JIS L 1021-7:2020 繊維製床敷物試験方法―第7部:動的荷重による厚さ減少試験方法

JIS L 1021-7:2020 規格概要

この規格 L1021-7は、摩擦を伴った動的荷重試験機による繊維製床敷物の厚さ減少試験方法及び摩擦を伴わない動的荷重試験機による繊維製床敷物の厚さ減少試験方法について規定。

JISL1021-7 規格全文情報

規格番号
JIS L1021-7 
規格名称
繊維製床敷物試験方法―第7部 : 動的荷重による厚さ減少試験方法
規格名称英語訳
Textile floor coverings -- Part 7:Determination of thickness loss under dynamic loading
制定年月日
2007年3月20日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2094:1999(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.60, 97.150
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2007-03-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS L 1021-7:2020 PDF [10]
                                                                                  L 1021-7 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少・・・・[2]
  •  4.1 原理・・・・[2]
  •  4.2 装置・・・・[2]
  •  4.3 試験片の調製及び試験条件・・・・[3]
  •  4.4 試験片の採取・・・・[3]
  •  4.5 試験片の準備・・・・[3]
  •  4.6 手順・・・・[3]
  •  4.7 試験結果・・・・[3]
  •  4.8 試験報告書・・・・[4]
  •  5 動的荷重による厚さ減少・・・・[4]
  •  5.1 原理・・・・[4]
  •  5.2 装置・・・・[4]
  •  5.3 試験片の調製及び試験条件・・・・[5]
  •  5.4 試験片の採取・・・・[5]
  •  5.5 試験片の準備・・・・[5]
  •  5.6 手順・・・・[5]
  •  5.7 試験結果・・・・[5]
  •  5.8 試験報告書・・・・[6]
  •  附属書JA(参考)動的荷重試験機の原理図(一例)・・・・[7]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1021-7 pdf 1] ―――――

L 1021-7 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本カーペッ
ト工業組合(JCMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS L 1021-7:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS L 1021の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1021-1 第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
JIS L 1021-2 第2部 : く(矩)形の繊維製床敷物の寸法測定方法
JIS L 1021-3 第3部 : 厚さの測定方法
JIS L 1021-4 第4部 : 質量の測定方法
JIS L 1021-5 第5部 : 単位長さ及び単位面積当たりのパイル数測定方法
JIS L 1021-6 第6部 : 静的荷重による厚さ減少試験方法
JIS L 1021-7 第7部 : 動的荷重による厚さ減少試験方法
JIS L 1021-8 第8部 : パイル糸の引抜き強さ試験方法
JIS L 1021-9 第9部 : 離強さ試験方法
JIS L 1021-10 第10部 : 水及び熱の影響による寸法変化の試験方法
JIS L 1021-11 第11部 : 摩耗強さ試験方法
JIS L 1021-12 第12部 : ベッターマンドラム試験機及びヘキサポッドタンブラー試験機による外観変
化の作製方法
JIS L 1021-13 第13部 : 外観変化の評価方法
JIS L 1021-14 第14部 : 改良形ベッターマンドラム試験機によるカットエッジの機械的損傷試験方法
JIS L 1021-15 第15部 : ファイバーバインド試験方法
JIS L 1021-16 第16部 : 帯電性−歩行試験方法
JIS L 1021-17 第17部 : 電気抵抗測定方法
JIS L 1021-18 第18部 : 汚れ試験方法
JIS L 1021-19 第19部 : クリーニング試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1021-7 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
L 1021-7 : 2020

繊維製床敷物試験方法−第7部 : 動的荷重による厚さ減少試験方法

Textile floor coverings- Part 7: Determination of thickness loss under dynamic loading

序文

  この規格は,1999年に第3版として発行されたISO 2094を基に,技術的内容を変更することなく作成
した日本産業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本産業規格として追加して
いる。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,附属書JAは,対応国際規格にはない事項で
ある。

1 適用範囲

  この規格は,摩擦を伴った動的荷重試験機による繊維製床敷物の厚さ減少試験方法及び摩擦を伴わない
動的荷重試験機による繊維製床敷物の厚さ減少試験方法について規定する。
この規格は,一定の厚さ及び一様な表面構造をもつ全ての繊維製床敷物に適用する。ただし,厚さ及び
構造が部分的に異なる繊維製床敷物であっても,各部分ごとに試験を行うことができる場合には,この試
験を適用してもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2094:1999,Textile floor coverings−Determination of thickness loss under dynamic loading
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing
JIS L 0212-1 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)−第1部 : 繊維製床敷物
JIS L 1021-1 繊維製床敷物試験方法−第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 1957,Machine-made textile floor coverings−Selection and cutting of

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2
L 1021-7 : 2020
specimens for physical tests
JIS L 1021-3 繊維製床敷物試験方法−第3部 : 厚さの測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 1765,Machine-made textile floor coverings−Determination of thickness

