JIS M 8718:2009 鉄鉱石ペレット―圧かい強度試験方法

JIS M 8718:2009 規格概要

この規格 M8718は、高炉用鉄鉱石ペレットの圧かい強度試験方法について規定。

JISM8718 規格全文情報

規格番号
JIS M8718 
規格名称
鉄鉱石ペレット―圧かい強度試験方法
規格名称英語訳
Iron ore pellets -- Determination of crushing strength
制定年月日
1973年6月1日
最新改正日
2017年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4700:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

73.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1973-06-01 制定日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1982-11-01 改正日, 1988-03-01 改正日, 1993-08-01 改正日, 1998-11-20 確認日, 2000-12-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2009-10-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2017-02-20 改正
ページ
JIS M 8718:2009 PDF [9]
                                                                                   M 8718 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 サンプリング,試験試料及び測定試料の調製・・・・[2]
  •  5.1 サンプリング及び試験試料の調製・・・・[2]
  •  5.2 測定試料の調製・・・・[2]
  •  6 装置・・・・[2]
  •  7 操作・・・・[3]
  •  7.1 試験数の決定・・・・[3]
  •  7.2 加圧操作・・・・[3]
  •  8 結果の表示・・・・[3]
  •  9 試験結果の報告・・・・[3]
  •  10 検証・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS M 8718 pdf 1] ―――――

M 8718 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼
連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS M 8718 :2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS M 8718 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
M 8718 : 2009

鉄鉱石ペレット−圧かい強度試験方法

Iron ore pellets-Determination of crushing strength

序文

  この規格は,2007年に第3版として発行されたISO 4700を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,高炉用鉄鉱石ペレット(以下,ペレットという。)の圧かい強度試験方法について規定する。
この規格は,焼成ペレット(hot-bonded pellets)に適用する。
注記1 対応するISO 4700は,高炉用及び還元鉄用のペレットに適用するとしている。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4700:2007,Iron ore pellets for blast furnace and direct reduction feedstocks−Determination of
the crushing strength (MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS M 8700 鉄鉱石及び還元鉄−用語
注記 対応国際規格 : ISO 11323,Iron ore and direct reduced iron−Vocabulary(MOD)
JIS M 8702 鉄鉱石−サンプリング及び試料調製方法
注記 対応国際規格 : ISO/FDIS 3082,Iron ores−Sampling and sample preparation procedures(MOD)
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。それ以外の用語及び定義は,JIS M 8700による。
3.1
圧かい強度(crushing strength, CS)
圧かい試験において1個のペレットの破壊を引き起こす圧縮荷重。

――――― [JIS M 8718 pdf 3] ―――――

2
M 8718 : 2009

4 原理

  規定の粒度範囲のペレット1個に規定の加圧盤速度で圧縮荷重をかけ,ペレットを破壊する。この操作
を測定試料であるすべてのペレットについて繰り返す。圧かい強度は,得られたすべての測定値を算術平
均して求める。

5 サンプリング,試験試料及び測定試料の調製

5.1 サンプリング及び試験試料の調製

  ロットのサンプリング及び試験試料の調製方法は,JIS M 8702の10.8.2.4.1(高炉用ペレット)による。
ペレットの試験粒度範囲は,−12.5+10 mmとするが,受渡当事者間の協定による粒度範囲としてもよ
い。
試験試料は少なくとも1 kg,乾燥基準で,かつ,所定の粒度範囲に調製したものを採取する。
試験試料を105 ℃±5 ℃で恒量になるまで乾燥器の中で乾燥する。その後,室温になるまで冷却する。
注記 恒量とは,1時間ごとの連続した測定試料の測定値間の差が,乾燥前測定試料の質量の0.05 %
以下に達した場合をいう。

5.2 測定試料の調製

  5.1で調製した試験試料から,例えば,格子盤を用いて,無作為に測定試料を採取する。この測定試料は
注文時に受渡当事者間の協定によって合意された,少なくとも60 個の個数のペレットで構成する。
注記 この試験において所要の精度を得るために必要な測定試料のペレットの個数は,次の式を用い
て算出できる。
2
2
n=
ここに, n : 測定試料のペレットの個数
数回の実験から得られた標準偏差(daN)
拿 95 %信頼限界での所要精度(daN)

6 装置

6.1   試験装置 圧かい強度試験に用いる装置及び設備は,次による。
a) 乾燥器,工具,安全装置など一般試験設備
b) 荷重部
c) 荷重伝達システム
d) 荷重指示計又は記録計
6.2 荷重部 荷重部は,平らな加圧盤面を,上下に平行に配置し,ペレットに接する面を表面硬化処理
した鋼製とする。試験中,加圧盤速度を1020 mm/minの範囲に設定できる装置とする。
注記 加圧盤速度が試験中一定でない場合,得られる結果は試験機によって異なる可能性がある。定
速度荷重負荷装置を備えた試験機を使うことによって,より均一な結果が得られる。
6.3 荷重伝達システム 負荷荷重の指示部への伝達方法は,ロードセル式による。ロードセルの容量は,
1 000 daN以上とする。
注記 ISO 4700では,ロードセルの容量は少なくとも10 kNはなければならないとしている。

――――― [JIS M 8718 pdf 4] ―――――

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M 8718 : 2009
6.4 荷重指示計及び記録計 負荷荷重の指示方法は,電気的指示器(デジタル読取装置,記録紙,捨針
付メータ又は他の適切な装置)による。記録紙に記録する場合のペンの応答速度は,フルスケールで1.0
秒以下とする。最小一目量(目盛)は,フルスケールの1/100とする。

7 操作

7.1 試験数の決定

  60個以上のペレットについて試験する(5.2参照)。

7.2 加圧操作

  表面硬化処理をした下部加圧盤のほぼ中央に測定試料のペレット1個を静置する。
1020 mm/minの範囲の一定加圧盤速度でペレットに荷重をかける。
次のいずれかの条件を満たすとき,加圧操作を終了する。
a) 試験で記録された荷重の最大値の50 %値以下に低下したとき(図1参照)。
b) 上部及び下部加圧盤間の間隔が,ペレットの平均粒度1)の50 %になるまで荷重をかけたとき(図2
参照)。
いずれの場合も,加圧操作で得られた圧縮荷重の最大値を圧かい強度とする。
以上の操作を測定試料のすべてのペレットについて繰り返す。
注1) 平均粒度とは,ペレットの試験粒度範囲の中央値(この場合,ペレットの試験粒度範囲が−12.5
+10 mm であるため平均粒度は,11.25 mmとなる。)をいう。

8 結果の表示

  圧かい強度は,得られたすべての測定値を算術平均して求める。結果は,JIS Z 8401によってdaNの単
位で小数点1けたに丸めて表示する。この場合,JIS Z 8401の規則A又は規則Bのいずれを選択するかは,
受渡当事者間の協定による。

9 試験結果の報告

  試験結果の報告には,次の情報を記載しなければならない。
a) この規格の番号
b) 試料の確認に必要な全事項
c) 試験所名及びその所在地
d) 試験日
e) 報告書作成日
f) 試験責任者の署名
g) 結果に影響をもつ可能性のあることだけでなく,この規格に規定のない,又は任意とみなされている
操作及び試験条件の詳細
h) 圧かい強度,CS(daN)
i) 標準偏差
j) (物理試験用)試験試料の粒度分布及び測定試料の粒度範囲
k) 50 daNごとの度数表 (%)
l) 測定試料の個数
m) 測定時の加圧盤速度 (mm/min)

――――― [JIS M 8718 pdf 5] ―――――

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