JIS K 6377-8:2022 コンベヤゴムベルト―剥離試験方法 | ページ 2

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K 6377-8 : 2022
二つ目の長さ方向の試験片では,上面カバーゴム側の1層目と2層目とから開始して,1回目の試験で
離していない各層間の離力を測定する。
幅方向の試験片で試験を実施する場合も,同じ方法で試験を実施する。
記号説明
1 上面カバーゴム
2 下面カバーゴム
図2−B法における各層間離の順序(5プライベルトの場合)

――――― [JIS K 6377 pdf 6] ―――――

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8 試験結果のまとめ方

8.1 ベルトの長さ方向試験片

  試験で得られた離力の試験結果は,JIS K 6274のE法によってまとめる。
ただし,平均離強さ(N/mm)は,平均離力(N)を試験片の公称幅(25 mm)で除し,JIS Z 8401の
規則Bによって丸めの幅0.1で表す。また,最小離強さ(N/mm)は,最小離力(N)を試験片の公称
幅(25 mm)で除し,JIS Z 8401の規則Bによって丸めの幅0.1で表す。

8.2 ベルトの幅方向試験片

  ベルトの幅方向試験片に対する試験を実施した場合は,7.1に従って離強さを算出する。

9 結果の表示

  試験結果には,次の項目を表示する。
a) 規格番号
b) ベルトの識別情報
c) ベルト製造日から試験片準備までの期間
d) 状態調節,並びに試験時の温度及び時間
e) 試験方法(A法又はB法)
f) 平均離強さ
· 上面カバーゴム−布層間
· 各布層間
· 下面カバーゴム−布層間
g) 最小離強さ
· 上面カバーゴム−布層間
· 各布層間
· 下面カバーゴム−布層間
h) 測定年月日

――――― [JIS K 6377 pdf 7] ―――――

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS K 6377-8 ISO 252:2007,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に
応する箇 価 対する今後の対策
条番号
  •  1 適用範囲・・・・[1]
           削除      JISには100 N/mm,125 N/mmを含んでいる国内の事情による。
ため,“160 N/mm未満を除く”を削除した。
3 用語及び 追加 用語及び定義の箇条を追加した。 JISとして必要なため,
定義 追加した。
6.1 状態調 5.5 変更 ISO規格で規定された調節時間を確保する国内の事情による。
節 ことは困難と判断したため,試験片の状態
調節の時間を変更した。
6.4 形状及 5.2 削除 ISOでは離時につかむ両端部の位置関係 次回ISO規格改訂時に
び寸法 を規定しているが,ISOで規定されたよう変更を提案する。
な位置関係に制御することは困難と判断
し,JISでは削除した。
7 試験の手 6 変更 離範囲は長さによって規定しない方がよ 次回ISO規格改訂時に
順 いと判断したため,JISでは,A法及びB法変更を提案する。
のいずれも,離力の極大値が8点以上得
られる範囲とした。
6 削除 ISOではゴム破壊以外の層間を正常として次回ISO規格改訂時に
変更を提案する。
いないが,JISではこの状態も正常な測定結
果として採用するため,ISO規格にある
離面の状態に関する規定をJISでは削除し
た。
8 試験結果 7 追加 国内の事情による。
試験結果の丸め方として,JIS Z 8401を引用
のまとめ方 した。
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。

JIS K 6377-8:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 252:2007(MOD)

JIS K 6377-8:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6377-8:2022の関連規格と引用規格一覧