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JIS K 6903:2008 規格概要
この規格 K6903は、熱硬化性樹脂高圧化粧板について規定。性能及び主用途(材料特性,例えば,ポストフォーミング性又は火炎反応性を含む。)によって,高圧化粧板の種類の体系を規定。
JISK6903 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6903
- 規格名称
- 熱硬化性樹脂高圧化粧板
- 規格名称英語訳
- Laminated thermosetting high-pressure decorative sheets
- 制定年月日
- 1961年6月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4586-1:2004(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 83.140.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 1961-06-01 制定日, 1963-09-01 改正日, 1967-03-01 確認日, 1970-06-01 確認日, 1971-08-01 改正日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1986-01-01 確認日, 1992-02-01 確認日, 1995-05-01 改正日, 1998-08-20 改正日, 2007-01-20 改正日, 2008-01-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 6903:2008 PDF [21]
K 6903 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類・・・・[2]
- 4.1 タイプ及び性能による区分・・・・[2]
- 4.2 用途及びグレードによる区分・・・・[5]
- 4.3 呼び方・・・・[6]
- 5 要求性能・・・・[6]
- 5.1 要求性能・・・・[6]
- 5.2 耐火性に関する注意事項・・・・[6]
- 6 品質・・・・[6]
- 6.1 色及び柄・・・・[6]
- 6.2 表面仕上げ・・・・[7]
- 6.3 厚さの許容差・・・・[7]
- 6.4 外観・・・・[7]
- 6.5 その他の品質・・・・[10]
- 7 試験方法・・・・[10]
- 8 表示・・・・[10]
- 9 試料の採取・・・・[10]
- 附属書A(規定)耐煮沸性・寸法安定性に関する補足・・・・[13]
- 附属書B(規定)引っかき硬さに関する補足・・・・[15]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6903 pdf 1] ―――――
K 6903 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック
工業連盟(JPIF),合成樹脂工業協会(JTPIA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日
本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって,JIS K 6903:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6903 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6903 : 2008
熱硬化性樹脂高圧化粧板
Laminated thermosetting high-pressure decorative sheets
序文
この規格は,2004年に第5版として発行されたISO 4586-1を翻訳し,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,熱硬化性樹脂高圧化粧板(以下,高圧化粧板という。)について規定する。
この規格は,性能及び主用途(材料特性,例えば,ポストフォーミング性又は火炎反応性を含む。)によ
って,高圧化粧板の種類の体系を規定する。
この規格は,この体系で分類される高圧化粧板の特性についての要求事項を規定する。幾つかのものは,
要求特性を確認するために一つ以上の試験方法がある。この中には,大体同じ結果を与える他の試験方法,
高価な試験方法及び国によっては一つだけに限られる試験方法を含む。
通常よく用いる高圧化粧板の要求特性を規定しているが,受渡当事者間の協定によって他の高圧化粧板
を追加してもよい。規定の限界値は,通常用いる高圧化粧板に対してのものであるが,それぞれの種類の
中に,受渡当事者間の協定によってより高い性能限界値を規定してもよい。
高圧化粧板は,相対的に堅く,摩耗,引っかき,衝撃,沸騰水,家庭内の汚れ及び中程度の加熱に対し
て耐性があるような高圧化粧板表面の性状によって,次のとおりに分類する。
− 基材に結合させるもので,薄い化粧面が一つであって,厚さ2 mm未満の普通高圧化粧板。
− 必ずしも基材に結合する必要はないが,しっかりと支持する必要があるもので,化粧面が一つ又は二
つであって,厚さ25 mmの厚物高圧化粧板。
− 支持する必要がなく,化粧面が二つで,通常厚さが5 mmを超える厚物高圧化粧板。厚さは,用途及
びパネル寸法によって選ぶ。
化粧面が一つだけの高圧化粧板の背面は,基材に結合するための接着剤に適合するように作られている。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4586-1:2004,High-pressure decorative laminates−Sheets made from thermosetting resins−Part 1:
Classification and specifications (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
――――― [JIS K 6903 pdf 3] ―――――
