JIS K 7201-2:2021 プラスチック―酸素指数による燃焼性の試験方法―第2部:室温における試験 | ページ 2

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K 7201-2 : 2021 (ISO 4589-2 : 2017)
上部出口には,必要に応じて少なくとも90 mm/sの排気速度となるように,小口径出口の上蓋を設置す
る。燃焼円筒内の気流速度は,A.2にある式を用いて計算する。
注記1 試験片位置における流速の測定は,ガス漏れの確認に役立つ。
注記2 燃焼円筒の上端から少なくとも10 mm上のところで,直径40 mmの出口を形成する上蓋を
用いると良い結果が得られる。
結果が同じになることが証明できる場合は,出口制限用蓋があるかどうかに関係なく,他の寸法の燃焼
円筒も使用可能である。燃焼円筒の底又は燃焼円筒を支える基板は,燃焼円筒に流入する混合ガスを均一
に分散する構造とする。分散器及び金属薄片(ハニカム)又はガラスビーズを入れた混合容器からなる装
置が望ましい。結果が同じになることが証明できる場合は,放射状の多岐管のようなものを使用可能であ
る。試験片位置から下方に多孔性の金網を取り付けると,落下する燃焼くずによるガスの入口及び分散通
路の汚染の防止に役立つ。試験片の取付け及び清掃を容易にするために,燃焼円筒を半分に分割できるよ
うにしてもよい。
燃焼円筒及びその中の試験片を垂直に調整するために,燃焼円筒の支持体に水平調節装置及び水準器を
取り付けてもよい。試験装置を暗い背面の前に設置すれば,燃焼円筒内の炎を良く観察することが可能で
ある。
5.2 試験片支持具 試験片を,燃焼円筒の中心に垂直に支持するのに適するもの。
自立する材料に対しては,燃焼の標線から下に少なくとも15 mm離れた位置で,小さなクランプによっ
て試験片を支持する。垂直に保持するために支持が必要なフィルム又はシートの試験片に対しては,図6
に示す二つの支持枠の長辺で試験片を挟み,その下端で試験片を垂直に支持する。この支持枠には,その
上端から下方20 mm及び100 mmの位置に標線を付ける。
試験片支持具の形状は,滑らかなものとし,上昇ガス流の乱れが最小となるようにすることが望ましい。
5.3 ガス供給 加圧した純度98 %(質量分率)以上の酸素,窒素及び/又は清浄な空気[酸素20.9 %(体
積分率)を含む。]から構成する。
燃焼円筒に流入する混合ガスの水分の含有量は,0.1 %(質量分率)未満とする。ただし,混合ガス中の
水分が高くても結果に影響しないことが証明される場合は,この限りではない。ガス供給システムには,
乾燥装置又は水分の含有量を調べるための監視装置,若しくは供給部でサンプリングができる装置を備え
る。ただし,混合ガス中の水分含有量が許容範囲にあると分かっている場合は,この限りではない。
燃焼円筒を上昇する混合ガス中の酸素体積分率の変動が試験片の下で0.2 %(体積分率)未満とするた
めに,各々の構成ガスの供給配管は,ガスが燃焼円筒の底部のガス分散器に入る前に完全に混合する。
注記 ボンベ詰めの酸素又は窒素中の水分は,必ずしも0.1 %(質量分率)未満とは限らない。純度
98 %(質量分率)以上として充された市販のボンベは,通常,水分含有量が0.003 %0.01 %
(質量分率)であるが,ボンベの圧力が1 MPa以下に低下した場合は,残ガスの水分含有量は
0.1 %(質量分率)を超えることがある。

――――― [JIS K 7201 pdf 6] ―――――

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K 7201-2 : 2021 (ISO 4589-2 : 2017)
単位 mm
1 燃焼円筒 5 整流器 9 酸素と窒素との混合ガス
2 上蓋 6 任意選択の温度計 10 炎点火器
3 試験片支持具 7 管
4 燃焼くず用金網 8 試験片
図1−代表的な酸素指数測定装置組立図

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K 7201-2 : 2021 (ISO 4589-2 : 2017)
1 酸素 6 流量計
2 窒素 7 参照ガス
3 ニードル弁 8 排気へ
4 校正済みの流量計 9 燃焼円筒へ
5 酸素分析計
図2−5.4の注記2のa)の要素を組み込んだ代表的なフローシステム
1 酸素 6 酸素分析計
2 窒素 7 流量計
3 ニードル弁 8 参照ガス
4 圧力計 9 排気へ
5 校正済みのオリフィス 10 燃焼円筒へ
図3−5.4の注記2のb)の要素を組み込んだ代表的なフローシステム

――――― [JIS K 7201 pdf 8] ―――――

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K 7201-2 : 2021 (ISO 4589-2 : 2017)
1 酸素 6 流量計
2 窒素 7 参照ガス
3 ニードル弁 8 排気へ
4 校正済みの流量計 9 燃焼円筒へ
5 酸素分析計
図4−5.4の注記2のc)の要素を組み込んだ代表的なフローシステム
1 酸素 6 流量計
2 窒素 7 参照ガス
3 校正済みのマスフローコントロ8 排気へ
ーラー 9 燃焼円筒へ
4 酸素分析計
5 ニードル弁
図5−5.4の注記2のd)の要素を組み込んだ代表的なフローシステム

――――― [JIS K 7201 pdf 9] ―――――

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K 7201-2 : 2021 (ISO 4589-2 : 2017)
単位 mm 許容差 ±0.25 mm
1 上部標線 2 下部標線
図6−自立しない試験片の支持枠
5.4 ガス制御装置 燃焼円筒内を通るガス流速が,23 ℃±2 ℃において,40 mm/s±2 mm/sのとき,燃
焼円筒に入ってくる混合ガス中の酸素体積分率を,混合ガスに対し0.1 %の分解能で設定でき,混合ガス
に対し±0.2 %の精度で体積分率を調整できるもの。ガス流速は式(A.1)を用いて計算する。
注記1 図1にある任意選択の温度計によって燃焼円筒に入る混合ガスの温度を測定することが適切
であることが分かっている。
注記2 この規定を満足することが分かっている測定及び制御装置は,次のものを含む。
a) 個別ガス及び混合ガスの供給ラインのニードル弁,混合ガスを連続的に採取して分析す
る酸素分析計,並びに燃焼円筒を通るガス流量が要求範囲にあることが分かる校正済み
の流量計(図2参照)。
b) 校正済みのオリフィス,個別のガス供給ラインのガス圧力調整器及び圧力計,混合ガス

――――― [JIS K 7201 pdf 10] ―――――

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  • ISO 4589-2:2017(IDT)

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