この規格ページの目次
- JISK7340 規格全文情報
- まえがき
- pdf 目 次
- プラスチック−フィルム及びシートの垂直の炎の広がり試験方法
- 序文
- 1. 適用範囲
- 2. 引用規格
- 3. 定義
- 4. 試験の意義
- 5. 原理
- 6. 試験装置
- 6.1 気流のない試験チャンバ
- 6.2 試料支持具
- 6.3 ステンレス製マーカロッド
- 6.4 ガスバーナ
- 6.5 ガス
- 6.6 校正された流量計
- 6.7 計時装置
- 6.8 長さ測定具(定規)
- 6.9 マーカ(容易に消えないもの)
- 6.10 マイクロメータ
- 7. 試料
- 8. 試験手順
- JIS K 7340:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS K 7340:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS K 7340:2006の関連規格と引用規格一覧
JIS K 7340:2006 規格概要
この規格 K7340は、垂直に支えた厚さ3mm以下のプラスチック製フィルム又はシートを,小さな着火炎にさらしたときの炎の広がりの特性を測定するための試験方法について規定。
JISK7340 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7340
- 規格名称
- プラスチック―フィルム及びシートの垂直の炎の広がり試験方法
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Vertical flame spread determination for film and sheet
- 制定年月日
- 2006年11月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 12992:1995(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.220.40, 83.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2006-11-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 7340:2006 PDF [11]
K 7340 : 2006 (ISO 12992 : 1995)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック工業連盟(JPIF)/財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 12992:1995,Plastics−Vertical flame
spread determination for film and sheetを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7340 pdf 1] ―――――
K 7340 : 2006 (ISO 12992 : 1995)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 試験の意義・・・・[2]
- 5. 原理・・・・[2]
- 6. 試験装置・・・・[2]
- 6.1 気流のない試験チャンバ・・・・[2]
- 6.2 試料支持具・・・・[2]
- 6.3 ステンレス製マーカロッド・・・・[3]
- 6.4 ガスバーナ・・・・[3]
- 6.5 ガス・・・・[3]
- 6.6 校正された流量計・・・・[3]
- 6.7 計時装置・・・・[3]
- 6.8 長さ測定具(定規)・・・・[3]
- 6.9 マーカ(容易に消えないもの)・・・・[3]
- 6.10 マイクロメータ・・・・[3]
- 7. 試料・・・・[3]
- 8. 試験手順・・・・[3]
- 9. 精度・・・・[4]
- 9.1 試験結果・・・・[4]
9.2 併行精度 (Repeatability) 4
9.3 再現精度 (Reproducibility) 4
- 9.4 平均・・・・[4]
- 9.5 妥当性・・・・[4]
- 10. 試験報告書・・・・[4]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7340 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7340 : 2006
(ISO 12992 : 1995)
プラスチック−フィルム及びシートの垂直の炎の広がり試験方法
Plastics−Vertical flame spread determination for film and sheet
序文
この規格は,1995年に第1版として発行されたISO 12992,Plastics−Vertical flame spread determination
for film and sheetを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,垂直に支えた厚さ3 mm以下のプラスチック製フィルム又はシートを,小さ
な着火炎にさらしたときの炎の広がりの特性を測定するための試験方法について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 12992:1995,Plastics−Vertical flame spread determination for film and sheet (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
備考 ISO 291:1997,Plastics−Standard atmospheres for conditioning and testingからの引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8402-2 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第2部 : 標準測定方法の併行精度及
び再現精度を求めるための基本的方法
備考 ISO 5725-2:1994,Accuracy (trueness and precision) f measurement methods and results−Part 2:
Basic method for the determination of repeatability and reproducibility of a standard measurement
methodが,この規格と一致している。
ISO 11925-2:2002,Reaction to fire tests−Ignitability of building products subjected to direct impingement of
flame−Part 2: Single flame source test
ISO 13943:2000,Fire safety−Vocabulary
参考 ISO 12992が引用しているISO/IEC Guide 52:1990,Glossary of fire terms and definitionsはISO
13943:2000に置き換えられ,廃止された。
――――― [JIS K 7340 pdf 3] ―――――
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K 7340 : 2006 (ISO 12992 : 1995)
