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JIS K 8577:2007 規格概要
この規格 K8577は、試薬として用いる水酸化バリウム八水和物について規定。
JISK8577 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8577
- 規格名称
- 水酸化バリウム八水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Barium hydroxide octahydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年11月10日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1950-11-10 制定日, 1953-10-02 確認日, 1956-10-02 確認日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1995-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8577:2007 PDF [11]
K 8577 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 一般事項・・・・[1]
- 4 種類・・・・[1]
- 5 性質・・・・[1]
- 5.1 性状・・・・[1]
- 5.2 定性方法・・・・[2]
- 6 品質・・・・[2]
- 7 試験及び検査方法・・・・[2]
- 7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果・・・・[2]
- 7.2 純度 [Ba(OH)2・8H2O] 及び炭酸バリウム (BaCO3)・・・・[2]
- 7.3 希塩酸溶状・・・・[3]
- 7.4 塩化物 (Cl)・・・・[3]
- 7.5 硫化物 (S)・・・・[3]
- 7.6 ナトリウム(Na)・・・・[3]
- 7.7 カリウム (K)・・・・[3]
- 7.8 カルシウム (Ca)・・・・[4]
- 7.9 ストロンチウム (Sr)・・・・[4]
- 7.10 鉛 (Pb)・・・・[4]
- 7.11 鉄 (Fe)・・・・[4]
- 8 記録・・・・[4]
- 9 容器・・・・[4]
- 10 表示・・・・[4]
- 11 取扱い上の注意事項・・・・[5]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8577 pdf 1] ―――――
K 8577 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8577:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8577 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8577 : 2007
水酸化バリウム八水和物(試薬)
Barium hydroxide octahydrate (Reagent)
Ba(OH)2・8H2O FW : 315.46
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3:
Specifications−Second seriesを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の実
態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる水酸化バリウム八水和物について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8355 酢酸(試薬)
3 一般事項
試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。
4 種類
種類は,特級とする。
5 性質
5.1 性状
――――― [JIS K 8577 pdf 3] ―――――
2
K 8577 : 2007
水酸化バリウム八水和物は,白い結晶で,水にやや溶けやすく,エタノールに溶けにくい。
また,二酸化炭素を吸収する性質が強く,水溶液は塩基性である。
5.2 定性方法
試料1 gに水20 mlを加えて溶かし,JIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ土
類金属試験方法)によると,緑が現れる。
6 品質
品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度 [Ba(OH)2・8H2O] 質量分率 % 98.0 以上
炭酸バリウム (BaCO3) 質量分率 % 1.0 以下
希塩酸溶状 試験適合
塩化物 (Cl) 質量分率 % 0.001 以下
硫化物 (S) 質量分率 ppm 5 以下
ナトリウム (Na) 質量分率 % 0.01 以下
カリウム (K) 質量分率 % 0.002 以下
カルシウム (Ca) 質量分率 % 0.01 以下
ストロンチウム (Sr) 質量分率 % 0.3 以下
鉛 (Pb) 質量分率 ppm 2 以下
鉄 (Fe) 質量分率 ppm 1 以下
7 試験及び検査方法
7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果
試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法に
よって行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。
7.2 純度 [Ba(OH)2・8H2O] 及び炭酸バリウム (BaCO3)
7.2.1 純度 [Ba(OH)2・8H2O]
操作及び計算は,次による。
a) 操作 試料5 gを0.1 mgのけたまではかりとり,二酸化炭素を含まない水200 mlを加えて溶かし,フ
ェノールフタレイン溶液0.15 mlを加え,1 mol/ l 塩酸で滴定する。終点は,液の色が紅色から無色に
変わる点とする。
引き続いて7.2.2のa)の操作を行う。
b) 計算 純度 [Ba(OH)2・8H2O] は,次の式によって算出する。
.0157 73V1 f
A 100
m
ここに, A : 純度 [Ba(OH)2・8H2O](質量分率 %)
V1 : 1 mol/l 塩酸の滴定量 (ml)
f : 1 mol/ l 塩酸のファクター
m : はかりとった試料の質量 (g)
0.157 73 : 1 mol/ l塩酸1 mlのBa(OH)2・8H2O相当質量 (g)
――――― [JIS K 8577 pdf 4] ―――――
3
K 8577 : 2007
7.2.2 炭酸バリウム (BaCO3)
操作及び計算は,次による。
a) 操作 次にブロモフェノールブルー溶液0.1 mlを加え,1 mol/ l塩酸で滴定する。終点は,液の色が青
紫から青みの緑に変わる点とする。
b) 計算 炭酸バリウム(BaCO3)は,次の式によって算出する。
.0098 67V2 f
B 100
m
ここに, B : 炭酸バリウム (BaCO3)(質量分率 %)
V2 : 1 mol/ l 塩酸の滴定量 (ml)
f : 1 mol/ l 塩酸のファクター
m : はかりとった試料の質量 (g)
0.098 67 : 1 mol/ l 塩酸1 ml のBaCO3相当質量 (g)
7.3 希塩酸溶状
希塩酸溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料2 gに塩酸 (2+1) 3 mlを加えた後,
水で20 mlにする。濁りの程度の適合限度標準は,JIS K 8001の5.2 (1)(濁りの程度の適合限度標準)(a)
(澄明)を用いる。
7.4 塩化物 (Cl)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料1.0 gに硝酸 (1+2) 2 ml及び水を加えて溶かして20 mlにする。
b) 標準側溶液 塩化物標準液 (Cl : 0.01 mg/ml) 1.0 mlに硝酸 (1+2) 2 ml及び水を加えて20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.7[塩化物 (Cl)](1)(比濁法)(c)(操作)による。
7.5 硫化物 (S)
溶液の調製,操作及び判定は,次による。
a) 試料側溶液 試料1.0 gに水を加えて溶かして8 mlにする。
b) 標準側溶液 硫化物標準液 (S : 0.01 mg/ml) 0.50 mlに水を加えて8 mlにする。
c) 操作 試料側溶液,標準側溶液それぞれに,JIS K 8355に規定する酢酸2 ml及び塩基性酢酸鉛(II)
溶液0.3 mlを加えて,色を比較する。
d) 判定 試料側の色は,標準側の色より暗くない。
7.6 ナトリウム (Na)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料4 gに水50 ml及び塩酸 (2+1) 9 mlを加えて溶かす。沸騰するまで加熱し,硫酸 (1
+15) 20 mlを加えた後,室温まで冷却し,更に水を加えて200 mlにする。3時間放置した後,遠心分
離し,上澄み液120 mlをとる(S液)。S液50 ml(試料量1 g)に水を加えて100 mlにする(X液)
(X液は,7.7にも用いる。)。
b) 標準側溶液 S液50 mlにナトリウム標準液 (Na : 0.1 mg/ml) 1.0 ml,カリウム標準液 (K : 0.1 mg/ml) 0.20
ml及び水を加えて100 mlにする(Y液)(Y液は,7.7にも用いる。)。
c) 操作 JIS K 8001の5.30(炎光光度法)(3)(操作)による。
7.7 カリウム (K)
溶液の調製及び操作は,次による。
――――― [JIS K 8577 pdf 5] ―――――
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