この規格ページの目次
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K 6378-4 : 2022
6.5 試験環境
試験環境は,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%とする。
6.6 導電剤
5.6による。
6.7 手順
手順は,次による。
a) 試験室の温度及び相対湿度を測定する。
b) 試験片を適切な方法で清浄にする。
c) 測定面を上にして試験片を置く。
d) 5.6に従って導電剤を塗布する。
e) 電極を試験片の上に置く。
f) 電極に電圧を印加する。過電圧による帯電防止層の損傷を防止するため低い電圧から始める。
g) 抵抗値が,最初に読み取れたときの電圧を1分間保持し,そのときの電圧及び抵抗値を記録する。
6.8 試験結果のまとめ方
試験結果は,ベルトの長さ方向及び幅方向でそれぞれ採取した3個の試験片の値及びその平均値とする。
6.9 試験報告書
試験報告書には,少なくとも次の事項を,記載する。
a) 試験したベルトの材質名称及び製造年月日
b) この規格の番号
c) 試験室の温度及び相対湿度
d) 試験片の状態調節の時間
e) 塗布した導電剤(塗布した場合)
f) 電極に印加した電圧
g) 試験結果
h) 試験年月日
i) その他特記事項
7 表面電気抵抗率
7.1 適用するベルト
表面電気抵抗率の測定方法は,ベルト表面が平滑で電気的に等方のベルトに適用する。
7.2 装置
装置は,次による。装置の例を,図5に示す。
――――― [JIS K 6378 pdf 11] ―――――
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K 6378-4 : 2022
7.2.1 黄銅(真ちゅう)電極 次の寸法及び形状のもの
a) 電極(+) d1 : φ50 mm
b) 電極(−) d2 : φ60 mm,d3 : φ80 mm
7.2.2 接地板 試験片よりも大きい寸法のもの
7.2.3 絶縁抵抗計 1010 Ωまで測定できる±5 %の精度のもの
7.2.4 直流電源 500 Vまで調整可能で10 mAを超えないもの
注記 電源は,蓄電池又はAC電源を整流して安定した電源(ACアダプタ)のいずれでもよい。
記号説明
1 : 黄銅(真ちゅう)電極(+)
2 : 黄銅(真ちゅう)電極(−)
3 : 試験片
4 : 接地板
図5−表面電気抵抗ROG測定装置の例
――――― [JIS K 6378 pdf 12] ―――――
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K 6378-4 : 2022
7.3 試験片
7.3.1 一般事項
試験片は,製造後5日以上経過した未使用品とする。なお,試験片の測定面には,汚れ及びきずがあっ
てはならない。
7.3.2 形状及び寸法
試験片の形状及び寸法は,一辺が120 mmの正方形とする。
7.3.3 採取方法
試験片は,図6に示す位置から3個採取する。ただし,ベルトの幅方向から3個採取できない場合は,
長さ方向にずらして採取する。
単位 mm
記号説明
b : ベルトの幅
図6−試験片の採取位置
7.4 状態調節
試験片は,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%で,24時間以上状態調節を行う。ただし,吸湿性が
高い綿及びポリアミドを用いたベルトは,48時間以上状態調節を行う。
7.5 試験環境
試験環境は,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%とする。
7.6 導電剤
5.6による。
7.7 手順
手順は,次による。
a) 試験室の温度及び相対湿度を測定する。
――――― [JIS K 6378 pdf 13] ―――――
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K 6378-4 : 2022
b) 試験片を適切な方法で清浄にする。
c) 測定面を上にして試験片を置く。
d) 5.6に従って導電剤を塗布する。
e) 電極を試験片の上に置く。
f) 電極に電圧を印加する。過電圧による帯電防止層の損傷を防止するため低い電圧から始める。
g) 抵抗値が,最初に読み取れたときの電圧を1分間保持し,そのときの電圧及び抵抗値ROGを記録する。
7.8 試験結果のまとめ方
表面電気抵抗率ρSは,測定した表面電気抵抗ROGを用いて,次の式によって求める。
dm π
ρS ROG
g
ここで, d1 d2
dm 55mm
2
d2 d1
g 5mm
2
試験結果は,3個の試験片の値及びその平均値とする。
7.9 試験報告書
試験報告書には,少なくとも次の事項を,記載する。
a) 試験したベルトの材質名称及び製造年月日
b) この規格の番号
c) 試験室の温度及び相対湿度
d) 試験片の状態調節の時間
e) 塗布した導電剤(塗布した場合)
f) 電極に印加した電圧
g) 試験結果
h) 試験年月日
i) その他特記事項
――――― [JIS K 6378 pdf 14] ―――――
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K 6378-4 : 2022
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS K 6378-4 ISO 21178:2020,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際規 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異e) JISと対応国際規格
条番号 格の対応す との評 の内容及び理由 との技術的差異に
る箇条番号 価 対する今後の対策
- 1 適用範囲・・・・[1]
変更 ISO規格では,体積電気抵抗及び表面電 −
気抵抗を規定しているが,JISでは,表
面電気抵抗だけを規定し,体積電気抵抗
は,別規格とすることとした。
5.5 試験環 − 追加 試験環境を明確にするため追加した。ISOへ提案を検討する。
境
6.5 試験環 − 追加 試験環境を明確にするため追加した。ISOへ提案を検討する。
境
7.5 試験環 − 追加 試験環境を明確にするため追加した。ISOへ提案を検討する。
境
− 削除
7 Electrical volume 体積電気抵抗を別規格とするとしたの −
resistances で削除した。
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。
JIS K 6378-4:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 21178:2020(MOD)