用されているため,
順 験片 号形の規定を追加した。 旧規格を踏襲して追加した。
変更 精度を±1 %に変更した。 ISOに提案する。
13.3 引張強さ,切断 追加 JISの規定として追加した。 ISOに提案する。
時引張強さ及び切
断時伸びを求める
ための測定
13.4 所定伸びにお 追加 JISの規定として追加した。 ISOに提案する。
ける引張応力を求
めるための測定
13.5 降伏点引張応 追加 JISの規定として追加した。 ISOに提案する。
力及び降伏点伸び
を求めるための測
定
15 結果の 15.1 ダンベル状試 15 追加 所定伸びでの引張応力を測定する 理解を助けるために追加した。技
計算 験片 術的な差異はない。
際の,標線間距離の算出式を追加し
た。
変更 所定伸びから求める特性の記号の 理解を助けるために変更した。技
小文字を,eとした。 術的な差異はない。
15.2 リング状試験 15 変更 所定伸びから求める特性の記号の 理解を助けるために変更した。技
片 小文字を,eとした。 術的な差異はない。
16 結果の 16 追加 数値の丸め方を追加した。 JISとして必要なため。
表記
18 試験報 18 追加 その他必要事項を追加した。 JISとして必要なため。
告書
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 37:2011,MOD
――――― [JIS K 6251 pdf 29] ―――――
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K 6251 : 2017
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
K6 251 : 2017
3
JIS K 6251:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 37:2011(MOD)
JIS K 6251:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6251:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6272:2003
- ゴム―引張,曲げ及び圧縮試験機(定速)―仕様
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方