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K6
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表1−種類の体系及び代表的な用途
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性能種類 高圧化粧板 特性(4.1.4) 主な用途による種類及びその略号 代表的用途例
3 : 2
のタイプ 耐摩耗性 耐衝撃性 引っかき硬さ
00
等級数値
8
高耐摩耗性能及び高引っかき硬さ性
厚物高圧化粧 3 −a) 3 CGS(一般用途) ドア,パーティション,壁,
板S又は厚物
能が要求される水平又は垂直用途ハ CGF(一般用途で耐火性が要求される用途) 建築用又は車両用でその
イクラス用厚物高圧化粧板。 高圧化粧板F まま使える材料。
S又はF
超耐摩耗性能,高耐衝撃性能及び超 4 3 4 HDS(水平面超耐久用途) カウンター及びコンピュ
引っかき硬さ性能が要求される用 ーター室の床材。
HDF(水平面超耐久で耐火性が要求される用途)
途。
S,F又はP
高耐摩耗性能,高耐衝撃性能及び高 3 3 3 HGS(水平面一般用途) キッチンカウンター,レス
引っかき硬さ性能が要求される用 HGF(水平面一般用で耐火性が要求される用途)
トラン及びホテルのテー
途。 HGP(水平面一般用でポストフォーミング用途)
ブル,耐久ドア,耐久性が
要求される壁並びに内装
壁及び公共輸送車両の内
壁。
S,F又はP
高耐摩耗性能,中程度の耐衝撃性能 3 2 3 − コンピューターテーブル
及び高引っかき硬さ性能が要求され のようなオフィスの水平
る用途。 用途及びバスルーム家具。
S,F又はP
中程度の耐摩耗性能,中程度の耐衝 2 2 2 VGS(垂直面一般用途) キッチン扉,オフィス及び
撃性能及び中程度の引っかき硬さ性 VGF(垂直面一般用で耐火性が要求される用途)
バスルームの家具,壁面,
能が要求される用途。 棚など。
VGP(垂直面一般用でポストフォーミング用途)
S,F又はP
中程度の耐衝撃性能及び中程度の引 −b) 2 2 − キッチン,シャワールーム
っかき硬さ性能が要求される用途。 などの垂直用で特別な意
匠効果のあるもの。
S
低水準の耐摩耗性能,中程度の耐衝 1 2 1 VLS(垂直面用で軽度耐久用途) カップボードの外面用途。
撃性能及び低水準の引っかき硬さ性
能が要求される用途。
注記 CGS: Compact general-purpose standard,CGF: Compact general-purpose flame-retardant,HDS: Horizontal heavy-duty standard,HDF: Horizontal heavy-duty flame-retardant,
HGS: Horizontal general-purpose standard,HGF: Horizontal general-purpose flame-retardant,HGP: Horizontal general-purpose postforming,VGS: Vertical general-purpose
standard,VGF: Vertical general-purpose flame-retardant,VGP: Vertical general-purpose postforming,VLS: Vertical light-duty standard
注a) 試験方法(JIS K 6902の11.)は,CGS,CGFへは適用されない。しかし,実際の用途では,厚物高圧化粧板の衝撃特性は,通常の他の高圧化粧板よりはるかに優
れている。
b) 要求品質ではない。受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS K 6903 pdf 6] ―――――
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4.1.4 特性の等級数値
特性の等級数値は,高圧化粧板の三大特性(耐摩耗性,小球による耐衝撃性及び引っかき硬さ)を規定
するのに用いる。
4.1.4.1 耐摩耗性(第1番目の特性)
表2−耐摩耗性の等級数値及びその定義
