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P 8220-1 : 2012
附属書A
(規定)
標準離解機の構成
A.1 材質
パルプ懸濁液と接する全ての部品は,水,希酸及びアルカリに対し耐腐食性がなければならない。通常,
ステンレス鋼又はガラス繊維強化プラスチック樹脂を使用する。
A.2 標準離解機
図A.1の円筒形容器には,容器の底から32 mm及び容器の縁から57 mmの間に伸びるら旋状のじゃま
板が等間隔に4枚備えてあり,各々のじゃま板は,容器の内壁に沿って半周するものとする。
じゃま板のら旋の方向は,下向きに時計回りとする。
容器底部内側の回りには,半径13 mmの丸みをもたせる。
3枚羽根のプロペラは,容器の中心にある垂直シャフトに容器の底から規定の間隔となるよう取り付け
る。
プロペラは,試料中を規定の回転速度で回転し,カウンタが累積回転数を正しく記録する。
カウンタは,指定の累積回転数に達した後に離解機のスイッチがオフとなるプリセットタイプが望まし
い。
プロペラ羽根は,上から見て,時計回りに回転させる。
ほとんどの離解機では,容器は,プロペラ及び/又はモータに合った蓋を装備している。
容器は,離解機の稼動中には定位置にしっかり固定でき,取外し及び取付けは簡単で,かつ,素早くで
きるものとする。
――――― [JIS P 8220-1 pdf 6] ―――――
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P 8220-1 : 2012
A.3 寸法
装置の寸法は,表A.1による。
表A.1−装置の寸法
部品 寸法 規定値 許容差
容器 内部高さ 191 mm ±2 mm
内径 152 mm ±2 mm
底の角の丸み 13 mm ±2 mm
じゃま板 角棒の太さ 6.5 mm ±1 mm
容器の底からの高さ 32 mm ±1 mm
容器の縁からの距離 57 mm ±1 mm
末端の丸み 3 mm ±0.5 mm
角の丸み 0.4 mm ±0.1 mm
じゃま板の間隔(中心間) 51 mm ±1 mm
プロペラ 回転直径 90 mm ±0.5 mm
ハブの直径 ≧22 mm −
プロペラと容器底との間 25 mm ±2 mm
隔(最低点)
プロペラ羽根 ハブの幅 18.2 mm ±0.5 mm
最大幅 22.5 mm ±0.5 mm
厚さ 1.6 mm ±0.5 mm
横端の丸み 0.8 mm ±0.2 mm
先端の丸み 4 mm ±1 mm
ピッチ 2゜ ±0.25°
プロペラ軸 直径 ≦20 mm −
末端のテーパ いかなるプロペラのハブ
にも適合するもの
――――― [JIS P 8220-1 pdf 7] ―――――
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P 8220-1 : 2012
A.4 回転速度
プロペラ軸の回転速度は,49.0 s−1±1.5 s−1とする。
単位 mm
1 じゃま板の断面部 6.5 mm×6.5 mm
2 じゃま板末端の丸み R 3
3 じゃま板の角の丸み R 0.4
4 じゃま板4枚,各々は容器を半周する(図は3枚だけを示す)。
注a) 正確な縮尺ではない。
図A.1−標準離解機の詳細
――――― [JIS P 8220-1 pdf 8] ―――――
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P 8220-1 : 2012
附属書B
(規定)
標準離解機の点検
標準離解機は,次の項目に留意して定期的に点検する。
a) プロペラ軸は,回転がスムーズで常に容器の中心にある。
b) プロペラの回転速度が,規定のとおりである。
c) プロペラ羽根が,規定どおりの位置に設定してある(プロペラゲージを用いた点検でもよい。)。
d) プロペラ羽根の寸法が,規定(A.3参照)のとおりであり,プロペラ羽根が損傷していない。
装置が正しく使用されていれば,標準離解機のその他の寸法は一定に保たれるが,定期的に点検しなけ
ればならない。
参考文献 [1] JIS P 8220-2 パルプ−離解方法−第2部 : 機械パルプの離解(20 ℃)
[2] ISO 5263-3,Pulps−Laboratory wet disintegration−Part 3: Disintegration of mechanical pulps at
≧85 °C
――――― [JIS P 8220-1 pdf 9] ―――――
P8
2
附属書JA
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(参考)
0-
1 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
JIS P 8220-1:2012 パルプ−離解方法−第1部 : 化学パルプの離解 ISO 5263-1:2004 Pulps−Laboratory wet disintegration−Part 1:Disintegration of
chemical pulps
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
国際 評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範 1 追加 ISO規格では,この方法を機械パルプISOに提案。
囲 には適用しないと記載しているが,
JISでは,機械パルプに適用する離解
方法の規格を具体的に記載した。
5 試料の 5 削除 ISO規格では,機械パルプの離解方法ISOに提案。
調製 についても記載しているが,化学パル
プの試料調製と直接的関係はないの
で削除した。
削除
気候的な理由のため,25 ℃ 本体からこの規定を削除した。 我が国は,比較的温暖な気候
30 ℃の水温で行う場合 のため,25 ℃30 ℃の水温
には,この旨を報告書に記 で行う試験は不要と判断し
載する。 た。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 5263-1:2004,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
JIS P 8220-1:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5263-1:2004(MOD)
JIS P 8220-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8220-1:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8203:2010
- 紙,板紙及びパルプ―絶乾率の測定方法―乾燥器による方法
- JISP8225:2003
- パルプ―紙料の固形分濃度測定方法