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JIS K 6816:2008 規格概要
この規格 K6816は、熱可塑性プラスチック管及び継手のビカット軟化温度の試験方法について規定。
JISK6816 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6816
- 規格名称
- 熱可塑性プラスチック管及び継手―ビカット軟化温度試験方法
- 規格名称英語訳
- Thermoplastics pipes and fittings -- Test method for Vicat softening temperature
- 制定年月日
- 2008年12月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2507-1:1995(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 23.040.20, 23.040.45
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021
- 改訂:履歴
- 2008-12-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 6816:2008 PDF [9]
K 6816 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 原理・・・・[1]
- 4 装置・・・・[2]
- 5 試験片・・・・[3]
- 5.1 サンプリング・・・・[3]
- 5.2 前処理・・・・[3]
- 5.3 試験片の数・・・・[4]
- 6 状態調節・・・・[4]
- 7 手順・・・・[4]
- 8 試験結果の数値の表し方・・・・[4]
- 9 再測定・・・・[4]
- 10 試験報告書・・・・[4]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6816 pdf 1] ―――――
K 6816 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,塩化ビニル管・継手協会 (JPPFA),日本プラ
スチック工業連盟 (JPIF) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6816 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6816 : 2008
熱可塑性プラスチック管及び継手−ビカット軟化温度試験方法
Thermoplastics pipes and fittings- Test method for Vicat softening temperature
序文
この規格は,1995年に第1版として発行されたISO 2507-1を基に,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,熱可塑性プラスチック管及び継手(以下,管及び継手という。)のビカット軟化温度の試験
方法について規定する。
なお,この試験方法は,軟化する速度が急速に変化する熱可塑性プラスチック管及び継手に適用する。
ただし,結晶性及び半結晶性プラスチック管及び継手には適用しない。
注記1 適用される熱可塑性プラスチック管及び継手として,硬質ポリ塩化ビニル管及び継手などが
ある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2507-1:1995,Thermoplastics pipes and fittings−Vicat softening temperature−Part 1: General
test method (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7206 プラスチック−熱可塑性プラスチック−ビカット軟化温度(VST)試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 306,Plastics−Thermoplastic materials−Determination of Vicat softening
temperature (VST) (MOD)
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 原理
JIS K 7206に規定するB 50法に基づき,50 ℃/hの速度で昇温している伝熱媒体中に,管又は継手から
作製した試験片を浸せきし,50 N±1 Nの力を負荷した圧子が,試験片の表面から深さ1 mm侵入したとき
――――― [JIS K 6816 pdf 3] ―――――
2
K 6816 : 2008
の温度を測定する。このときの温度をビカット軟化温度という。
4 装置
4.1 おもり皿付きロッド おもり皿(4.4参照)付きロッドは,その下端に圧子を備え,垂直方向に自由
に動くことができるように硬い金属製の架台に取り付ける。試験片支持台は,試験片を保持できる構造と
する(図1参照)。
図1−ビカット軟化温度試験装置の例