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0212-1によるほか,次による。
3.1
厚さ(繊維製床敷物の厚さ)[thickness (of a textile floor covering)]
この規格で用いる“厚さ”とは,JIS L 1021-3の3.1(全厚さ)と同義である。
3.2
(動的荷重下における繊維製床敷物の)厚さ減少[thickness loss (of a textile floor covering under dynamic
loading)]
標準圧力下で測定した,規定回数の動的荷重を与える前後の厚さの差。

4 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少

4.1 原理

  ロータリ形動的荷重試験機によって,動的荷重とともに強い摩擦作用が連続的に与えられた場合の厚さ
の減少を測定し,試験前及び試験後の厚さから,厚さ減少値及び厚さ減少率を求める。

4.2 装置

4.2.1  ロータリ形動的荷重試験機 図1に示すようにアームの先に装着した一対の衝撃回転子を,カムの
回転によって一定の速度で回転している試験片表面に,20 mmの高さから,衝撃回転子一対の合計で194
回/分±5回/分の割合で落下させることができる性能をもつ装置。
なお,各衝撃回転子には,1 kgのおもりを装着する。また,試験台に対する衝撃回転子の落下位置は,
左右の衝撃回転子の中心を通る直線(アームとの装着点を結ぶ直線)がそれと平行な試験台の直径に対し
て20 mm平行移動した位置とする。
主要部の性能は,次のとおりとする。
a) 衝撃回転子 直径51 mm,幅25 mmの円筒形の合成ゴム製ロールで,硬度は,JIS K 6253-3に規定す
るデュロメータ硬さ試験機(タイプAデュロメータ)によって硬さを試験したとき,A60とする。ま
た,左右の衝撃回転子の内側の間隔は,56 mmとする。
b) 試験台 4.4の試験片を固定でき,回転速度は70 rpmとする。
4.2.2 厚さ測定器 厚さ測定器は,170 mm2230 mm2の範囲内の面積をもつ平滑平面の円形加圧子を備
え,試験片を試験台に固定したまま,2.0 kPa±0.2 kPaの標準圧力下で,0.1 mm単位で正確に試験片の厚
さを測定できるもの。
4.2.3 直定規 直角のエッジをもつ金属製直尺など。試験片の表面をブラッシングできるものとする。
4.2.4 吸引器 2 kPa程度の吸引圧をもつもの。

――――― [JIS L 1021-7 pdf 4] ―――――

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L 1021-7 : 2020
図1−ロータリ形動的荷重試験機の概要

4.3 試験片の調製及び試験条件

  試験片の調製及び試験条件は,JIS L 0105の5.1.1(標準状態)による。

4.4 試験片の採取

  JIS L 1021-1によって,3枚の試験片を採取する。試験片の形状は,直径140 mmの円形で,試験片の中
心に直径6 mmの穴をあける。

4.5 試験片の準備

  パイルのある試験片は,直定規(4.2.3)を用いて,パイルの毛並みの向きに対して,最初は逆方向に,
次に順方向に使用面を軽くブラッシングする。試験片は4.3に規定する試験条件で24時間以上,使用面を
上にして,平らにして1枚ずつ並べて調製する。

4.6 手順

  手順は,次による。
a) 厚さ測定器(4.2.2)の円形加圧子を試験台に接触させ,ゼロ点を調整した後,使用面を上にして試験
片を試験台[4.2.1 b)]に固定する。
b) 試験片の上に厚さ測定器(4.2.2)の円形加圧子を静かに降下させ,10秒間経過後の厚さを読み取る。
ただし,測定位置は衝撃を与える面積内で,一試験片当たり3か所以上とし,その平均値を試験前の
厚さ(mm)とする。
c) 試験台[4.2.1 b)]が10 000回転する間,衝撃回転子[4.2.1 a)]によって衝撃を与える。試験後,試験
片を試験台[4.2.1 b)]に固定したまま,5分間経過後の厚さ(mm)を試験前の厚さ測定と同じ方法で
測定する。ただし,測定は試験前と同一の位置で行い,その平均値を試験後の厚さ(mm)とする。
なお,衝撃回転中に脱落毛羽の発生が見られた場合,2.0 kPa程度で吸引を行う。
注記 吸引ノズルを過度にパイルへ近づけると,パイルを強制的に立たせることになる。測定結果
に影響を及ぼさないように注意する。

4.7 試験結果

  各試験片の試験前の厚さ(mm)及び試験後の厚さ(mm)から,次の式によって厚さ減少値(mm)及
び厚さ減少率(%)を求め,その平均値を小数点以下1桁まで求める。

――――― [JIS L 1021-7 pdf 5] ―――――

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JIS L 1021-7:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2094:1999(MOD)

JIS L 1021-7:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1021-7:2020の関連規格と引用規格一覧