JIS L 1059-1:2009 繊維製品の防しわ性試験方法―第1部:水平折り畳みじわの回復性の測定(モンサント法) | ページ 2

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図2−10 Nの垂直ガイド付荷重装置の一例

7.2 補助用具

7.2.1  ストップウォッチ
7.2.2 ピンセット 大きめのスペード形の挟み部をもつもの。
7.2.3 紙又は金属シート 0.02 mm以下の厚さのもの。

7.3 10 Nモンサント形しわ回復角測定試験機

  試験機は,次による。
a) 試験機の構成は,分度器の中心からの垂線が確認できる印又は指示器,回復角測定板(固定された分
度器の中心を軸として回転できる円板に固定された試験片グリップ,及び角度読取り用印又は指針を
もつ)から構成される。
b) 分度器は1°刻みの円形の分度器で,±0.5 ゜の正確さをもつもの。読取り誤差なしに正確な角度を読
み取れなければならない。
c) 試験片グリップは,試験片受け台,バックストップ具及び試験片固定具からなり,試験片受け台は,
分度器の中心を通った水平線上に保持でき,その中心側の端は,分度器の中心の延長線から2 mm離
れていなければならない(図3参照)。
図3−10 Nの試験機に試験片を挿入した参考図

7.4 A法(10 N荷重法)の試験手順

  試験の手順は,次による。
a) 試験片の両端をそろえて重ね,ピンセットで端から5 mm以下の所をつかむ。粘着しやすい試験片の
場合は,試験片の間に,18 mm×15 mmの紙又は金属シートを挿入する(図4参照)。
b) 試験片の表及び裏の両方について試験する。このため,長さ方向及び幅方向それぞれの試験片数の半

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数は表合せにし,残りの半数は裏合せとする。
c) 荷重装置のプレートの印をした位置に試験片を置き,遅滞なくおもりを載せて,10 Nの荷重を負荷す
る。
d) 荷重時間は,5分±5秒間とする。
e) 荷重は速やかに取り去るが,試験片が急に開かないように穏やかに,1秒以内の間に完全に除くもの
とする。
f) ピンセットで試験片を測定装置の試験片グリップに直接移し換える。移し換えには,試験片の懸垂側
とする折り目からの片側(固定しない側)をピンセットの先端平面部でつかみ,残りの片側を試験片
グリップのバックストップまで(必要以上に押し込むことなく)しわの形を崩したりすることのない
よう注意して,静かに挿入し固定する(図3参照)。
g) 回復角の測定は,箇条9による。
単位 mm
図4−試験片の折り方

8 B法(4.9 N荷重法)

8.1 荷重装置

  荷重装置は,次による。
a) 試験片ホルダ 試験片ホルダは,2枚の金属製平板(以下,プレートという)で,プレートの厚さ0.16
mm±0.01 mmの短いプレートと長いプレートとの2枚からなり,片端を合わせて固定し,試験片を挟
むことのできるもの(図5参照)。
注記 短いプレートの開口するほうの端から18 mmの距離に幅方向の印線を,また,同端から長い
プレートの22 mmの距離に幅方向の印線を入れるか又は長いプレートの端とすると,試験片
を装着するのが容易である。同様にプレスホルダの開口部から15 mmのところに印線を入れ
るとよい。
b) プレスホルダ プレスホルダは,2枚のプラスチック製のプレート長さ約95 mm×幅20 mmからなり,
その片側を固定し,反対側の一片におもりを載せるための長さ23 mm×幅20 mmの小プレートを固定
した構造のもの (図5参照)。

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c) おもり 荷重をかけるための4.9 N(500 g)のおもり。
単位 mm
図5−4.9 Nの荷重装置の一例

8.2 補助用具

a) ストップウォッチ

8.3 4.9 Nモンサント形しわ回復角測定試験機

  試験機は,次による。
a) 試験機の構成は,分度器の中心からの垂線が確認できる印又は指示器,回復角測定板(固定された分
度器の中心を軸として回転できる円板に固定された試験片ホルダ支持架,及び角度読取り用印又は指
針をもつ)から構成される。
b) 分度器は1゜刻みの円形の分度器で,±0.5゜の正確さをもつもの。読取り誤差なしに正確な角度を読
み取れなければならない。
c) 試験片ホルダ支持架は,試験片ホルダ支持台,試験片ホルダ押さえ金具からなり,挿入した試験片ホ
ルダの短いプレートの内側が分度器の中心を通った水平線上に保持でき,試験片ホルダの中心側の端
は分度器の中心から2 mm離れるようにセットできる機構とする(図6及び図8参照)。

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試験片ホルダ押さえ金具
角度読取り用印線
分度器
試験片ホルダ止め 試験片ホルダ
試験片ホルダ支持台 試験片の懸垂側
垂直確認指示線
回復角測定板
図6−4.9 Nしわ回復角測定試験機(モンサント形)の一例

8.4 B法(4.9 N荷重法)の試験手順

  試験の手順は,次による。
a) 試験片ホルダの短いプレート側を上にする。
b) 試験片及び試験片ホルダを同方向にし,試験片ホルダの間に試験片を差し込み,出ている部分が22 mm
になるようセットする(差し込まれた部分が18 mmになる)。
c) 短いプレートから出ている試験片を折り返し,短いプレートを間に挟んで両端を合わせる(図7参照)。
注記 試験片ホルダの短いプレートの先端と生地の折り返し部分には約2 mmのすき間ができる
(図7参照)。
d) 試験片の表及び裏の両方について試験する。このため,長さ方向及び幅方向それぞれの試験片の半数
は表合せにし,残りの半数は裏合せで試験する。
e) 両端を合わせた方の試験片の端から5 mm以内をつかみ,折り目の方からプレスホルダに試験片を15
mm差し込む(図7参照)。
f) プレスホルダのおもり受け部に遅滞なくおもりを載せて,4.9 Nの荷重を負荷する(図5,図7参照)。

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単位 mm
図7−試験片ホルダをプレスホルダに装着し荷重した一例
g) 荷重時間は,5分±5秒間とする。
h) おもりを除き,プレスホルダから試験片ホルダを速やかに抜き取り,試験片に触れないようにしなが
ら試験片ホルダの短いプレートが下側になるように裏返す。
i) その状態を保ちながら試験機の試験片ホルダ支持架に速やかに差し込み,折り目が分度器の中心の延
長線上(分度器との同心軸)になるように調整する(図8参照)。
注記 h)及びi) の操作のときに試験片ホルダに挟まれた部分の試験片が動かないように注意する。
j) 回復角の測定は,箇条9による。
単位 mm
図8−試験片を装着した一例

9 しわ回復角の測定

  試験片が測定装置に装着されている間,懸垂された(固定しない側)試験片が常時垂直状態を保つよう

――――― [JIS L 1059-1 pdf 10] ―――――

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  • ISO 2313:1972(MOD)

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