JIS K 7313-1:2008 プラスチック―ポリフェニレンエーテル(PPE)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎 | ページ 2

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K 7313-1 : 2008
表2−データブロック2に使用するコード
コード 位置1 コード 位置2位置8
A 接着剤用 A 加工安定処方
B ブロー成形用 B ブロッキング防止処方
C カレンダ加工用 C 着色品
D 粉末
E 押出用 E 発泡処方
F フィルム押出用 F 特殊燃焼性処方
G 一般用 G か粒
G1 ペレット
G3 ビーズ
H コーティング用 H 熱老化安定処方
K ケーブル,ワイヤコーティング用 K 金属不活性処方
L モノフィラメント押出用 L 耐光及び耐候処方
M 射出成形用
N 自然色(非着色品)
P 耐衝撃処方
Q 圧縮成形用 Q1 めっき処方
R 回転成形用 R 離型剤処方
S 焼結用 S 滑剤処方
T テープ製造用 T 透明
V 熱成形用
X 表示なし X 架橋処方
Y 紡織糸,紡糸用 Y 導電処方
Z 帯電防止処方

3.4 データブロック3

3.4.1  一般
このデータブロックでは,荷重たわみ温度を文字コード(A又はB)及び3けたの数字コードで表し(3.4.2
参照),メルトボリュームフローレイトを2けたの数字コードで表し(3.4.3参照),ノッチ付きシャルピー
衝撃強さを2けたの数字コードで表し(3.4.4参照),並びに燃焼性を文字コードで表す(3.4.5参照)。四
つのコードの間には,ハイフンを入れる。
荷重たわみ温度,ノッチ付きシャルピー衝撃強さ及び燃焼性の値が範囲の境界上にあるか,又はそれに
近い場合,製造業者は,その材料がどちらの範囲に入るかを決める。その後,その材料の試験値が,その
範囲から外れても製造許容範囲にあるならば,そのコードを変える必要はない。
注記 荷重たわみ温度,メルトボリュームフローレイト,ノッチ付きシャルピー衝撃強さ,及び燃焼
性のコードのすべての組合せのポリマーが,入手できるとは限らない。
3.4.2 荷重たわみ温度
荷重たわみ温度は,JIS K 7313-2に従って,1.8 MPa又は0.45 MPaの荷重で測定する。表3の1.8 MPa
で規定する荷重たわみ温度の値を17の範囲に分割し,また表4の0.45 MPaで規定する荷重たわみ温度の
値を17の範囲に分割し,それぞれA又はBの文字及び3けたの数字コード番号で表示する。

――――― [JIS K 7313-1 pdf 6] ―――――

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表3−データブロック3の荷重たわみ温度に使用するコード
(PPE, PPE+PS, PPE+その他の樹脂, PPE+PS+その他の樹脂)
コード 荷重たわみ温度の範囲(℃) : 1.8 MPa荷重
A050 ≧50
A060 ≧60
A070 ≧70
A080 ≧80
A090 ≧90
A100 ≧100
A110 ≧110
A120 ≧120
A130 ≧130
A140 ≧140
A150 ≧150
A160 ≧160
A170 ≧170
A180 ≧180
A190 ≧190
A200 ≧200
A210 ≧210
表4−データブロック3の荷重たわみ温度に使用するコード
(PPE+PA, PPE+PP, PPE+PPS, PPE+その他の樹脂)
コード 荷重たわみ温度の範囲(℃) : 0.45 MPa荷重
B050 ≧50
B060 ≧60
B070 ≧70
B080 ≧80
B090 ≧90
B100 ≧100
B110 ≧110
B120 ≧120
B130 ≧130
B140 ≧140
B150 ≧150
B160 ≧160
B170 ≧170
B180 ≧180
B190 ≧190
B200 ≧200
B210 ≧210
3.4.3 メルトボリュームフローレイト
メルトボリュームフローレイトは,JIS K 7313-2に従って測定する。測定値の小数点以下を四捨五入し,
2けたの数字コードとして表示する。測定値が1けたの場合は,10の位を0として表示する。
例 測定値が5.1 cm3/10 minの場合,05と表示する。
3.4.4 ノッチ付きシャルピー衝撃強さ
ノッチ付きシャルピー衝撃強さは,JIS K 7313-2に従って測定する。表5によるように,衝撃強さの値

――――― [JIS K 7313-1 pdf 7] ―――――

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を8の範囲に分割し,それぞれ2けたの数字コードで表示する。
表5−データブロック3のノッチ付きシャルピー衝撃強さに使用するコード
コード ノッチ付きシャルピー衝撃強さの範囲 (kJ/m2)
00 <5
05 ≧5
10 ≧10
20 ≧20
30 ≧30
40 ≧40
50 ≧50
60 ≧60
3.4.5 燃焼性
1.00
燃焼性は,JIS K 7313-2の規定によって,厚さ 5.1 mmの試験片で測定する。
これらの値は,表6に示すように,燃焼性の値を,それぞれ文字コードで表示する。
表6−データブロック3の燃焼性に使用するコード
コード 燃焼性の区分
HB40 HB40
HB75 HB75
V2 V-2
V1 V-1
V0 V-0