ロッド及び架台が同一の線膨張係数をもつ材質でなければ,熱によって変化する長さが相互に異なるた
め,試験片の実測値に誤差が生じる。ブランクテスト(熱膨張の補正)は,線膨張係数の小さい硬質の材
料で作製された試験片を用いて行わなければならない。このテストは,測定温度範囲すべてにわたって行
うとともに,試験する全温度域について補正値を求めておかなければならない。補正値が0.02 mm以上の
場合は,その正負符号に注意して,見掛けの侵入量(実測値)に補正値を加える。架台は,線膨張係数の
小さい合金で作製するのがよい。
なお,補正は試験装置の中で,自動的に行ってもよい。
注記1 JIS K 7206ではロッドを荷重棒と記載している。
注記2 線膨張係数の小さい硬質の材料として,インバー及びほうけい酸ガラスが,この目的に最適
な素材として知られている。
4.2 圧子 圧子は,おもり皿付きロッド(4.1参照)の下端に固定する。圧子の形状は,断面積が1.000 mm2
±0.015 mm2,長さが3 mmの円柱とし,焼入れ鋼で作製することが望ましい。試験片と接触する圧子の表
面は,平らで“ばり”がなく,おもり皿付きロッドの軸に対し直角でなければならない。
――――― [JIS K 6816 pdf 4] ―――――
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K 6816 : 2008
4.3 ダイヤルゲージ又は他の測定機器 ダイヤルゲージは,圧子の先端が試験片に侵入する深さを±0.01
mmまで測定できるものとする。試験片に加わるダイヤルゲージの与える力は,事前に求めておかなけれ
ばならない(4.4参照)。また,他の測定機器として差動トランスを用いる場合も,±0.01 mmまで測定で
きるものとする。
4.4 おもり皿 おもり皿は,おもり皿付きロッド(4.1参照)に固定され,試験片に加わる全部の与える
力が50 N±1 Nに調整できるようにおもりを中心に載せられる構造とする。おもり皿付きロッド,圧子,
おもり皿及びダイヤルゲージの与える力の合計は,1 Nを超えないものとする。
4.5 加熱浴槽 加熱浴槽は,架台を浸せきしたとき,試験片が伝熱媒体表面より35 mm以上の深さにな
るような構造とする。
加熱浴槽は,50 ℃/h±5 ℃/hの均一な速度で昇温することができるように温度制御装置を備え,かつ,
浴槽内の温度むらが生じないように,かくはん機を備えていなければならない。
試験中,伝熱媒体の温度を6分間隔で測定したとき,各間隔の温度差が5 ℃±0.5 ℃であれば,昇温速
度は均一であるとみなすことができる。
シリコーン油,パラフィン油及びグリセリンが伝熱媒体として適しているが,他の伝熱媒体を用いても
よい。いずれの場合も,選択した伝熱媒体は,試験温度で安定であり,試験片に影響,例えば軟化,膨潤,
クラックを及ぼさないことを,前もって確認しておかなければならない。
注記 伝熱媒体としてシリコーン油を一般的に用いる。
4.6 水銀温度計又は他の温度測定機器 水銀温度計又は他の温度測定機器は,適切な目盛をもつ浸没線
付きガラス製水銀棒状温度計又は他の温度測定機器で,0.5 ℃まで測定できるものを用いる。水銀温度計
は,箇条7 c) に規定する浸せき深さで校正する。他の温度測定機器として白金測温抵抗体がある。
5 試験片
5.1 サンプリング
5.1.1 管
試験片は,管から切り出し,寸法は次による。
長さ : 50 mm(管軸方向)±5 mm
幅 : 10 mm20 mm
5.1.2 継手
試験片は,継手の受口部,スピゴット(差し口)又は円柱部分から切り出し,寸法は次による。
長さ : 15 mm50 mm(管軸方向)
幅 : 10 mm20 mm
試験片は,ウエルドライン及びゲートのない部分から切り出す。
5.2 前処理
前処理は,次による。
a) 管又は継手の厚さが6 mmを超える場合は,試験片の外表面を機械加工によって4 mmまで切削する。
継手の受口部にねじが切ってある場合は,その部分を機械加工によって,滑らかな表面になるまで切
削する。
b) 管又は継手の厚さが2.4 mm6 mmの場合は,そのまま用いる。
c) 管又は継手の厚さが2.4 mm未満の場合は,試験片を2枚重ねて,少なくとも2.4 mm以上の厚さとす
る。この場合,下側の試験片は,薄い金属板に挟むなどして,140 ℃で15分間加熱して平たくする。
――――― [JIS K 6816 pdf 5] ―――――
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JIS K 6816:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2507-1:1995(MOD)
JIS K 6816:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.45 : プラスチック継手
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.20 : プラスチック管
JIS K 6816:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7206:2016
- プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方