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K 6378-4 : 2022
記号説明
1 : 黄銅(真ちゅう)電極(+)
2 : 黄銅(真ちゅう)電極(−)
3 : 試験片
4 : 絶縁板
図1−表面電気抵抗ROA測定装置の例
5.3 試験片
5.3.1 一般事項
試験片は,製造後5日以上経過した未使用品とする。なお,試験片の測定面には,汚れ及びきずがあっ
てはならない。
5.3.2 形状及び寸法
試験片の形状及び寸法は,一辺が300 mmの正方形とする。
5.3.3 採取方法
試験片は,図2に示す位置から3個採取する。ただし,ベルトの幅方向から3個採取できない場合は,
長さ方向にずらして採取する。
――――― [JIS K 6378 pdf 6] ―――――
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K 6378-4 : 2022
単位 mm
記号説明
b : ベルトの幅
図2−試験片の採取位置
5.4 状態調節
試験片は,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%で,24時間以上状態調節を行う。ただし,吸湿性が
高い綿及びポリアミドを用いたベルトは,48時間以上状態調節を行う。
5.5 試験環境
試験環境は,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%とする。
5.6 導電剤
導電剤は,試験片と電極との接触を良くするために用いてもよい。
導電剤の表面電気抵抗率は,104 Ω以下とする。導電剤には,ゼリー又は導電性銀塗料を用いる。
導電剤にゼリーを使用する場合は,次のように行う。
a) 試験片の表面が平滑な場合には,導電剤は,清浄にした電極の接触面に塗布する。
b) 試験片の表面が,平滑ではない場合には,電極と同じ形状になるように試験片の接触面に塗布する。
c) 塗布後直ちに試験を行う。
注記 ゼリーの組成は,次のものが適している。
− 分子量600の無水ポリエチレングリコール : 800(質量)
−水 : 200(質量)
− 塩化カリウム : 10(質量)
− 軟石けん(カリ石けん) : 1(質量)
導電剤に導電性銀塗料を使用する場合は,試験片の表面形状にかかわらず,電極と同じ形状になるよう
に試験片の接触面に塗布し,溶剤が蒸発した後に試験を行う。
――――― [JIS K 6378 pdf 7] ―――――
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K 6378-4 : 2022
5.7 手順
手順は,次による。
a) 試験室の温度及び相対湿度を測定する。
b) 試験片を適切な方法で清浄にする。
c) 測定面を上にして試験片を置く。
d) 5.6に従って導電剤を塗布する。
e) 電極を試験片の上に置く。
f) 電極に電圧を印加する。過電圧による帯電防止層の損傷を防止するため低い電圧から始める。
g) 抵抗値が,最初に読み取れたときの電圧を1分間保持し,そのときの電圧及び抵抗値を記録する。
5.8 試験結果のまとめ方
試験結果は,3個の試験片の値及びその平均値とする。
5.9 試験報告書
試験報告書には,少なくとも次の事項を,記載する。
a) 試験したベルトの材質名称及び製造年月日
b) この規格の番号
c) 試験室の温度及び相対湿度
d) 試験片の状態調節の時間
e) 塗布した導電剤(塗布した場合)
f) 電極に印加した電圧
g) 試験結果
h) 試験年月日
i) その他特記事項
6 表面電気抵抗B法
6.1 適用するベルト
ベルトの表面が電気的に変化する特性をもつもの。特に長さ方向に導電性の繊維をもつ帆布がベルト表
面に露出しているベルトに適用する。
6.2 装置
装置は,次による。装置の例を,図3に示す。
6.2.1 接地板 絶縁板と同じ又はそれ以上の寸法のもの
6.2.2 絶縁板 600 mm×200 mm×20 mmの寸法のもの
6.2.3 黄銅(真ちゅう)電極 試験片との接触領域が,100 mm×10 mmのもの
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K 6378-4 : 2022
6.2.4 絶縁抵抗計 1010 Ωまで測定できる±5 %の精度のもの
6.2.5 直流電源 500 Vまで調整可能で10 mAを超えないもの
注記 電源は,蓄電池又はAC電源を整流して安定した電源(ACアダプタ)のいずれでもよい。
単位 mm
記号説明
1 : 接地板
2 : 絶縁板
3 : 黄銅(真ちゅう)電極
4 : 接続端子
5 : 電極固定具
6 : 試験片
図3−表面電気抵抗ROB測定装置の例
6.3 試験片
6.3.1 一般事項
試験片は,製造後5日以上経過した未使用品とする。なお,試験片の測定面には,汚れ及びきずがあっ
てはならない。
――――― [JIS K 6378 pdf 9] ―――――
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K 6378-4 : 2022
6.3.2 形状及び寸法
試験片の形状及び寸法は,100 mm×500 mmの短冊状とする。
6.3.3 採取方法
ベルトの長さ方向の試験片は,図4 a)に示す位置から3個採取する。ベルトの幅方向の試験片は,図4
b)に示す位置から3個採取する。ただし,ベルトの幅方向から3個採取できない場合は,長さ方向にずら
して採取する。
単位 mm
a) ベルトの長さ方向の試験片の採取位置
b) ベルトの幅方向の試験片の採取位置
記号説明
b : ベルトの幅
図4−試験片の採取位置
6.4 状態調節
試験片は,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%で,24時間以上状態調節を行う。ただし,吸湿性が
高い綿及びポリアミドを用いたベルトは,48時間以上状態調節を行う。
――――― [JIS K 6378 pdf 10] ―――――
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JIS K 6378-4:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 21178:2020(MOD)