JIS P 8110:2006 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法

JIS P 8110:2006 規格概要

この規格 P8110は、紙及び板紙のロットについて,平均的な品質が品質明細書に沿っているかどうかを測定するために試験用の代表サンプルを採取する方法について規定。

JISP8110 規格全文情報

規格番号
JIS P8110 
規格名称
紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
規格名称英語訳
Paper and board -- Sampling to determine average quality
制定年月日
1952年10月23日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 186:2002(IDT)
国際規格分類

ICS

85.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021
改訂:履歴
1952-10-23 制定日, 1955-10-23 確認日, 1958-10-23 確認日, 1961-03-03 確認日, 1964-03-18 確認日, 1965-06-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1994-09-01 確認日, 1996-03-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2001-09-20 改正日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS P 8110:2006 PDF [10]
                                                                      P 8110 : 2005(ISO 186 : 2002)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会
(JAPAN TAPPI)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS P 8110:2001は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 186:2002,Paper and board−
Sampling to determine average qualityを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS P 8110には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)他のサンプリング方法

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS P 8110 pdf 1] ―――――

P 8110 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 原理・・・・[3]
  •  5. 操作・・・・[3]
  •  5.1 ユニットの選択・・・・[3]
  •  5.2 シートの選択・・・・[3]
  •  5.3 試験用紙の採取・・・・[5]
  •  6. 追加事項・・・・[6]
  •  6.1 試験用紙・・・・[6]
  •  6.2 サンプリングを再度行う場合・・・・[6]
  •  7. 報告・・・・[6]
  •  附属書A(規定)他のサンプリング方法・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS P 8110 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
P 8110 : 2005
(ISO 186 : 2002)

紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法

Paper and board-Sampling to determine average quality

序文

 この規格は,2002年に第4版として発行されたISO 186,Paper and board−Sampling to determine
average qualityを翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,紙及び板紙のロットについて,平均的な品質が品質明細書に沿っているかど
うかを測定するために試験用の代表サンプルを採取する方法について規定する。この規格は,ソリッドフ
ァイバーボード及び段ボール(JIS P 0001参照)にも適用できる。
この規格は,売り手と買い手との間で,流通している紙又は板紙の特定のロットにかかわる論争を解決
するためのサンプリングを行うときの,適用条件について規定する。
ロット内の変動を測定するときには,この規格を用いてはならない。
国際規格がこの規格によってサンプリングすることとしているが,この規格によるサンプリングが実行
不可能又は不適切である場合,かつ,当事者間の同意がある場合には,サンプリングは附属書Aの規定に
よって行う。
備考1. サンプリングができるロットが50 %未満の場合には,当事者間の同意がなければ,サンプリ
ングは,無効とする。
2. 試験片の調製については,試験方法の規格で規定する。
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 186:2002,Paper and board−Sampling to determine average quality (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
備考 ISO 4046:1978, Paper, board,pulp and related terms−Vocabulary からの引用事項は,この
規格の該当事項と同等である。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001によるほか,次による。

――――― [JIS P 8110 pdf 3] ―――――

2
P 8110 : 2005(ISO 186 : 2002)
3.1 ロット(lot) 一定の条件下で生産した,サンプリングのために一度に入手できる単一種の紙又は
板紙の集合体(図1参照)。
備考 ロットは,1ユニット又は二つ以上の同品種のユニットからなる。試験材料が,一体化して製
品(例えば,パッキングケース)となっている場合,ロットはその単一種の製品の集合体であ
る。
3.2 ユニット(unit) ロットを構成する要素(図1参照)。
備考 ユニットは,巻取り,ベール,束,包み,パッキングケースの内容物,パレットなどの形状の
ものをいう。
3.3 シート(sheet) 選択したユニットから採取した紙又は板紙(図1参照)。
3.4 試験用紙(specimen) シートから裁断した指定寸法の紙又は板紙(又は製品)(図1参照)。
3.5 サンプル(sample) ロットから採取した試験用紙の集合体(図1参照)。
参考 サンプルは,ロットについて平均品質の情報及びロットについての判断基準を提供するもので
ある。
3.6 試験片(test piece) 試験方法の規定に従って試験するための紙又は板紙の一片又は数片(図1参
照)。
参考 試験片は,通常,試験用紙から採取する。試験片は,場合によっては1枚又は数枚の試験用紙
でもよい。
3.7 ランダム抜取り(selected at random) 全体のどの部分についても,抜き取る機会が均等である抜
取り。
ロット
ユニット ユニット ユニット
試験用紙
シート
図 1 試験片
サンプル

――――― [JIS P 8110 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
P 8110 : 2005(ISO 186 : 2002)

4. 原理

 紙又は板紙のユニットは,ロットからランダム抜取りによって採取する。これらのシートを更
に細分化し,組み合わせ,試験用紙の集合体であるサンプルを得る。そのサンプルから試験する部分又は
試験片を採取する。

5. 操作

5.1 ユニットの選択

 表1に従って無きずで外観が良好なユニットを選択する。
表 1
ロットを構成するユニットの数 n 抜取個数 抜取方法
15 全数 −
6399 (n 20 ) (1) ランダム
400以上 20 ランダム
注(1) 抜取個数の計算は,小数点以下を切り捨てる。

5.2 シートの選択

 各ユニットからのシートの選択は,5.2.15.2.3による。
5.2.1 開こん(梱)できるユニット ユニットが包装されており,完全に開こんできる場合は次による。
5.2.1.1 ユニットが細分化されていない場合(パレットあり又はパレットなし) 損傷を受けたすべての
シート及び損傷のないシートの最外層3枚を取り除いて,表2に従って無作為にシートを採取する。その
場合,各々の選択したユニット(5.1参照)から採取するシートの枚数は同じ枚数とし,ロットから採取す
るシートは,試験に必要なサンプルとして十分な枚数とする。
紙及び板紙の縦方向(2)が分かっていれば,それをシートに記録する。
注(2) 抄紙機で紙及び板紙を抄紙する場合,進行方向に並行な紙の方向。略称はMD。
表 2
ロットを構成するシート数 1ロットから採取する最小シート数
≦1 000 10
1 0015 000 15
>5 000 20
参考 1ロットが50ユニットからなり,1ユニットが5 000枚のシートからなる場合の例を,次に示
す。
ユニットの選択は,表1に従って 50+20 =8.4となる。したがって,8ユニット(8パレッ
ト)を選択する。シート全数(5 000×50=250 000)が,5 000を超えるので,最小シート数は,
表2に従って,20枚となる。8ユニットから20枚以上のシートを,各ユニットから同じ枚数を
採取するため,各ユニットから3枚ずつのシートをランダム抜取りによって採取する。したが
って,シートの枚数は,24枚となる。
5.2.1.2 ユニットがエレメント(連包装,小包など)に細分化されている場合(パレットあり又はパレット
なし) 5.1でロットからユニットを選択したように,選択したユニットを集め(5.1参照),そのユニット
からエレメントを選択する。
損傷を受けたすべてのシートを取り除き,表2に従って無作為にシートを採取する。各々の選択したエ
レメントから採取するシートの枚数は同じ枚数とし,ロットから採取するシートは,試験に必要なサンプ

――――― [JIS P 8110 pdf 5] ―――――

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JIS P 8110:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 186:2002(IDT)

JIS P 8110:2006の国際規格 ICS 分類一覧

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規格番号
規格名称
JISP0001:1998
紙・板紙及びパルプ用語