耐摩耗性による等級数値 摩耗値(回転数)
すり切れ始め(IP) すり切れ始め(IP)+最終点(FP)
2
1 − ≧50
2 ≧50 ≧150
3 ≧150 ≧350
4 ≧350 ≧1 000
4.1.4.2 小球による耐衝撃性a)(第2番目の特性)
注a) 厚さ2 mm未満の高圧化粧板にだけ適用する。
表3−耐衝撃性の等級数値及びその定義
小球による耐衝撃性の等級数値 ばね強さ
N
1 ≧12
2 ≧15
3 ≧20
4 ≧25
4.1.4.3 引っかき硬さb)(第3番目の特性)
注b) 図B.1参照
表4−引っかき硬さの等級数値及びその定義
引っかき硬さの等級数値 荷重
N
1 ≧1.5
2 ≧1.75
3 ≧2.0
4 ≧3.0
4.2 用途及びグレードによる区分
高圧化粧板は,用途及びグレードによって表5のとおり区分する。また,この区分による種類の略号を,
表5に示す。
――――― [JIS K 6903 pdf 7] ―――――
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表5−種類
用途 グレード 略号
水平面用途 一般用 LD-GP
ポストフォーミング用 LD-GP-PF
垂直面用途 一般用 LD-VS
ポストフォーミング用 LD-VS-PF
車両用 − LD-MC
記号の意味
LD : 高圧化粧板 GP : 水平面用途(一般用) VS : 垂直面用途
PF : ポストフォーミング用 MC : 車両用
注記 表面の仕上げは,光沢,半光沢,つや消しなどがある。
4.3 呼び方
略号HPDL及びこの規格の番号に加えて,高圧化粧板をそのタイプ及び等級数値又は主な用途による種
類の略号で表記してもよい。例えば,水平面一般用でポストフォーミング用途の高圧化粧板は,HPDL JIS
K 6903−P333又はHPDL JIS K 6903−HGPで表記する。また,用途及びグレードによって区分された高圧
化粧板については,同区分の種類の略号によって呼んでもよい。例えば,垂直面用途のポストフォーミン
グ用化粧板は,次のように呼んでもよい。
JIS K 6903 LD-VS-PF
規格番号 略号(用途及びグレード)
5 要求性能
5.1 要求性能
表1又は表5に分類された各種高圧化粧板は,箇条6に規定する品質を満足しなければならない。
寸法安定性(高温),耐汚染性,耐シガレット性,曲げ成形性及び耐火膨れ性には二つの試験方法がある。
耐光性,耐摩耗性,耐熱性,耐衝撃性,引っかき硬さ及び耐熱水性の試験方法にはそれぞれ複数の方法が
規定されている。
試験方法の選択に当たっては,試験方法のいずれかの要求特性を満足する材料は,その品質規格を満足
するものとみなす。試験方法は,受渡当事者間の協定によって選んでもよい。試験結果には,必ず選択し
た試験方法を記述する。
5.2 耐火性に関する注意事項
耐火性の要求特性は,その材料を用いる国の規則による。
現状では,どのような試験も,すべての国などの要求特性を満足するものはない。したがって,この規
格及びJIS K 6902には耐火性の試験方法を規定していない。適切な他の要求特性を参照する必要がある。
今後,建築材料及び構造物の耐火性を規定する規格の制定が合意されたら,この規格に耐火性を取り込
むことを考慮する。
6 品質
品質は,表8を参照。
6.1 色及び柄
――――― [JIS K 6903 pdf 8] ―――――
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太陽光又はJIS Z 8781に規定するCIE測色用標準イルミナントD65で検査し,再びタングステン光源で
検査するか,又はJIS C 7601の光源で検査して,対応する色相標準試験片と試験する試験片とを比較し,
顕著な差があってはならない。
注記 外側からの間接光は,高圧化粧板の欠点を強調したり極小化することがある。
6.2 表面仕上げ
6.2.1 表面仕上げの合一性
対応する色相標準試験片と試験する試験片とを比較し,異なる角度から見て顕著な差があってはならな
い。また,ロット内でも差があってはならない。
注記 色合せの限界は,施工前に色調と表面仕上げに矛盾がないかを確認することが望ましい。
6.2.2 接着
片面化粧の高圧化粧板の裏面は,要求がある場合,接着性がよくなるように処理する。
6.3 厚さの許容差
