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附属書C
(参考)
ひもの分類に関する概念図
ひもの分類に関する全体の概念図を,図C.1に示す。
ひも
トグル,ボンボン,羽,ビーズなどの飾り付き又は飾りなしの,糸,布などを組み,より,編み,織り,
束ね,くけ(縫い方の一種)若しくは裁断した細長い繊維,又は細長く加工した非繊維素材で作られ,
チェーン,リボン,テープ及びタブ(テープ状の縫製品)を含む加工品
衣料の装着,衣料の一部のサイズの調節などを目的
機能ひも 装飾ひも
とした機能性をもつひも
調節タブ 引きひも 装着ひも
衣料の開口部若し
足首,裾,袖口など,
ひも通し部分,小さ 衣料の開口部の結 くは衣料の一部の
衣料の開口部のサイ な孔などに通して, 合,衣料の一部のサ サイズを調節又は
ズを調節することを 衣料の開口部又は衣 イズ調節など,衣料 衣料を装着するこ
目的とし,一方の自 料の一部のサイズを を装着するために通 とを目的としてい
由端が何らかの方法 調節するための,調 常,衣料に付けられ ない非機能的なひ
で固定されることを 節部分を除いて衣料 た,引きひも及び調 も
前提にして付けられ の外部に出ない機能 節タブ以外の機能ひ
たテープ状の縫製品 ひも も
ショルダーストラッ
プ
ホルターネックひも
スターラップ
高い伸縮性及び回復性をもつゴム,エラストマ
伸縮性のひも ーなどの弾性素材を使用した引きひも,装着ひ
も又は装飾ひも
衣料の腰部に巻き付ける,テープ状(縫製品を
結びベルト又は帯
含む。)の引きひも,装着ひも又は装飾ひも
図C.1−ひもの分類に関する概念図
――――― [JIS L 4129 pdf 21] ―――――
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附属書D
(規定)
引きひも,装着ひも及び装飾ひもの長さの測定方法
全ての測定は,引きひも,装着ひも及び装飾ひも又はそれらのひものループが,し(弛)緩した状態で
行う(図D.1及び図D.2参照)。ループの円周は,平らに延ばしたときのループの長さの2倍とする。
なお,測定は,整数位で行う。
1 引きひも,装着ひも及び装飾ひも : 直線,自由端1か所
2 衣料
3 引きひも,装着ひも及び装飾ひもの長さ(mm)
図D.1−自由端1か所の引きひも,装着ひも及び装飾ひもの測定
1 トグル
2 引きひも,装着ひも及び装飾ひも : 自由端なし
3 衣料
4 ループの長さ(mm)
5 固定端は両方とも衣料内部に格納する
図D.2−自由端なしの引きひも,装着ひも及び装飾ひもの測定
――――― [JIS L 4129 pdf 22] ―――――
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附属書E
(参考)
リスクアセスメントに関する考慮事項
リスクアセスメントは,子ども用衣料に附属するひもが偶発的に引き込まれるリスクを最小限に抑える
ことに関係する。
− 例えば,ちょう結びにした装飾(bow),ハーフベルト,タブ,ストラップなどの衣料に附属するデザ
イン上の装飾は,衣料の着用者のリスクを許容できるレベルまで低減するために,リスクアセスメン
トの対象となる。
− ディスプレイ又はつり下げる目的のために衣料の内側にあるループは,衣料の着用者に危険をもたら
さないことを立証するために,リスクアセスメントの対象となる。
注記 衣料のその他の危険については,個別に考慮するのがよい。
――――― [JIS L 4129 pdf 23] ―――――
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附属書F
(参考)
子ども用衣料のフードの安全性
F.1 一般
子ども用衣料のフードの安全性については,幾つかの調査によって,安全性を懸念する多くの報告があ
る。
例えば,東京都[5] が2006年6月から11月にかけて1 000人あまりの親を対象とした調査では,子ども
服によるけがの危険性を感じたことがあると答えた人が,全体の77 %にのぼり,そのうちの20.9 %が,上
着のフードによる危険性を感じたことがあると答えている。
注記1 近年では,日本小児科学会子どもの生活環境改善委員会[6] によって,上着のフードが玄関の
取っ手に引っ掛かり,窒息して入院したことが報告されている。
注記2 公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会によって実施された,
各自治体,保育園などの調査によると,保育の現場では,事故防止のためにフード付きの上
着は避けるよう指導がなされているところが,少なくないことが報告されている。
注記3 全日本婦人子供服工業組合連合会[7] で,2008年に定められた子ども服の安全性に関する業界
の自主基準では,フードの安全基準が記載されている。
F.2 フードの安全性
子ども用衣料に附属するフードの安全性についての留意事項は,次による。
a) 12か月未満の乳児の眠るときの衣服,すなわち寝衣には,高体温のリスクがあるのでフードを付けな
いことが望ましい。
b) 12か月未満の乳児の衣料には,窒息のリスクがあるので,フィルム素材,ラミネート素材などの通気
性のない素材のフードを付けないことが望ましい。
c) フードは,子どもの視覚及び聴覚若しくはその両方に制限をもたらすことがあるので,フードの付い
た衣料は,この制限ができるだけ少なくなるようにデザインすることが望ましい。
d) 対象年齢の子どもの特性,一般的に置かれていると考えられる生活環境などを考慮し,デザイン上の
意図を十分に検討したうえで,フードを採用することが望ましい。
子どもの世話をする者の監督下にないまま活動することが多くなる年齢層の子ども用衣料の場合,
フードのデザインは,特に次の点に注意することが望ましい。
1) フードが遊具,自転車のハンドル,ドアのノブなどに引っ掛かり首が締め付けられると窒息のリス
クがある。
2) フードが引っ張られるなどで,転倒したり首が締め付けられることがある。
注記 子どもの特性に基づく安全性については,ISO/IEC Guide 50を参照する。
e) フードに力が加わった場合には,本体から外れるようなホック仕様なども有効に活用することが望ま
しい。
――――― [JIS L 4129 pdf 24] ―――――
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参考文献
[1] ISO/IEC Guide 50:2002,Safety aspects−Guidelines for child safety
[2] 文部科学省 学校保健統計調査−平成23年度(確定値)結果の概要
[3] JIS L 4002 少年用衣料のサイズ
[4] JIS L 4003 少女用衣料のサイズ
[5] 子ども用衣類の安全確保について 平成19年3月 東京都
[6] 日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会 Injury Alert(傷害注意速報)No.31フード付きパーカー
による溢頸(いっけい)
[7] 子供用衣類の設計に関する安全対策ガイドライン(改訂版)平成22年2月 全日本婦人子供服工業組
合連合会
JIS L 4129:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 4129:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL0213:1983
- 繊維雑品用語
- JISL0215:1984
- 繊維製品用語(衣料)
- JISS3015:2019
- スライドファスナ