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JIS L 0841:2021 規格概要
この規格 L0841は、染色した繊維製品の日光に対する染色堅ろう度試験方法について規定。
JISL0841 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L0841
- 規格名称
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for colour fastness to daylight
- 制定年月日
- 1966年3月1日
- 最新改正日
- 2021年12月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 105-B01:2014(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1966-03-01 制定日, 1972-01-01 確認日, 1974-06-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1983-12-01 改正日, 1988-04-01 改正日, 1992-03-01 改正日, 1998-11-20 改正日, 2004-04-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2021-12-20 改正
- ページ
- JIS L 0841:2021 PDF [14]
L 0841 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 要旨・・・・[2]
- 5 試験の種類・・・・[2]
- 6 装置及び材料・・・・[2]
- 7 試験片の調製・・・・[4]
- 7.1 試験片が布の場合・・・・[4]
- 7.2 試験片が糸の場合・・・・[4]
- 7.3 試験片がばら繊維の場合・・・・[4]
- 8 試験の操作・・・・[4]
- 8.1 一般・・・・[4]
- 8.2 露光法・・・・[4]
- 9 判定方法・・・・[10]
- 10 試験報告書・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS L 0841 pdf 1] ―――――
L 0841 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人
スガウェザリング技術振興財団(SWTF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を
添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改
正した日本産業規格である。これによって,JIS L 0841:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS L 0841 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
L 0841 : 2021
日光に対する染色堅ろう度試験方法
Test methods for colour fastness to daylight
序文
この規格は,2014年に第6版として発行されたISO 105-B01を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,染色した繊維製品の日光に対する染色堅ろう度試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 105-B01:2014,Textiles−Tests for colour fastness−Part B01: Colour fastness to light: Daylight(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 105-A01:1994,Textiles−Tests for colour fastness−Part
A01: General principles of testing
JIS L 0804 変退色用グレースケール
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 105-A02:1993,Textiles−Tests for colour fastness−Part
A02: Grey scale for assessing change in colour
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
ISO 105-B05,Textiles−Tests for colour fastness−Part B05: Detection and assessment of photochromism
注記 この国際規格に対応するJIS L 0886(ホトクロミズムの検出及び評価に対する試験方法)と
は技術的差異があるため,国際規格を引用した。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS L 0801による。
――――― [JIS L 0841 pdf 3] ―――――
2
L 0841 : 2021
3.1
標準退色
露光部分と未露光部分との色の差が変退色用グレースケール4号と同程度の色の差になる変退色
3.2
ホトクロミズム
染色物に対して光を照射した場合,これに変退色を生じるが,照射を中止し,所定時間暗所に放置する
ことによって,原色にまで復色する現象
4 要旨
試験片を規定の方法に基づいて日光に露光し,試験片の変退色と試験片とともに露光したブルースケー
ル若しくは仕様見本の変退色とを比較又は試験前後の試験片の変退色を比較して,その日光に対する染色
堅ろう度(以下,日光堅ろう度という。)を判定する。
5 試験の種類
試験の種類は,次の5種類の露光法とし,試験の目的に応じてこれらのうちから選んで試験を行う。
a) 第1露光法 一つの試験片を1組のブルースケールとともに露光し,試験片の日光堅ろう度を試験す
る。
b) 第2露光法 複数の試験片を1組のブルースケールとともに露光し,それぞれの試験片の日光堅ろう
度を試験する。
c) 第3露光法 一つの試験片又は複数の試験片を,目的とするブルースケールとともに露光し,試験片
が目的とするブルースケールと同等の日光堅ろう度をもっているかどうかを試験する。
d) 第4露光法 一つの試験片又は複数の試験片を,目的とするブルースケール又は日光堅ろう度が既知
の仕様見本とともに露光し,試験片が目的とするブルースケール又は日光堅ろう度が既知の仕様見本
と同等の日光堅ろう度をもっているかどうかを試験する。
e) 第5露光法 所定の放射露光量で試験片を露光し,試験片の日光堅ろう度を試験する。
6 装置及び材料
装置及び材料は,次による。
a) ブルースケール ブルースケールは,表1のとおり使用する染料及び繊維によって1級8級に分類
したものとする。ブルースケールは,使用する繊維を平織物とした後,精練し,等級ごとに指定した
染料を用いて染めた青色染布とする。
注記 ブルースケールは,一般財団法人日本規格協会で販売している。
――――― [JIS L 0841 pdf 4] ―――――
3
L 0841 : 2021
表1−ブルースケールの等級,使用染料及び繊維の種類
ブルースケールの等級 使用染料 繊維の種類
(級)
1 C.I.ディスパース·ブルー 341 ナイロン
(C.I. Disperse Blue 341)
2 C.I.ディスパース·ブルー 291
(C.I. Disperse Blue 291)
3 C.I.ディスパース·ブルー 354 ポリエステル
(C.I. Disperse Blue 354)
4 C.I.ディスパース·ブルー 268
(C.I. Disperse Blue 268)
5 C.I.ディスパース·ブルー 79:1
(C.I. Disperse Blue 79:1)
6 C.I.ディスパース·ブルー 165
(C.I. Disperse Blue 165)
7 C.I.ディスパース·ブルー 165
(C.I. Disperse Blue 165)
と
C.I.ディスパース·ブルー 60
(C.I. Disperse Blue 60)
とを混ぜた複合染料
8 C.I.ディスパース·ブルー 60
(C.I. Disperse Blue 60)
ブルースケールの寸法は,いずれの等級の場合も,通常,65 mm×40 mmとすることが望
ましいが,必要に応じ,他の寸法でもよい。
平織物は,表2に示す組成のものを推奨する。
注記 日光堅ろう度は,1級ブルースケールが最も低く,8級ブルースケールが最も高い。
表2−ブルースケール用平織物
繊維の種類 用糸 密度(50 mm当たりの本数)
種類 たて よこ たて糸 よこ糸
ナイロン 約123 g/m2 23.1 tex 23.1 tex 約128本 約104本
平織物
ポリエステル 約70 g/m2 16.5 tex 16.5 tex 約154本 約134本
平織物
b) 変退色用グレースケール JIS L 0804 に規定されたもの
c) 露光装置 露光装置は,試験片及びブルースケールを,風雨など気候要素から保護するために,試験
片取付け面から少なくとも50 mmの距離に磨き板ガラスを置き,過剰に高温にならないように通風の
よいものとする。
なお,磨き板ガラスは,JIS R 3202に規定されたものとする。板厚は,通常,3 mmとするが,風圧,
積雪,降ひょうなど,その地域の気象条件によって変更してもよい。ただし,3 mm以外の板厚の磨き
板ガラスを使用した場合は,試験報告書に記載する。透過率は,波長300 nm320 nmで1 %未満,波
長 380 nm750 nmで少なくとも90 %のものとし,使用期間は,通常,5年とする。
露光装置は,薬品のガス,煙,ほこりなどがなるべくかからない場所を選んで置き,試験片及びブ
ルースケールを南面させ,その傾斜角が水平に対してその場所の緯度にほぼ相当する角度になるよう
にする。
d) 不透明覆い 不透明覆い(以下,覆いという。)は,通常,日光に対して完全に不透明な白厚紙とする
――――― [JIS L 0841 pdf 5] ―――――
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JIS L 0841:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 105-B01:2014(MOD)
JIS L 0841:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 0841:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL0801:2011
- 染色堅ろう度試験方法通則
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス