JIS K 6787:2004 水道用架橋ポリエチレン管

JIS K 6787:2004 規格概要

この規格 K6787は、使用圧力0.75MPa以下の,水道の屋内配管に使用する架橋ポリエチレン管について規定。JIS K 6769による。

JISK6787 規格全文情報

規格番号
JIS K6787 
規格名称
水道用架橋ポリエチレン管
規格名称英語訳
Crosslinked polyethylene (PE-X) pipes for water supply
制定年月日
1997年9月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 15875-2:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

23.040.20, 83.140.30, 91.140.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1997-09-20 制定日, 2002-01-20 確認日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2009-03-20 改正日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 6787:2004 PDF [26]
                                                                                   K 6787 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,架橋ポリエチレン
管工業会(JXPA)/日本プラスチック工業連盟(JPIF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具
して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申し出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改
正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6787:1997は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 15875-2:2003,Plastics piping systems
for hot and cold water installations−Crosslinked polyethylene (PE-X)−Part 2: Pipesを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS K 6787には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定)水道用架橋ポリエチレン管の成形材料
附属書2(規定)水道用架橋ポリエチレン管の引張試験方法
附属書3(規定)水道用架橋ポリエチレン管の熱間内圧クリープ試験方法
附属書4(規定)水道用架橋ポリエチレン管の浸出試験方法
附属書5(規定)水道用架橋ポリエチレン管の塩素水試験方法
附属書6(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6787 pdf 1] ―――――

K 6787 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 種類及び記号・・・・[2]
  •  5. 性能・・・・[2]
  •  6. 外観及び形状・・・・[3]
  •  6.1 外観・・・・[3]
  •  6.2 形状・・・・[3]
  •  7. 寸法及びその許容差・・・・[3]
  •  8. 材料・・・・[5]
  •  9. 試験方法・・・・[5]
  •  9.1 外観及び形状・・・・[5]
  •  9.2 寸法・・・・[5]
  •  9.3 引張試験・・・・[5]
  •  9.4 耐圧試験・・・・[5]
  •  9.5 熱間内圧クリープ試験・・・・[5]
  •  9.6 浸出試験・・・・[5]
  •  9.7 塩素水試験・・・・[6]
  •  9.8 ゲル分率試験・・・・[6]
  •  9.9 試験結果の数値の表し方・・・・[6]
  •  10. 検査・・・・[6]
  •  11. 表示・・・・[7]
  •  12. 取扱い上の注意事項・・・・[7]
  •  附属書1(規定)水道用架橋ポリエチレン管の成形材料・・・・[9]
  •  附属書2(規定)水道用架橋ポリエチレン管の引張試験方法・・・・[10]
  •  附属書3(規定)水道用架橋ポリエチレン管の熱間内圧クリープ試験方法・・・・[12]
  •  附属書4(規定)水道用架橋ポリエチレン管の浸出試験方法・・・・[14]
  •  附属書5(規定)水道用架橋ポリエチレン管の塩素水試験方法・・・・[15]
  •  附属書6(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6787 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6787 : 2004

水道用架橋ポリエチレン管

Crosslinked polyethylene (PE-X) ipes for water supply

序文

 この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 15875-2:2003,Plastics piping systems for hot and
cold water installations−Crosslinked polyethylene (PE-X)−Part 2: Pipesを翻訳し,技術的内容を変更して作成
した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書6に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,使用圧力0.75 MPa以下の,水道の主に屋内配管に使用する架橋ポリエチレン
管(以下,管という。)について規定する。ただし,架橋ポリエチレン管は,JIS K 6769による。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 15875-2:2003,Plastics piping systems for hot and cold water installations−Crosslinked
polyethylene (PE-X) −Part 2: Pipes (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 6769 架橋ポリエチレン管
JIS K 6788 水道用架橋ポリエチレン管継手
JIS K 6796 架橋ポリエチレン製(PE-X)管及び継手−ゲル含量の測定による架橋度の推定
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 6922-1 プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料−第1部 : 呼び方のシステ
ム及び仕様表記の基礎
JIS K 6922-2 プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料−第2部 : 試験片の作り方
及び諸性質の求め方
JIS K 7161 プラスチック−引張特性の試験方法 第1部 : 通則
JIS K 7162 プラスチック−引張特性の試験方法 第2部 : 型成形,押出成形及び注型プラスチック
の試験条件
JIS K 8001 試薬試験方法通則