3.5 データブロック4

  このデータブロックでは,位置1に充てん材及び/又は強化材の種類を1けたの文字コードで表示し,
更に位置2にその物理的形状を,2番目の文字コードで表示する。
これらのコードは,表7による。このコードに続いて(空白なしで),その質量分率(%)を,位置3
及び位置4に2けたの数字で表示してもよい。

――――― [JIS K 7313-1 pdf 8] ―――――

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表7−データブロック4で使用する充てん材及び強化材のコード
コード 物質(位置1) コード 形状(位置2)
B ほう素 B ビーズ,球,中空球
C 炭素 C チップ,切片
D 細粒,粉末
E クレー
F 繊維
G ガラス G 磨砕紛
H ウィスカー
K 炭酸カルシウム K 編物
L セルロースa) L 層(状)
M 鉱物a),b),金属a) M マット(厚手)
N 不織布(布,薄手)
P マイカa) P 紙
Q シリカ
R アラミド R ロービング
S 有機合成物a) S フレーク
T タルク T ねん(撚)糸又は組物
V ベニア(単板)
W 木材 W 織物
X 規定しない X 規定しない
Y ヤーン
Z このリスト以外 Z このリスト以外
注a) これらの物質は,例えば,それらの化学記号,関連規格に定められた略号又はコ
ードで詳しく表示してもよい。金属(M)の場合,質量分率の後の化学記号によ
って金属の種類を表示する。
b) 鉱物充てん材は,利用できる記号があるときは,その記号で表示するのが望まし
い。数種の物質及び/又は異なる形状の混合物を表す場合,“+”の記号を使っ
てコードをつなぎ,その全体を括弧でくくる。例えば,25 %ガラス繊維 (GF)
と10 %鉱物粉末(MD)の混合物は,(GF25+MD10)と表示する。

3.6 データブロック5

  このデータブロックには,特定用途の材料仕様書を作成するために必要な場合,追加事項を表示する。
例えば,適切な日本工業規格(日本産業規格)又は一般に用いられている標準的な仕様を引用してもよい。

4 呼び方の例

4.1 呼び方だけの場合

  ポリスチレン変性(2),射出成形用(M),熱老化安定処方(H),耐光処方(L),自然色(非着色品)(N)
で,かつ,荷重たわみ温度130 ℃(A130),メルトボリュームフローレイト5 cm3/10 min(05),ノッチ付
きシャルピー衝撃強さ35 kJ/m2(40),燃焼性HB40(HB40),及び25 %ガラス繊維強化(GF25)である
ポリフェニレンエーテル(PPE-2)は,次のように表示する。

――――― [JIS K 7313-1 pdf 9] ―――――

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識別項目ブロック
種類 個別項目ブロック
ブロック 規格番号 データ データ データ データ
(任意記載)ブロック ブロック ブロック ブロック ブロック
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MHLN,
(熱可塑性プラスチック)JIS K 7313-1(ISO 15103-1)−PPE-2, A130-05-40-HB40,GF25
規格番号
データブロック1 : 記号
データブロック2 : 位置1 : 射出成形
: 位置2 : 熱老化安定処方
: 位置3 : 耐光処方
: 位置4 : 自然色
データブロック3 : 位置1 : 荷重たわみ温度
: 位置2 : メルトボリュームフローレイト
: 位置3 : ノッチ付きシャルピー衝撃強さ
: 位置4 : 燃焼性
データブロック4 : 位置1 : ガラス
: 位置2 : 繊維
: 位置3 : 25 %
呼び方 : (熱可塑性プラスチック)JIS K 7313-1(ISO 15103-1)−PPE-2, MHLN, A130-05-40-HB40, GF25
ポリアミド変性(3),射出成形用(M),ペレット(G1)で,荷重たわみ温度190 ℃(B190),メルト
ボリュームフローレイト20 cm3/10 min(20),ノッチ付きシャルピー衝撃強さ60 kJ/m2(60),燃焼性HB40
(HB40)であるポリフェニレンエーテル(PPE-3)は,次のように表示する。
識別項目ブロック
種類 個別項目ブロック
ブロック 規格番号 データ データ データ
(任意記載)ブロック ブロック ブロック ブロック
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MG1,
(熱可塑性プラスチック)JIS K 7313-1(ISO 15103-1)−PPE-3, B190-20-60-HB40
規格番号
データブロック1 : 記号
データブロック2 : 位置1 : 射出成形
: 位置2 : ペレット
データブロック3 : 位置1 : 荷重たわみ温度
: 位置2 : メルトボリュームフローレイト
: 位置3 : ノッチ付きシャルピー衝撃強さ
: 位置4 : 燃焼性
呼び方 : (熱可塑性プラスチック)JIS K 7313-1(ISO 15103-1)−PPE-3, MG1, B190-20-60-HB40

――――― [JIS K 7313-1 pdf 10] ―――――

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JIS K 7313-1:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 15103-1:2000(MOD)

JIS K 7313-1:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 7313-1:2008の関連規格と引用規格一覧