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,ISO 13943によるほか,次による。
3.1 残じん (after glow) 発火(着火)源を取り去った後,試料の炎が消滅した後の,又は炎が発生しな
かった場合の,赤熱燃焼の持続。
3.2 炎の広がり時間 (flame spread time) 規定の試験条件の下で,燃焼している材料の上で炎が,ある
垂直距離を進むのに要する時間。
3.3 着火 (ignition) 火炎燃焼の開始。
3.4 炎の基部 (seat of flame) 燃焼している材料の,炎が発生している位置(図1参照)。
3.5 この試験方法のための記号
3.5.1 t1 炎の基部が100 mmのマークに到達するまでの時間(秒)
3.5.2 t2 炎の基部が300 mmのマークに到達するまでの時間(秒)
3.5.3 FSR (frame spread rate) 炎が広がる速度(mm/秒)
4. 試験の意義
4.1 この試験方法を用いて得られる試験結果は,ある制御された試験所の条件下での材料の燃焼特性の
高感度の測定結果を提供し,プリセレクション又は品質管理の目的に有用である。
4.2 異なった厚さの試料について異なった着火源及び/又は異なった手順で得られた試験結果は,比較
できない。また,異なる条件の下での燃焼挙動の相互の関連付けを示すものではない。
4.3 この試験方法は,着火せずに縮んで火源から遠ざかるか,又は火源の届く範囲から外れる試料には
適していない。そのような試料には,他の試験方法を探す必要がある。
4.4 実際の火災状況下において,特定のタイプ又は形の材料による火災危険性の表現又は鑑定に,この
規格の試験で得られた結果だけを用いてはならない。この規格による試験結果は,材料に関する特定の実
使用状況を含め,火災リスク評価に関係するすべての要素を考慮したとき,火災リスク評価の一つの要素
として用いることができる。
5. 原理
5.1 特定の着火源からの規定の火炎を,垂直に保持したフィルム又はシートの試料に規定時間当てる。
5.2 炎の基部が二つのマークの間を移動する時間を炎の広がり時間として記録し,二つのマーク間の炎
の広がり速度を計算する。
5.3 燃焼している部分の落下,消火特性及び残じんなどの炎の伝ぱ(播)に関係する他の特性を観測し
記録する。
6. 試験装置
6.1 気流のない試験チャンバ
試験チャンバは,試験開始時に試料の周囲の空気の動きが0.2 m/s未満で
あり,その空気の動きが試験中に用いる器具の影響を受けないもの。試験チャンバは,内容積1.0 m3以上
とする。試料支持具は,周囲の壁面から少なくとも300 mm離す。燃焼発生物を排出する排気ファンを,
チャンバ又はチャンバからの排気ダクトに取り付ける。
備考 燃焼時間が長い場合,燃焼を維持するための十分な酸素を保持するため,1 m3以上の大きさの
チャンバが必要である。
6.2 試料支持具
図2図4に示す。試料支持具は,試料に過度の力を掛けないで試料をしっかり垂直に
保持できるもので,試料の前面にマーカロッドを保持できるもの。
――――― [JIS K 7340 pdf 4] ―――――
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K 7340 : 2006 (ISO 12992 : 1995)
6.3 ステンレス製マーカロッド
直径 2.0 mm±0.5 mmで,図5に示す形状のもの。
6.4 ガスバーナ
ISO 11925-2に規定するガスバーナ。
6.5 ガス
純度が少なくとも94.5 %の商用プロパン。
6.6 校正された流量計
必要な場合,プロパンの流量を測定するもの。
6.7 計時装置
少なくとも0.2 秒の精確さをもつ計時装置。
6.8 長さ測定具(定規)
ミリメートル刻みであって,バーナの火炎の高さを測定するもの。
6.9 マーカ(容易に消えないもの)
細く,かつ,速乾性のもの。
6.10 マイクロメータ
試料の厚さを測るために,少なくとも精度0.02 mmのもの。
7. 試料
7.1 試料の大きさは,幅300 mm±5 mm,及び長さ325 mm±5 mmとする。
7.2 試料の厚さは,3 mmを超えてはならない。
7.3 3枚の試料を試験する。試料に異方性がある場合には,両方の方向でそれぞれ3枚の試料を試験する。
7.4 各試料には,6.9のマーカを用いて,その下辺から100 mm 及び300 mmの距離に水平に線を引く(図
2参照)。
7.5 3枚の試料からなる二つのセットを,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5) %で48時間状態調節する
(JIS K 7100参照)。ただし,試料の製品規格の規定によって異なった状態調節を要求する場合は,この限
りではない。
8. 試験手順
8.1 試験は,気温10 ℃30 ℃,相対湿度20 %65 %の範囲の中で実施する。
警告 燃焼生成物は危険であり,燃焼性の高い材料を試験する際には,大きな炎及び高い熱を発生す
ることに注意する必要がある。
8.2 状態調節後1時間以内に,各試料の試験を開始する。試験を直ちに実施しない場合には,試験を開
始するまで,試料を密閉した容器に保管する。
8.3 100 mmのマークが下になるように,試料を試験枠に取り付ける。試料に過度のしわ及び力がかから
ないように,試料を平らに固定する。
薄いフィルムは,初めに上端を試験枠に固定し,その後,下に引っ張って平らな面を作るとよい。
備考 押さえ板を取り付ける前に,試料を規定の場所に保持するために,試料の四辺をところどころ
テープで,又は両面接着テープで止めてもよい。
8.4 試料の前面から10 mm±1 mmで,下から100 mm及び300 mmのマークの位置にくるように,マー
カロッド(6.3)を,試験枠に取り付ける。
備考 試験中に,試料に描いたマークが変形したり,見えなくなったりしなければ,マーカロッドは
必要ない。
8.5 バーナ(6.4)を商用プロパンガス源(6.5)に接続する。バーナに点火し,バーナを垂直にしたとき
に炎の長さが40 mm±4 mmとなるように,ガス流量を調節する。バーナを2分間継続して燃焼させる。
空気の供給は,青い炎の先端に小さな黄色の部分があるように調節する(ISO 11925-2参照)。
参考 この炎の高さでは,ガスの流量は約62 cm3/分となる。
8.6 バーナを垂直から45度傾け,バーナの先端が試料の下端から20 mmで,かつ,左右の中心にくるよ
うに調節する(図6参照)。このとき,試料の辺が炎を二分するように調節する。
――――― [JIS K 7340 pdf 5] ―――――
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JIS K 7340:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 12992:1995(IDT)
JIS K 7340:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.40 : 材料及び製品の発火性及び燃焼性
JIS K 7340:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISZ8402-2:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第2部:標準測定方法の併行精度及び再現精度を求めるための基本的方法