JIS M 7615:1987 防爆用ベリリウム銅合金工具類

JIS M 7615:1987 規格概要

この規格 M7615は、火花によって爆発を起こすおそれのある鉱山,工場,その他の事業場並びに船舶,車両,航空機などで用いる防爆用ベリリウム銅合金製スパナについて規定。

JISM7615 規格全文情報

規格番号
JIS M7615 
規格名称
防爆用ベリリウム銅合金工具類
規格名称英語訳
Nonsparking beryllium copper alloy tools
制定年月日
1962年3月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.230, 73.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1962-03-01 制定日, 1965-02-01 確認日, 1968-02-01 確認日, 1970-10-01 改正日, 1973-11-01 確認日, 1977-02-01 改正日, 1980-02-01 確認日, 1987-11-01 改正日, 1993-02-01 確認日, 1999-03-20 確認日, 2005-04-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS M 7615:1987 PDF [25]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
M 7615-1987

防爆用ベリリウム銅合金工具類

Nonsparking Beryllium Copper Alloy Tools

1. 適用範囲 この規格は,火花によって爆発を起こすおそれのある鉱山,工場,その他の事業場並びに
船舶,車両,航空機などで用いる防爆用ベリリウム銅合金工具類(以下,防爆用工具という。)について規
定する。
引用規格及び関連規格 : 24ページに示す。
備考1. 補修用として使用するスパナ及びめがねレンチについて,それぞれ附属書1及び附属書2に示
す。
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
規格値である。

――――― [JIS M 7615 pdf 1] ―――――

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M 7615-1987
2. 種類 防爆用工具の種類は,表1による。
表1 種類
種類 参考
口の数による 口及び柄の角 その他の特徴
名称 関連規格
種類 度による種類 による種類
片口
スパナ 丸形 JIS B 4630
両口
たがね −
片手ハンマ JIS B 4613
大ハンマ JIS A 8903
ドラムロ金レンチ 平板形 −
モンキレンチ 23度形 JIS B 4604
パイプレンチ JIS B 4606
ねじ回し 普通形 JIS B 4609
15度形
片口 −
45度形
めがねレンチ
15度形
両口 JIS B 4632
45度形
プライヤ JIS B 4614
ペンチ JIS B 4623
両つるはし JIS A 8901
3. 品質
3.1 外観 外観は,有害なきず,割れ,まくれ,曲がりなど使用上の欠点がなく,仕上げは良好でなけ
ればならない。
3.2 硬さ 硬さは,HRC35以上とする。ただし,パイプレンチ植え歯の硬さは,HRC40以上とする。
3.3 強さ 6.4に規定する方法で試験した後,各部は表2に示す品質を満足しなければならない。
表2 強さ
品名 各部の品質
スパナ 永久変形は二面幅の先端において呼び1018mmのものは0.15mm以
下,1946mmのものは0.2mm以下とし,試験棒に接触した二面幅の面
の箇所に著しいきずあとを残してはならない。
ドラム口金レンチ口幅の最大変形量は0.5mm以下とし,試験用固定口金に接触した箇所に
著しいきずあとを残してはならない。
モンキレンチ ウォームとラックのかみ合い及び下あごの動きは円滑であり,口幅の最
大変形量は0.5mm以下であること。
また,試験棒に接触した箇所の圧こんの深さは0.1mm以内であること。
パイプレンチ 試験棒に接触した箇所に著しいきずあとを残してはならない。
ねじ回し 先端に欠け,ねじれ及びその他各部に損傷があってはならない。
めがねレンチ 試験棒に接触した口幅の面の箇所に著しいきずあとを残してはならない。
プライヤ 荷重時における柄部最大幅 呼び寸法 荷重時の変形 永久ひずみ
の変形及び永久ひずみは 150 26mm 0.4mm以下
各々許容値を満たすこと。 200 28mm 0.5mm以下
ペンチ 荷重後の柄部最大幅における永久ひずみは2%以下であること。

――――― [JIS M 7615 pdf 2] ―――――

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M 7615-1987
3.4 機能 各部の機能は,表3に示す品質を満足しなければならない。
表3 機能
品名 機能
(1) ウォームとラックのかみ合わせ
ウォームとラックのかみ合わせはすきまが少なく,その動きは円滑でなけれ
ばならない。
(2) 下あごの最大開きは次のとおりである。
モンキレンチ
(3) 下あごの遊び
下あごの動きは,円滑で上あごに対して平行を保ち,遊び(がた)は次によ
る。
また,遊びは図1に示すとおり縦及び左右の両方向について調べるものとす
る。
図1 下あごの遊びの方向
ねじ回し 本体と握り部の結合は,強固でなければならない。
プライヤ 結合部分及び刃部の接触面には,すきまが少なく,かつ本体の穴から穴への移動及
び開閉は,円滑でなければならない。
ペンチ 結合部分のすべり接触面には,すきまが少なく,開閉が円滑でなければならない。
3.5 切れ味 切れ味は,表26及び表27に規定する方法で試験したとき,試験用線材は規定値以下で切
断しなければならない。

――――― [JIS M 7615 pdf 3] ―――――

4
M 7615-1987
4. 形状及び寸法
4.1 片口スパナ 寸法は,表4による。形状の一例を図2に示す。
図2 片口スパナの形状(一例)
表4 片口スパナの寸法
単位 mm
二面幅S 外幅S1 厚さT 全長L
呼び
基準寸法 許容差 最大 最大 許容差±6%
+0.19
10 10 26 6 110
+0.04
+0.24
13 13 33 7.5 135
+0.04
+0.27
16 16 40 9.5 160
+0.05
+0.30
18 18 44.5 10 170
+0.05
21 21 +0.36 52 11 200
24 24 +0.06 58 11.5 220
+0.48
30 30 70 13.5 270
+0.08
36 36 +0.60 82 15.5 320
46 46 +0.10 105 19 400
4.2 両口スパナ 組合せ方及び寸法は表5による。形状の一例を図3に示す。

――――― [JIS M 7615 pdf 4] ―――――

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M 7615-1987
図3 両口スパナの形状(一例)
表5 両口スパナの寸法
単位 mm
二面幅 S 外幅 S1
厚さT 全長L
小さい方 大きい方 小さい方 大きい方
呼び
許容差
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 最大 最大 最大
±6%
+0.19 +0.24
10×13 10 13 26 33 6.5 135
+0.04 +0.04
+0.24 +0.27
13×16 13 16 33 40 9.5 160
+0.04 +0.05
+0.27 +0.30
16×18 16 18 40 44.5 10 170
+0.05 +0.05
+0.30
18×21 18 21 +0.36 44.5 52 11 200
+0.05
+0.06
21×24 21 +0.36 24 52 58 11.5 220
24×27 24 +0.06 27 58 62 12.5 245
+0.48
27×30 27 30 62 70 13.5 270
+0.48 +0.08
30×32 30 32 70 74 14 285
+0.08
32×36 32 36 74 82 15.5 320
+0.60
36×41 36 +0.60 41 82 92 17 360
+0.10
41×46 41 +0.10 46 92 105 19 400

――――― [JIS M 7615 pdf 5] ―――――

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JIS M 7615:1987の関連規格と引用規格一覧