――――― [JIS K 6787 pdf 3] ―――――

2
K 6787 : 2004
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8271 キシレン(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS S 3200-1 水道用器具−耐圧性能試験方法
JIS S 3200-7 水道用器具−浸出性能試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
ISO 1167:1996 Thermoplastics pipes for the conveyance of fluids−Resistance to internal pressure−Test
method

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900によるほか,次による。
a) 架橋ポリエチレン管 管全体が架橋ポリエチレンによって構成されているものを単層管とし,内側が
架橋ポリエチレン層,外側が架橋していないポリエチレン層(以下,非架橋層という。)によって構成
されているものを二層管とする(以下,管という。)。
b) 使用圧力 通常の使用状態における水の圧力であって,最高使用圧力又は静水圧。
c) 常温 JIS Z 8703に規定する標準状態の温度を20 ℃とし,その許容差をJIS Z 8703の3.1(標準状態
の温度の許容差)の温度15級(±15 ℃)とした温度状態で,20 ℃±15 ℃。
d) ゲル分率 試料をJIS K 8271に規定するキシレンで抽出したとき,抽出されずに残存する部分をゲル
部分といい,このゲル部分の質量とキシレンで抽出する前の質量との比率。
e) 呼び径 内径を基準とした呼称数値。
f) 公称外径 外径を基準とした呼称数値。

4. 種類及び記号

 管の種類及び記号は,構造によって区分し,表1による。
表 1 管の種類及び記号
種類 構造 種類の記号
M種 単層 XM
XMND
E種 二層 XE
備考1. M種は,JIS K 6788のM種の継手を用いて接合する管とし,
E種は,JIS K 6788のE種の継手を用いて接合する管とする。
2. XMNDは公称外径を呼称とするもの。

5. 性能

 管の性能は,9.39.8によって試験を行い,表2の規定に適合しなければならない。

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K 6787 : 2004
表 2 管の性能
適用試験
性能項目 性能
箇条
引張降伏強さ 16.0 MPa 以上 9.3
E種については,引張試験後,非架橋層
と架橋層のはく離その他の異常があって
はならない。
耐圧性 漏れその他の異常があってはならない。 9.4
熱間内圧クリープ性 漏れその他の異常があってはならない。 9.5
浸出性(1) 濁度 2度以下 9.6
色度 5度以下
過マンガン酸カリウム消費量(2)
10 mg/L以下
全有機炭素(TOC)(2) 5 mg/L以下
残留塩素の減量 0.7 mg/L以下
臭気 異常があってはならない。

耐塩素水性 水泡発生があってはならない。 9.7
ゲル分率(3) 65 %以上 9.8
注(1) 試験温度は,常温とする。また,濁度,色度及び過マンガン酸カリウム消費量,TOC,並びに
残留塩素の減量は,空試験値との差から求める。
(2) 過マンガン酸カリウム消費量は,平成17年3月31日まで適用し,TOCは,平成17年4月1
日から適用する。
(3) IS K 6796に規定するゲル分率は,M種及びE種の架橋層に適用する。

6. 外観及び形状

6.1 外観

 管の外観は,内外面が滑らかで,使用上有害なきず,割れ,ねじれその他の欠点があっては
ならない。
なお,E種は非架橋層及び架橋層のそれぞれの断面が均質でなければならない。
管の色は,M種は乳白色,E種は図1の非架橋層をライトグリーンとし,架橋層と非架橋層とは区別で
きるように異なる色とする。
図 1 E種の管の構造

6.2 形状

 管の形状は,断面が実用的に正円でなければならない。

7. 寸法及びその許容差

 管の寸法及びその許容差は,表3,表4及び表5による。

――――― [JIS K 6787 pdf 5] ―――――

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