JIS L 0217:1995 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法 | ページ 2

6
L 0217-1995
例2.
(2) 表14の記号を表示するときは,3.によって試験を行い,表14の記号の意味に適合する記号を表
示(2)(3)(4)しなければならない。
注(2) 通常塩素漂白を行わない色物については,塩素漂白の可否に関する表示を省略することができ
る。
(3) 加工又は組織によって通常アイロン掛けを行わないもののアイロンの掛け方に関する304以外
の表示は,省略することができる。
(4) 洗い方の記号が101106のものは,ドライクリーニングに関する403以外の表示を省略するこ
とができる。
(3) 表5及び表6の表示は,表示者の任意とする。
4.2 付記及び付記の仕方 記号に文字などを付記するときは,次のとおりとする。
(1) 表1の洗い方において,中性洗剤を表す“中性”の文字を付記する場合は,記号の中の液温を示す数
字の下に付記する。

(2) 表3のアイロンの掛け方において,あて布を表す の記号を付記する場合は,記号の下に付記
する。

(3) “ネット使用”などの簡単な取扱い上の文章を付記する場合は,記号の外の適当な箇所に付記する。

――――― [JIS L 0217 pdf 6] ―――――

                                                                                              7
L 0217-1995

ネット使用
4.3 記号の記載 2.の記号及び付記用語は,繊維製品に直接記載するか,又は繊維製品に容易に取れない
方法で取り付けたラベルに,織り出し,印刷,その他の方法によって記載しなければならない。
また,記号及び付記用語は,製品の使用可能な期間,取扱方法の情報が容易に判読できなければならな
い。
さらに,ラベルの材質は,表示してある記号及び付記用語によって示された取扱方法に十分耐える材質
でなくてはならない。ただし,布及び小物類(ハンカチ,くつ下など)については,下げ札などの方法に
よって記号及び付記用語を記載してもよい。
記載した記号(付記用語を含む。)やラベルは,消費者が見やすく,縫い目などに隠れず,かつ,しっか
りと容易に取れない方法で繊維製品に取り付けなければならない。
なお,前記のとおりに記号(付記用語を含む。)が記載されている場合には,その記号と同じ記号を,包
装,下げ札などの方法で記載してもよい。

――――― [JIS L 0217 pdf 7] ―――――

8
L 0217-1995
付表1 記号別の試験方法−洗い方(水洗い)
番号 試験装置 試験方法
101 JIS L 1096の6.23.2[B法試験装置に試料を覆うのに十分な量の液温95℃の水を入れ,これに水1lに対して
(シリンダ形洗濯機を用 0.5gの割合のせっけん(5)と,水1lに対して3gの割合のメタけい酸ナトリウムを添
加して溶解し,洗濯液とする。
いる方法)]に規定するシ
リンダ形洗濯機又はこれ この洗濯液に試料及び必要に応じて負荷布(6)を投入して,浴比を1対10にした後,
と同等以上の性能がある 運転を開始する。
洗濯機。 30分間処理した後,運転を止め,洗濯液を取り除き,液温60℃の新しい水(浴比
1対20)を注入し,5分間すすぎ洗いを行う。その後運転を止め,この水を取り除
き,再び液温60℃の新しい水(浴比1対20)を注入し,引き続き10分間すすぎ洗
いを行う。直ちに試料を取り出し,遠心脱水機で脱水し,直接日光の影響を受けな
い状態でつり干し又は平干しをする。
その後,必要に応じて素材繊維の適正温度でドライアイロン仕上げを行う。
102 101の方法と同様とする。ただし,洗濯液の液温を約60℃,すすぎ洗いの温度を約
40℃とする。
103 JIS C 9606に規定する遠試験装置の水槽の標準水量を示す水位線まで液温40℃の水を入れ,これに標準使用
心式脱水装置付きの家庭量となる割合で洗濯用合成洗剤(7)を添加して溶解し,洗濯液とする。
この洗濯液に浴比が,1対30になるように試料及び必要に応じて負荷布を投入し
用電気洗濯機。ただし,汚
れ落ちの状態を感知しなて運転を開始する。
がら洗濯操作を行うもの 5分間処理した後,運転を止め,試料及び負荷布を脱水機で脱水し,次に洗濯液
を30℃以下の新しい水に替えて,同一の浴比で2分間すすぎ洗いを行う。2分間の
は,使用してはならない。
すすぎ洗いを行った後,運転を止め,試料と負荷布を脱水し,再び2分間すすぎ洗
なお,洗濯操作を行うとき
は,標準洗濯容量で行う。
いを行い,脱水し,直接日光の影響を受けない状態でつり干し又は平干しをする。
その後,必要に応じて素材繊維の適正温度でドライアイロン仕上げを行う。
なお,“中性”を付記する場合は,洗剤にJIS K 3371に規定する中性を用いる。
104 103の方法と同様とする。ただし,試験装置の水流を弱,浴比を1対60とする。
なお,“中性”を付記する場合は,洗剤にJIS K 3371に規定する中性を用いる。
105 104の方法と同様とする。ただし,洗濯液の液温を30℃とする。
なお,“中性”を付記する場合は,洗剤にJIS K 3371に規定する中性を用いる。
106 適当な大きさのたらい。試験装置に試料を覆うのに十分な量の液温30℃の水を入れ,これに標準使用量とな
る割合で洗濯用合成洗剤(7)を添加して溶解し,洗濯液とする。
この洗濯液に試料を入れ,2分間試料を弱い手洗い(1),必要に応じ押し絞りをし
た後,再びこの方法によってすすぎ洗いを行い,脱水機で脱水する。
その後,必要に応じて素材繊維の適正温度でドライアイロン仕上げをする。
なお,“中性”を付記する場合は,洗剤にJIS K 3371に規定する中性を用いる。
注(5) せっけんは,JIS K 3303に規定する無添剤(1種)のものを使用する。
(6) 負荷布は,JIS L 0803に規定する3号(綿)の添付白布を使用する。
(7) IS K 3371に規定する第1種(弱アルカリ性)を使用する。

