この規格ページの目次
JIS K 7111-2:2006 規格概要
この規格 K7111-2は、衝撃力-たわみ線図からプラスチックのシャルピー衝撃特性を求める方法について規定。
JISK7111-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7111-2
- 規格名称
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第2部 : 計装化衝撃試験
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Determination of Charpy impact properties -- Part 2:Instrumented impact test
- 制定年月日
- 2006年12月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 179-2:1997(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2006-12-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 7111-2:2006 PDF [18]
K 7111-2 : 2006 (ISO 179-2 : 1997)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック工業連盟 (JPIF)/財団法人
日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS K 7111が基礎とした国際規格ISO 179が廃止され,ISO 179-1及びISO 179-2に置き換えられたので,
これらの規格に対応したJIS K 7111-1及びJIS K 7111-2を制定した。
これによってJIS K 7111 : 1996は廃止され,JIS K 7111-1及びJIS K 7111-2に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 179-2 : 1997,Plastics−Determination
of Charpy impact properties−Part 2 : Instrumented impact test及びTechnical Corrigendum 1 (1998) を基礎とし
て用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS K 7111-2には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) イナーシャピーク
附属書B(参考) フレームの質量
附属書C(参考) 参考文献
JIS K 7111の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7111-1 第1部 : 非計装化衝撃試験
JIS K 7111-2 第2部 : 計装化衝撃試験
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7111-2 pdf 1] ―――――
K 7111-2 : 2006 (ISO 179-2 : 1997)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[2]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 原理・・・・[5]
- 5. 装置・・・・[6]
- 5.1 試験機・・・・[6]
- 5.2 力及びたわみの測定装置・・・・[7]
- 6. 試験片・・・・[9]
- 7. 手順・・・・[9]
- 8. 計算及び結果の表示・・・・[9]
- 8.1 概要・・・・[9]
- 8.2 たわみの計算・・・・[9]
- 8.3 エネルギーの計算・・・・[10]
- 8.4 衝撃強さの計算・・・・[10]
- 8.5 統計処理・・・・[10]
- 8.6 有効数字・・・・[11]
- 9. 精度・・・・[11]
- 10. 試験報告・・・・[11]
- 附属書A(参考)イナーシャピーク・・・・[12]
- 附属書B(参考)フレームの質量・・・・[15]
- 附属書C(参考)参考文献・・・・[16]
――――― [JIS K 7111-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7111-2 : 2006
(ISO 179-2 : 1997)
プラスチック−シャルピー衝撃特性の求め方−第2部 : 計装化衝撃試験
Plastics-Determination of Charpy impact properties- Part 2 : Instrumented impact test
序文
この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 179-2,Plastics−Determination of Charpy impact
properties−Part 2 : Instrumented impact test及びTechnical Corrigendum 1 (1998) を翻訳し,技術的内容を変更
することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。ただし,Technical Corrigendum 1については,編集し,一体と
した。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
1.1 この規格は,衝撃力−たわみ線図からプラスチックのシャルピー衝撃特性を求める方法について規
定する。異なるタイプの棒状の試験片及び試験の種類,並びに材料の種類,試験片の種類及びノッチの形
状に依存するパラメータについては,JIS K 7111-1で定義する。
ロードセル及びストライカの応答,試験片の共振並びに初期接触及びイナーシャピークといった動的効
果について記述する(図1,曲線b,附属書Aを参照)。
