JIS K 6816:2008 熱可塑性プラスチック管及び継手―ビカット軟化温度試験方法 | ページ 2

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K 6816 : 2008
上側の試験片は,管又は継手から切り出したままとする。

5.3 試験片の数

  試験片の数は,2個とする。相互の結果が大きく異なった場合(箇条9参照)の再試験に備えて,余分
に試験片を作製しておくことが望ましい。

6 状態調節

  試験片は,23 ℃±2 ℃で60分間以上状態調節を行う。

7 手順

  手順は,次による。
a) 試験片の想定されるビカット軟化温度より約50 ℃低い温度まで伝熱媒体を昇温し,その温度を維持
する。
b) 試験片は,おもりを載せない状態でおもり皿付きロッドの圧子の下に,試験片の凹面を上にして水平
に試験片支持台に載せる。
厚さが2.4 mm未満の管及び継手の場合,平たくした試験片を試験片支持台に置き,その上に切り
出したままの試験片を置く。次に,その試験片の凹面に圧子を載せる。圧子は,試験片の端から3 mm
以上離れた位置に載せなければならない。
c) 加熱浴槽に装置を浸せきする。水銀温度計の球部又はその他の温度測定機器の感熱部(4.6参照)は,
可能な限り試験片近傍で,かつ,同一高さにしなければならない。
d) 圧子を載せ,5分後,試験片に加わる力の合計が50 N±1 Nとなるように,おもり皿におもりを載せ
る。ダイヤルゲージ若しくはその他の測定機器の読みを記録するか,又はゼロ点に合わせる(図1参
照)。
e) 伝熱媒体の温度を50 ℃/h±5 ℃/hの均一な速度で昇温させる。測定中は,温度測定機器の感熱部と
試験片の周辺温度とが均一になるように,伝熱媒体をよくかくはんする。
f) 圧子が試験片に深さ1 mm±0.01 mm侵入したときの伝熱媒体温度をビカット軟化温度として記録す
る。
g) 2個の試験片から得られたビカット軟化温度の算術平均を,管又は継手のビカット軟化温度として記
録する。
なお,ビカット軟化温度は,℃で表示する。

8 試験結果の数値の表し方

  ビカット軟化温度試験結果を小数点第一位まで求め,箇条7 g) によって算術平均をし,その結果をJIS
Z 8401によって整数値に丸める。

9 再測定

  2個の測定値間の差が2 ℃を超えた場合は,それぞれの測定値を試験報告書(箇条10参照)に記録する
とともに,少なくとも2個の試験片を用いて再測定を行う(箇条5参照)。

10 試験報告書

  試験報告書には,次の事項を含んでいなければならない。

――――― [JIS K 6816 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
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a) この規格の番号
b) 測定した管又は継手の詳細事項
c) 試験片の厚さ及び重ね合わせの有無
d) 伝熱媒体
e) 試験片の状態調節及びアニーリングを行った場合は,その方法
f) 2個の試験片について,各々得られたビカット軟化温度
g) 試験中又は浸せき後の試験片の外観変化
h) 箇条7 g) に従って得られた結果
i) この規格に含まれていない操作の詳細及び結果に影響を及ぼした事項
j) 試験年月日

――――― [JIS K 6816 pdf 7] ―――――

                                                                                                                                              K6
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附属書JA
81
(参考)
6 : 2
JISと対応する国際規格との対比表
008
ISO 2507-1:1995,Thermoplastics pipes and fittings−Vicat softening temperature−Part
JIS K 6816:2008 熱可塑性プラスチック管及び継手−ビカット軟化温度試験方法
1:General test method
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V) JISと国際規格との技術的差
国際 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び名称 番号 の評価
2 引用規 ISO 291 変更 ISO 291を削除した。 ISO 291はISO 2507-1本文中で引
格 用されていない。ISO規格改正時
削除を申し入れる。
4 装置 4.1 おもり皿付きロッ 4 装置 4.1 ロッド 追加 ブランクテスト(熱膨張の補正)実際の試験機の補正方法に合わせ
ド は試験装置の中で,自動的に行った内容を追加した。ISOに提案す
てもよい。を追加した。 る。
4.3 ダイヤルゲージ又 4.3 ダイヤルゲージ(又追加 差動トランスによる測定器を追加実際に使用されている。ISOに提
は他の測定機器 は他の測定器) した。 案する。
4.5 加熱浴槽 4.5 加熱浴槽 削除 加熱浴槽の伝熱媒体から,絶縁油絶縁油にPCBなどを含む可能性
を削除し,スライダックなどの機のあるスライダックなどは使用さ
器も削除した。 れていない。ISOに提案する。
4.6 水銀温度計又は他 4.6 水銀温度計 追加 他の方式の温度測定機器を追加し他の温度測定機器として白金測温
の温度測定機器 た。 抵抗体は実際に使用されている。
ISOに提案する。
− 4.7 空気式循環オーブン削除 空気式循環オーブンを削除した。 使用されていない。ISO規格改正
時削除を申し入れる。
5 試験片 管及び継手の試験片の 5 試験 管及び継手の試験片の大変更 継手の試験片の長さ(管軸方向)実状に合わせて変更した。ISOに
大きさ 片 きさ を15 mm50 mmに変更した。 提案する。
6 状態調 23 ℃±2 ℃で60分間 6 状態 ビカット軟化温度より約変更 状態調節条件を“ビカット軟化温引用規格JIS K 7206の規定に合わ
節 以上 調節 50 ℃低い温度で5分間 度より約5 ℃低い温度で5分間” せた。ISOに提案する。
とした。 から“23 ℃±2 ℃で60分間以上”
に変更した。

――――― [JIS K 6816 pdf 8] ―――――

     (I)   JISの規定                   (II)   (III)国際規格の規定           (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V)   JISと国際規格との技術的差
国際 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び名称 番号 の評価
8 試験結 追加 JIS Z 8401によって規定の数値にISO規格に規定がなかったので追
果の数値 丸めることにした。 加した。ISOに提案する。
の表し方
9 再測定 7 手順 変更 箇条7(手順)から抜き出し,箇 再測定は,手順より独立箇条が適
条9を設け記載した。 切である。ISOに提案する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 2507-1:1995,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS K 6816:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2507-1:1995(MOD)

JIS K 6816:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6816:2008の関連規格と引用規格一覧