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K 7129-7 : 2016
C.2.5 C2.3及びC2.4を繰り返し,各時間でのWVTRを算出する。WVTRが一定になったとき,透過が
定常状態に到達したことを示しており,この値を記録する。
なお,不正確な測定を防ぐため,カルシウム膜の色を観察することでカルシウム膜の厚さに変化がない
ことを監視する。
C.3 計算
各試験片の水蒸気透過度は,次の式(C.1)を用いて算出する
MH 2 O dA 1
J 2 l dCa (C.1)
MCa dt S0
ここに, J : 試験片の水蒸気透過度(WVTR)[g/(m2・24 h)]
MH2O : 水のモル質量(g/mol)
MCa : カルシウムのモル質量(g/mol)
l : カルシウム膜の膜厚(m)
dCa : カルシウムの密度(g/m3)
dA/dt : カルシウム腐食面積の変化率速度(m2/24 h)
S0 : カルシウム膜の成膜面積(m2)
――――― [JIS K 7129-7 pdf 11] ―――――
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K7
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附属書JA
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(参考)
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7 : 2
JISと対応国際規格との対比表
016
ISO 15106-7:2015,Plastics−Film and sheeting−Determination of water vapour
JIS K 7129-7:2016 プラスチック−フィルム及びシート−水蒸気透過度の求め
方−第7部 : カルシウム腐食法 transmission rate−Part 7: Calcium corrosion method
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1A 引用規 試験片の厚さ測定 Bibliography 変更 試験片の厚さ測定方法としてJIS K試料片の厚さ測定を規定として,
格 方法の規格 7130(対応国際規格ISO 4593)を この規格の本体に引用規格を明示
参考文献からこの規格の本体の引 した。今後,ISOに提案予定
用規格に移動した。
2 用語及び 2 削除
2.3 Encapsulantに関す 必要のない規定がISO規格の発行 必要のない規定のため,削除する
定義 る規定 ことを今後,ISOに提案予定
時に削除されずに残っていたため,
削除した。
4.3 試験片 試験片の厚さ測定 4 追加 この規格の本体にISO規格にはな 具体的な引用規格を明示した。今
の厚さ測定 方法について規定 い試験片の厚さ確認方法として, 後,ISOに提案予定
JIS K 7130によることを追加した。
5 状態調節 状態調節の温度及 5 試験片を測定前に真 変更 水蒸気透過度を求める前に試験片 ISO規格では,“試験片を測定前
び時間条件につい 空又は不活性ガス下 の厚さを測定するものとし,JIS Kに真空又は不活性ガス下にて保存
て規定 にて保存する。 7130による厚さ測定に規定する状 する。”と規定しているが,厚さの
態調節をもってこの試験の状態調 測定条件と状態調節とが非常に異
節を兼ねるように変更 なっており,厚さ測定時に行う状
態調節で,この試験の状態調節を
行うものとした。今後,ISOに提
案予定
――――― [JIS K 7129-7 pdf 12] ―――――
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6 試験装置 試験装置について 6 変更 箇条6以降は試験装置の規定に相 今後,ISOに箇条6のタイトルの
規定 当するが,ISO規格では箇条6のタ 修正を提案予定
イトルが“試験装置,試験方法及び
試験条件”となっているのでタイト
ルを“試験装置”と変更
10 試験報 d) 試験片の名称 10 変更 ISO規格では“試料片を特定に必
試料片の特定は,試験片の材料名,
告 型番などの名称によってできるた 要な全ての詳細事項”とあるが,
め,変更を行った。 具体的には,試料片の名称がこれ
に相当する。今後,ISOに提案予
定
f) 単層以外の試験 10 追加 透過測定において試験片の水蒸気 ISO規格では“試験片の水蒸気供
片の水蒸気供給面 給面”とだけ表記するため,単層
供給面が,測定結果に影響を及ぼす
の試験片には該当しない報告事項
場合は,試料片が膜厚方向に非対称
であることを明示した。今後,ISO
な構造をもつ積層体だけである。し
に提案予定
たがって,単層で構成された試験片
が該当しないことを明示するため,
変更を行った。
l) 試験年月日 10 追加 水蒸気透過度が低い場合に試験実 ISO規格では,試験実施が1日で
施期間が1日で終了しない場合が 終了しない場合を想定した表現に
なっていないので,試験開始日及
想定されるため,そのような場合に
試験開始日及び終了日の両方を記 び終了日が一致しない場合にも対
載することとした。 応できる表現を追加した。今後,
ISOに提案予定
附属書B B.2.6 測定手順の繰 B.2.6 変更 ISO規格を日本語訳すると“B.2.4 ISO規格の原文の修正をISOに提
(規定) 返しに関する規定 又はB.2.5”となるが,正しくは 案予定
“B.2.4及びB.2.5”としなければな
K7
らない。
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
0
国際
1
の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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規格
-
7
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 番号 の評価
01
附属書C C.2.4 測定手順の繰 C.2.4 変更 カルシウム腐食面積の変化速度に “カルシウム腐食率”を表すratio
6
(規定) 返しに関する規定 する。 of calcium corrosionに変更するこ
とを今後,ISOに提案予定
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 15106-7:2015,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
JIS K 7129-7:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15106-7:2015(MOD)
JIS K 7129-7:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.10 : フィルム及びシート
JIS K 7129-7:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK7130:1999
- プラスチック―フィルム及びシート―厚さ測定方法