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K 6903 : 2008
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 7601 蛍光ランプ(一般照明用)
JIS K 6902 熱硬化性樹脂高圧化粧板試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 4586-2:2004,High-pressure decorative laminates−Sheets made from
thermosetting resins−Part 2: Determination of properties (MOD)
JIS K 7162 プラスチック−引張特性の試験方法 第2部 : 型成形,押出成形及び注型プラスチック
の試験条件
注記 対応国際規格 : ISO 527-2:1993,Plastics−Determination of tensile properties−Part 2: Test
conditions for moulding and extrusion plastics (IDT)
JIS K 7171 プラスチック−曲げ特性の試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 178:1993,Plastics−Determination of flexural properties (IDT)
JIS Z 8781 CIE測色用標準イルミナント
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 高圧化粧板(HPDL,HPL)
繊維質のシート材料(例えば,紙)に熱硬化性樹脂を含浸させたしん(芯)材又は金属製材料に,表面
材(樹脂含浸紙)を熱及び5 MPa以上の圧力で結合させた板。外側の層の片面又は両面が色,模様などで
化粧されている。
注記1 通常の高圧化粧板は,フェノール樹脂及び/又はアミノ系樹脂を含浸させたしん材(樹脂含
浸紙)並びにアミノ系樹脂(主にメラミン樹脂)を含浸させた表面材(樹脂含浸紙)からな
る。車両用(鉄道車両用など)は,前述の樹脂含浸紙と金属製材料(例えば,アルミニウム
板)とを,前述の条件で結合させた板。外側の層の片面が前述と同様化粧されている。車両
用高圧化粧板の金属層には,JIS H 4000の板又はJIS G 3141の鋼板を用いる。
注記2 “HPDL”は高圧化粧板の略語として用いられる。欧州規格のEN 438の中で使われている
“HPL”は,この規格の“HPDL”と同義語である。
4 種類
高圧化粧板の種類は,高圧化粧板のタイプ及び性能又は高圧化粧板の用途及びグレードによって区分し,
表1及び表5のとおりとする。
4.1 タイプ及び性能による区分
区分の一つは,高圧化粧板のタイプ及び性能レベルを表す耐摩耗性,耐衝撃性及び引っかき硬さの特性
の等級数値による。この区分は,現在手に入る多くの高圧化粧板製品を対象とするために開発されたもの
である。
主な用途による区分は,タイプ及び性能による区分の代わりに用いることができるものであり,表1に
主な用途による種類及びその略号を示すとともに,同種類と性能種類とを比較し,代表的な用途について
互いにどのように関係するかを示す。
なお,水平用途の高圧化粧板の耐摩耗性等級数値は3以上とし,垂直用途の高圧化粧板の耐摩耗性等級
――――― [JIS K 6903 pdf 4] ―――――
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K 6903 : 2008
数値は,3未満とする。
4.1.1 高圧化粧板の特性及び等級数値
第1番目の特性=耐摩耗性(表2に等級数値及びその定義を示す。)
第2番目の特性=小球による耐衝撃性(表3に等級数値及びその定義を示す。)
第3番目の特性=引っかき硬さ(表4に等級数値及びその定義を示す。)
4.1.2 高圧化粧板のタイプ−特性
表1に示す種類の高圧化粧板については,箇条1に規定する特徴をもつ標準タイプの高圧化粧板(タイ
プS)が利用できる。
幾つかの種類の高圧化粧板については,次に示す特性をもつもの(タイプP及びタイプF)も利用でき
る。
4.1.2.1 タイプP−ポストフォーミング用高圧化粧板
タイプPは,タイプSに類似しており,メーカーの仕様に従って曲げ加工できるもの。
4.1.2.2 タイプF−火炎に対して規定された耐火性がある高圧化粧板
タイプFはタイプSに類似しており,高圧化粧板の用途及び用いられる国によって異なる耐火試験の要
求性能も満たすもの(5.2参照)。
4.1.3 用途
高圧化粧板は,表1に示す種類のものが利用できる。それぞれの性能種類に対応する代表的用途例は,
代表的な用途の例を示しただけのものであり,すべての用途を包括的に示すことを意図しているわけでは
ない。
なお,これ以外の特性の組合せも可能であり,高圧化粧板のタイプ及び等級数値によって分類すること
もできる。
――――― [JIS K 6903 pdf 5] ―――――
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JIS K 6903:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4586-1:2004(MOD)
JIS K 6903:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.20 : 積層板
JIS K 6903:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC7601:2010
- 蛍光ランプ(一般照明用)
- JISK6902:2007
- 熱硬化性樹脂高圧化粧板試験方法
- JISK7162:1994
- プラスチック―引張特性の試験方法 第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
- JISK7171:2016
- プラスチック―曲げ特性の求め方
- JISZ8781:1999
- CIE測色用標準イルミナント