表8に示す高圧化粧板の呼び厚さに対する厚さの許容差は,表6による。
なお,厚さは,JIS K 6902の4.によって測定する。
表6−厚さ許容差
単位 mm
用途 呼び厚さ d 許容差
水平面用 0.5≦d≦1.1 ±0.11
垂直面用 1.12.0 2.5 3.0 4.0 5.0 車両用 1.3≦d≦2.0 +0.4,0
6.4 外観
6.4.1 タイプ及び性能によって区分された高圧化粧板の外観に対する要求特性
4.1のタイプ及び性能によって区分された高圧化粧板の外観検査の要求特性は,次による。
なお,次に示す特性は,一般的な指針であり,高圧化粧板フルサイズの板について最低限許容される品
質の指針である。カットサイズパネル又はフルサイズを含む特定の用途については,受渡当事者間の協定
によって固有の品質特性を決めてもよい。
6.4.1.1 外観の欠点
JIS K 6902の5.によって1.5 m離れて検査するとき,次の範囲の表面欠点は,許容される。
6.4.1.1.1 染み,汚れ及びこれに類似する表面欠点
高圧化粧板の許容される染み,汚れ及びこれに類する欠点の大きさは,面積当たり最大1.0 mm2/m2の面
積とする。
許容される全体大きさは,一つの染みの面積又は分散する小欠点を合わせた面積で判定する。
6.4.1.1.2 繊維,毛及び引っかききず
高圧化粧板の許容される繊維,毛及び引っかききずの長さは,面積当たり最大10 mm/m2の長さとする。
――――― [JIS K 6903 pdf 9] ―――――
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許容される全体長さは,一つの欠点の長さ又は分散する小欠点を合わせた長さで判定する。
6.4.1.1.3 表面欠点の組合せ
6.4.1.1.1及び6.4.1.1.2の両者の欠点が混在したときは,6.4.1.1.1及び6.4.1.1.2のそれぞれの欠点の許容値
の二分の一を超えないものとする。
6.4.1.2 端部欠点
高圧化粧板の四隅の目に見える欠点[例えば,ガス(湿潤)マーク,つや(艶)落ちなど]は,欠点が
ある部分を除いた長さ及び幅が,呼び長さ及び幅より20 mm未満短い場合,許容される。
6.4.1.3 角欠け
1か所の角欠けは3 cm以内,2か所の角欠けは1.5 cm以内は許容される(図1参照)。
最大値を図示
図1−角欠け
6.4.1.4 サンディング欠点
わずかなサンディング欠点(サンダーかけによる表面の凹凸)は,許容される。
6.4.1.5 反り
高圧化粧板の反りは,保管場所の雰囲気条件によって左右される。
高圧化粧板を製造業者が推奨する条件で保管する場合で,平らな面の上に高圧化粧板の凹面を上にして
置くとき,直線1 mの板長さ当たりの反りは,表7の許容差を超えてはならない。
表7−許容される反り
単位 mm
構成 呼び厚さ d 最大反り
片面化粧 d<2.0 120
2.0≦d<5.0 50
両面化粧 2.0≦d<5.0 10
5.0≦d 5
6.4.1.6 定尺(フルサイズ)高圧化粧板の長さ及び幅
高圧化粧板の許容差は,呼び寸法に対して+10 mm,0 mmとする。
6.4.1.7 端面の直線性
――――― [JIS K 6903 pdf 10] ―――――
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JIS K 6903:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4586-1:2004(MOD)
JIS K 6903:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.20 : 積層板
JIS K 6903:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC7601:2010
- 蛍光ランプ(一般照明用)
- JISK6902:2007
- 熱硬化性樹脂高圧化粧板試験方法
- JISK7162:1994
- プラスチック―引張特性の試験方法 第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
- JISK7171:2016
- プラスチック―曲げ特性の求め方
- JISZ8781:1999
- CIE測色用標準イルミナント