JIS K 6783:1994 農業用エチレン・酢酸ビニル樹脂フィルム

JIS K 6783:1994 規格概要

この規格 K6783は、農業に用いるエチレン・酢酸ビニル樹脂フィルムについて規定。

JISK6783 規格全文情報

規格番号
JIS K6783 
規格名称
農業用エチレン・酢酸ビニル樹脂フィルム
規格名称英語訳
Ethylene/vinyl acetate copolymer films for agriculture
制定年月日
1984年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1984-03-01 制定日, 1989-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 1999-08-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 6783:1994 PDF [8]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6783-1994

農業用エチレン・酢酸ビニル樹脂フィルム

Ethylene/vinyl acetate copolymer films for agriculture

1. 適用範囲 この規格は,主として農業に用いるエチレン・酢酸ビニル樹脂(1)フィルム(以下,フィル
ムという。)について規定する。
注(1) ここでいうエチレン・酢酸ビニル樹脂とは,JIS K 6731の2.(種類)に規定する2種1類及び2種2
類であって,特に酢酸ビニル含量が15±1.5質量%のものをいう。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7753 サンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験機
JIS K 6731 エチレン・酢酸ビニル樹脂
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. 種類 フィルムの種類は,表1のとおりとする。
表1
種類 厚さ
mm
1種 0.1
2種 0.075
3種 0.05
3. 品質 フィルムは,6.によって試験し,表2の規定に適合しなければならない。
表2
試験項目 品質 適用箇条
1種 2種 3種
外観 使用上有害でない箇所が10個以下のこと。 6.3
6.5
引張切断強さ N [{kgf}] 20.6 [{2.1}] 以上 14.7 [{1.5}] 以上 10.8 [{1.1}] 以上
伸び % 450以上 400以上 270以上 6.5
引裂強さ 6.6
N [{kgf}] 5.9 [{0.60}] 以上 3.9 [{0.40}] 以上 2.6 [{0.27}] 以上
耐寒性(低温伸び) % 360以上 320以上 220以上 6.7
耐候性(伸びの残率) % 50以上 6.8

――――― [JIS K 6783 pdf 1] ―――――

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K 6783-1994
4. 寸法
4.1 幅及び長さ フィルムの幅,長さ及びそれらの許容差は,原則として表3の規定に適合しなければ
ならない。
表3
幅 幅の許容差 長さ 長さの許容差
cm m
185 マイナスを認めない。100 マイナスを認めない。
200
230
270
300
370
460
540
600
4.2 厚さ フィルムの厚さ,厚さの差及び平均厚さの差は,6.4によって試験し,表4に適合しなければ
ならない。
表4
種類 1種 2種 3種
厚さ mm 0.1 0.075 0.05
厚さの差の許容範囲 % 幅270cm以下のもの ±18 ±25 ±30
幅270cmを超えるもの ±25 ±30 ±35
% 幅270cm以下のもの
平均厚さの差の許容範囲 ±10
幅270cmを超えるもの ±15
5. 材料及び製造方法 フィルムは,エチレン・酢酸ビニル樹脂を主体として,インフレーション法又は
Tダイ法によって,膜状に成形する。
6. 試験方法
6.1 試料及び試験片の採取方法
6.1.1 試料の採取方法 試料の採取方法は,次のとおり行い,採取した試料ごとに,縦方向(2)を示すマー
クを付けておく。
注(2) 縦方向とは,フィルムの成形加工の方向をいう。
(1) 試験用試料 試験用試料は巻き上がりのフィルムの端末から縦方向に,長さ約2mを切り取る。次に
幅方向の両端約20cmを除き,これを図1(a)に示すとおり上部,中央部及び下部に分けて,合計9個
の試験片用試料及び3個の厚さ測定用試料を採取する。
(2) 低温伸び及び耐候性試験用試料 試験用試料は巻き上がりフィルムの端末から縦方向に,長さ約60cm
を切り取る。その中央部から図1(b)に示すように低温伸び及び耐候性試験用試料をそれぞれ1個ずつ
採取する。

――――― [JIS K 6783 pdf 2] ―――――

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K 6783-1994
図1 試料の採取方法
6.1.2 試験片の採取方法
(1) 6.1.1(1)によって採取した9個の試験片用試料から図2を参考にして,試験片を採取する。引張切断強
さ,伸び及び引裂強さ試験片の寸法は,それぞれ図3及び図4による。
(2) 6.1.1(2)によって採取した低温伸び及び耐候性試験用試料から図3に示す低温伸び試験片及び耐候性
(照射用)試験片(長さ約200mm×幅約70mm)を縦方向に採取する。

――――― [JIS K 6783 pdf 3] ―――――

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K 6783-1994
図2 試料から試験片の採取例
図3 引張切断強さ,伸び,低温伸び及び耐候性試験片の寸法

――――― [JIS K 6783 pdf 4] ―――――

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K 6783-1994
図4 引裂強さ試験片の寸法
6.2 試験場所の条件 厚さ,引張切断強さ,伸び及び引裂強さの試験温度は,23±2℃とし,これらの試
験片は,この温度に1時間以上放置後,試験を行う。
6.3 外観 6.1.1(1)によって採取した9個の外観試験片について精密に泡,むら,しわ,フィッシュアイ,
異物,ピンホールなどの存在個数を肉眼によって調べ,平均個数を求める。
6.4 厚さ 6.1.1(1)によって採取した3個の厚さ測定用試料のそれぞれの幅方向に等分した5か所につい
て,ダイヤルゲージ(3)を用いて厚さを0.001mmまで測定する。全測定値から最大厚さ,最小厚さ及び平均
厚さを求め,次の式によって厚さの差及び平均厚さの差を求める。
d0
dmax (又はdmin )
厚さの差(%) = 100
d0
dav d0
平均厚さの差(%) = 100
d0
ここに, dmax(又はdmin) : 最大厚さ(又は最小厚さ) (mm)
dav : 平均厚さ(全数平均値) (mm)
d0 : 厚さ(規定値) (mm)
注(3) ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定されているもの(測定範囲2mmのもの)で,そのスピン
ドルの測定子は,直径5±0.01mmの平滑円形の測定面をもち,かつ,アンビルは,直径が30mm
以上の平滑面からできたものを用いる。アンビルは垂直で,ダイヤル径は50mm以上で,0.001mm
まで読める目盛をもち,加圧荷重は,1.22±0.14N [{125±15gf}] とする。この測定器は,あらか
じめ標準鋼製ゲージによって検定し,補正を行う。
6.5 引張切断強さ及び伸び 6.1.2(1)の試験片を引張試験機(4)に正しく取り付け,試験速度毎分500±
50mmで引っ張り,試験片が切断したときの最大荷重と標線間距離を読み取る。標線外切断の試験片は,
予備試験片を補充することができる。各試験片の伸びを,次の式によって算出する。
L1 L0
L= 100
L0
ここに, L : 伸び (%)
L0 : 始めの標線間距離 (mm)
L1 : 切断時の標線間距離 (mm)
縦・横別々に9個の測定値のうち最大値及び最小値側からそれぞれ2個の値を除き,残り5個の測定値

――――― [JIS K 6783 pdf 5] ―――――

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JIS K 6783:1994の国際規格 ICS 分類一覧

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