――――― [JIS L 0217 pdf 8] ―――――

                                                                                              9
L 0217-1995
付表2 記号別の試験方法−塩素漂白の可否
番号 試験装置 試験方法
JIS L 0856に規定する弱試験とする。
201 JIS L 0856の4.(装置及び
材料)に規定する装置。
付表3 記号別の試験方法−アイロンの掛け方
番号 試験装置 試験方法
301 JIS C 9203に規定する家 試料全体が均一に湿るように水を噴霧し,これをJIS L 0803の綿添付白布を敷いた
庭用自動温度調節器付ド アイロン台の上に載せる。次に,表面温度が約200℃の試験装置によって試料に適
ライアイロン。 切な圧力を掛けながら,試料のよこ糸方向に1秒間に約3cmの速度で1往復させる。
302 301の方法と同様とする。ただし,試験装置の表面温度を約150℃とする。
303 301の方法と同様とする。ただし,試験装置の表面温度を約110℃とし,水による噴
霧は行わない。
付表4 記号別の試験方法−ドライクリーニング
番号 試験装置 試験方法
401 JIS L 0821に規定するも JIS L 0860の5.(試験液の調製)によって試験液を調製し,JIS L 0860の6.(操作)
の。 によって試験する。ただし,パークロロエチレン,非イオン界面活性剤,陰イオン
界面活性剤及び水の量は,それぞれ300ml,3g,3g及び0.3mlとし,浴比は必要に
応じて負荷布を投入して,1対10とする。
402 401の方法と同様とする。ただし,溶剤は,JIS K 2201に規定する5号(クリーニ
ングソルベント)を300ml用いる。

――――― [JIS L 0217 pdf 9] ―――――

10
L 0217-1995
繊維部会 ケアラベル専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 高 久 明 東京工業大学
酒 井 豊 子 放送大学
伊 藤 隆 一 通商産業省産業政策局
関 成 孝 通商産業省生活産業局
山 本 庸 幸 通商産業省生活産業局
岡 林 哲 夫 工業技術院標準部
高 橋 孝 一 通商産業省通商産業検査所
竹 内 謙 二 社団法人繊維検査協議会
土 谷 勝 利 全日本婦人子供服工業組合連合会
安 藝 雅 夫 全日本紳士服工業組合連合会
小野里 喜八郎 日本布はく製品工業組合連合会
田 畠 実 日本ワイシャツ組合連合会
木 村 理 社団法人日本ボディファッション協会
川 又 輝 長 社団法人日本スポーツ用品工業協会
金 森 房 子 生活評論家
吉 岡 初 子 主婦連合会
伊 藤 康 江 消費科学連合会
川 又 幸 子 全国地域婦人団体連絡協議会
善 名 孝 子 国民生活センター
関 沢 七 重 日本消費者協会
森 充 ツカモト株式会社
斉 藤 有 常 日本百貨店協会
鈴 木 はるみ 株式会社西友
山 本 宏 日本繊維輸入組合
(関係者) 森 貞 光 日本石鹸洗剤工業会
中 原 茂 樹 日本電機工業会
笠 原 重 幸 全国クリーニング環境衛生同業組合連合会
(事務局) 天 野 正 喜 工業技術院標準部繊維化学規格課
松 浦 高 司 工業技術院標準部繊維化学規格課

JIS L 0217:1995の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3758:1991(NEQ)

JIS L 0217:1995の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 0217:1995の関連規格と引用規格一覧