1.2 シャルピー試験方法とアイゾット試験方法との比較については,JIS K 7111-1の1.(適用範囲)を参
照。
JIS K 7111-1は,衝撃強さだけで衝撃挙動を特徴付ける場合,及び装置のもっている位置エネルギーが,
試験片の破断にいたるまでに測定されるエネルギーと大体同じ場合に適している(ISO 13802,附属書C
参照)。この規格は,衝撃挙動を詳細に把握し,データ自動処理装置を開発するために,衝撃力−たわみ線
図又は衝撃力−時間線図が必要な場合,すなわち,上述のような,エネルギー合わせをする必要がないよ
うにする場合に用いる。
1.3 この試験方法に適用する材料の範囲については,JIS K 7111-1の1.(適用範囲)による。
1.4 一般的な試験結果の比較可能性については,JIS K 7111-1の1.(適用範囲)による。
1.5 この試験方法は,設計用データを求めるための方法としては使用しないほうがよい。しかしながら,
データがどのように使われるかは,この規格の主題ではない。この規格を用いて求めたデータを利用する
場合には,この規格を参照したことを記述するか,又は受渡当事者間の協定によることが望ましい。
試験温度を変えること,試験片のノッチ半径及び/又は厚さを変えること,並びに異なる条件下で作製
した試験片を試験することによって,材料の衝撃挙動に関する代表的な情報が得られる。
この規格は,衝撃力−たわみ線図上の各点で起こるメカニズムを説明することが目的ではない。これら
のメカニズムの解析は,現在の研究課題となっている。
――――― [JIS K 7111-2 pdf 3] ―――――
2
K 7111-2 : 2006 (ISO 179-2 : 1997)
1.6 試験条件及び試験片の作製条件が同一である場合だけ,試験結果は比較できる。衝撃応力に対する
応答を総合的に評価するには,結晶化度及び吸湿度のような各種の材料変数に対する変形速度と温度との
関数として求める必要がある。したがって,この試験から直接最終製品の衝撃挙動は予測できないが,こ
の試験方法で試験を行うために,最終製品から直接試験片を採取してもよい。
1.7 もし,過去の試験結果から比較が可能であることが確認されていれば,この試験方法によって求め
た衝撃強さは,JIS K 7111-1を用いた結果と置き換えることができる。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 179-2 : 1997,Plastics−Determination of Charpy impact properties−Part 2 : Instrumented impact
test及びTechnical Corrigendum 1 (1998) (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7111-1 プラスチック−シャルピー衝撃特性の求め方−第1部 : 非計装化衝撃試験
備考 ISO 179-1,Plastics−Determination of Charpy impact properties−Part 1 : Non-instrumented impact
testからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO 13802,Plastics−Verification of pendulum impact-testing machines−Charpy, Izod and tensile
impact-testing
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 7111-1の3.(定義)によるほか,次による。
3.1 衝撃速度 v0 (impact velocity) 衝撃の瞬間の,試験片支持台に対するストライカの相対速度。
メートル/秒 (m/s) で表す。
3.2 イナーシャピーク (inertial peak) 衝撃力−時間線図,又は衝撃力−たわみ線図上での最初のピーク。
これらは,試験片がストライカと最初に接触した後,加速された試験片のその部分の慣性力によって生
じる(図1の曲線b及び附属書A参照)。
3.3 衝撃力 F (impact force) 打撃刃によって試験片に加えられる打撃方向の力。ニュートン (N) で表
す。
3.4 たわみ s (deflection) ストライカと試験片とが最初に接触開始してから,打撃終了までの試験片支
持台に対するストライカの相対的変位。ミリメートル (mm) で表す。
3.5 衝撃エネルギー w (impact energy) たわみsが進行中に,試験片の加速,変形,及び破断に消費さ
れたエネルギー。ジュール (J) で表す。
3.6 最大衝撃力 FM (maximum impact force) 衝撃力−時間線図,又は衝撃力−たわみ線図における衝
撃力の最大値(図1参照)。ニュートン (N) で表す。
3.7 最大衝撃力時たわみ sM (deflection at maximum impact force) 最大衝撃力FMが生じたときのたわ
み(図1参照)。ミリメートル (mm) で表す。
――――― [JIS K 7111-2 pdf 4] ―――――
3
K 7111-2 : 2006 (ISO 179-2 : 1997)
図 1 代表的な衝撃力−たわみ線図及び衝撃力−時間線図
――――― [JIS K 7111-2 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 7111-2:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 179-2:1997(IDT)
JIS K 7111-2:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
JIS K 7111-2:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7111-1:2012
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験