JIS K 6917-1:2006 プラスチック―メラミン樹脂成形材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎 | ページ 2

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K 6917-1 : 2006
表 1 データブロック1で使用するコード記号及びコード番号
強化材/充てん材の性質 強化材/充てん材の形状 公称含有率[質量分率(%)]
(JIS K6899-2による。) (JIS K6899-2による。) w
B ボール;ビーズ;スフィアー 05 w<7.5
C 炭素 C チップ;切削片 10 7.5≦w<12.5
D アルミナ三水和物 D 細粉;粉末 15 12.5≦w<17.5
E クレー 20 17.5≦w<22.5
F 繊維 25 22.5≦w<27.5
G ガラス G 摩砕粉 30 27.5≦w<32.5
K 炭酸カルシウム 35 32.5≦w<37.5
L1 セルロース 40 37.5≦w<42.5
L2 綿 45 42.5≦w<47.5
M 鉱物 50 47.5≦w<52.5
P 雲母 55 52.5≦w<57.5
Q シリカ 60 57.5≦w<62.5
R リサイクル材 65 62.5≦w<67.5
S 合成有機物 S りん片;フレーク 70 67.5≦w<72.5
T タルク 75 72.5≦w<77.5
W 木材 80 77.5≦w<82.5
X 指定しない X 指定なし 85 82.5≦w<87.5
Z このリスト以外 Z その他 90 87.5≦w<92.5
95 92.5≦w<97.5
備考 材料の混合物及び/又は形状は,“+”記号を使って関連コードを組み合わせ,かつ,全体を括弧
でくくって示す。例えば,ガラス繊維(GF)20 % (m/m)と鉱物粉末(MD)20 % (m/m)との混合物は,
(GF20+MD20)で示す。

4.3 データブロック2

  このデータブロックでは,加工方法の情報を表2のコード記号を用いて示す。
データブロック2で規定した加工方法を示す記号は,注意深く選択する必要がある。ある銘柄の材料で
は一つ以上の方法,例えば圧縮成形(Q)又は射出成形(M)のいずれかで加工できる。このような銘柄は,一
般加工(G)と呼ぶ。特別な加工方法の呼び方は,専用に改質された材料に対してだけ指定しておく。
表 2 データブロック2に使用するコード記号
コード記号 加工方法
G 一般加工
M 射出成形
Q 圧縮成形
T トランスファ成形
X 指定なし
Z その他

4.4 データブロック3

4.4.1  一般
このデータブロックでは,項目1に固有性質(4.4.2参照)をコード記号で表し,項目2及び項目3に指定
性質(4.4.3及び4.4.4参照)を表す。項目2及び項目3は,それぞれ斜線で始める。製造業者は,指定性質の
値が範囲の境界上にあるか,又はそれに近い場合,その材料がどちらの範囲に入るかを決める。その後,
その材料の試験値がその範囲から外れても,製造許容範囲にある場合は,その呼び方を変える必要はない。
情報を項目2及び/又は項目3だけに示す必要があるときは,“X”(指定なし)が,項目1及び/又は項
目2それぞれに必要となる。

――――― [JIS K 6917-1 pdf 6] ―――――

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4.4.2 固有性質 表3に従い,コード記号を使用して固有性質を示す。
表 3 データブロック3に使用するコード記号
コード記号 性質 コード記号 性質
E 電気的性質 R リサイクル材を含む
FR 耐燃性 T 耐熱性
M 機械的性質 X 指定なし
N 衛生性(食品接触) Z その他
4.4.3 指定性質 第1−衝撃強さ 衝撃強さは,JIS K 7111による試験結果によって示す。
4.4.4 指定性質 第2−耐熱性 耐熱性は,JIS K 7191-2による試験結果によって示す。

4.5 データブロック4

 関連する国際,国内又は企業規格の情報提供に使用する。
4.6 データブロック5 このデータブロックに追加要求事項を記載することによって,特定供給者と特定
購買者との間での固有の合意が可能となる。

5. 呼び方の例

5.1 一般

 4.で規定した呼び方のシステムを用いると,一般的な形式は次のように表示する。
種類ブロック
小区分の記号ブロック
データブロック1 メラミン樹脂
充てん材/強化材/性質/形状/含有率
データブロック2 加工方法
データブロック3 固有性質及び/又は指定性質
データブロック4 付加情報
データブロック5 追加要求事項(記載任意)

――――― [JIS K 6917-1 pdf 7] ―――――

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5.2 例(参考)

  ガラス繊維(GF : 20 %)と鉱物粉末(MD : 25 %)を充てん材とするメラミン樹脂(MF)成形材料は,次のよ
うに表示する。
呼び方
種類 識別項目ブロック
ブロック 小区分の記号 個別項目ブロック
ブロック データブロック1
耐熱用 MM-H-1 MF (GF20 + MD25)
小区分の記号
MF : メラミン樹脂
GF20 : ガラス繊維 17.522.5 % (m/m)
MD25 : 鉱物粉末22.527.5 % (m/m)
ラベル表示の略号 : MF (GF20+MD25)又はMF耐熱用 MM-H-1

――――― [JIS K 6917-1 pdf 8] ―――――

                                        附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
ISO 14528-1 : 1999,Plastics−Melamine folmaldehyde powder moulding
JIS K 6917-1 : 2006 プラスチック−メラミン樹脂成形材料−第1部 : 呼び方のシステム
及び仕様表記の基礎 compounds (MF-PMCs)−Part 1:Designation system and basis for specifications
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異
規格番号 の項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線及び点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
1. 適用 メラミン樹脂成形材料の呼ISO 1 JISとほぼ同じ。 MOD/変更 粒状及びMF-PMCs 本体中での略号であり,技術的差異はな
範囲 び方のためのデータブロッ14528-1 を一般的な名称にし し。
クについて規定。 た。
2. 引用 JIS K 6899-1ほか,合計7 2 JISと同じ。 IDT JIS では,ISO
規格 規格 ISO 1043-2:1999 MOD/変更 1043-2:2000に一致す技術的差異はない。
JIS K 6899-2 るJIS K 6899-2を引
用した。
3. 定義 用語の定義を規定。 3 JISと同じ。 IDT − −
3.2 MF-PMCs MOD/変更 一般的な名称である 本体中での略号であり,技術的差異はな
MFとした。 し。
4. 呼び 個別項目ブロックを15 4 JISとほぼ同じ。 MOD/追加 識別項目ブロックに 記号表示は,国内で求められている理解
方のシス に分類。 小区分の記号を追加 しやすい略号表現である。
テム した。
5. 呼び 呼び方の例を規定。 5 JISとほぼ同じ。 MOD/追加 参考として,分かり −
方の例 やすくして表記した
例を追加。
K6 917-
1 : 2006
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――――― [JIS K 6917-1 pdf 9] ―――――

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K 6917-1 : 2006
K6
8
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
917-
1 : 2
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
0
― IDT·················· 技術的差異がない。
06
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更········· 国際規格の規定項目又は規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。

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JIS K 6917-1:2006の関連規格と引用規格一覧