JIS R 1301:1987 化学分析用磁器るつぼ

JIS R 1301:1987 規格概要

この規格 R1301は、化学分析に用いる磁気るつぼ本体及びふたについて規定。

JISR1301 規格全文情報

規格番号
JIS R1301 
規格名称
化学分析用磁器るつぼ
規格名称英語訳
Porcelain crucibles for chemical analysis
制定年月日
1951年1月31日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.20, 81.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
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改訂:履歴
1951-01-31 制定日, 1954-01-30 確認日, 1957-01-30 確認日, 1961-02-23 確認日, 1964-02-15 確認日, 1967-06-01 改正日, 1970-03-01 確認日, 1973-07-01 確認日, 1976-12-01 確認日, 1979-07-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1994-07-01 確認日, 1999-10-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS R 1301:1987 PDF [3]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R1301-1987

化学分析用磁器るつぼ

Porcelain Crucibles for Chemical Analysis

1. 適用範囲 この規格は,化学分析に用いる磁器るつぼ本体及びふた(以下,るつぼという。)について
規定する。
引用規格 :
JIS B 7507 ノギス
JIS Z 8801 標準ふるい
2. 記号及び使用温度 るつぼの記号及び使用温度は,表1のとおりとする。
表1
記号 使用温度 ℃
PC1 1 100
備考 使用温度とは,空気中で長時間の使用に耐
える温度をいう。
3. 品質
3.1 外観 るつぼは,形状が正しく,使用上有害なき裂,ひび割れ,くすりはげ,付着物などがあって
はならない。
3.2 特性 るつぼの特性は,5.の試験方法によって試験し,表2の規定に適合しなければならない。
表2
耐熱性 き裂又は割れを生じてはならない。
融着性 接触部のうわぐすりの表面に著しい融着の跡があってはならな
い。
耐酸性 質量の減少が0.1mg/cm2以下でなければならない。
恒量性 質量の差が0.3mg以下でなければならない。
4. 形状及び寸法 るつぼの形状及び寸法は,図及び表3のとおりとする。

――――― [JIS R 1301 pdf 1] ―――――

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R1301-1987

表3
単位mm
形状 A形 B形 C形
呼び容量 (ml) 15 30 50 10 15 30 50 100 15 30 50
外 上部D1 41 50 58 32 36 45 53 65 28 37 44
る 径 底部D2 16 19 21 15 17 22 26 32 14 19 22
つ 許容差 ±1 ±1 ±1
ぼ 高 高さH 25 31 37 24 27 36 43 54 36 45 53
さ 許容差 ±1 ±1 ±1
ふ 内径d 44 55 63 35 40 50 58 70 31 40 50
た 許容差 ±1.5 ±1.5 ±1.5
備考 容量は,表中に示された呼び容量の値以上でなければならない。
5. 試験方法
5.1 外観 外観は,目視によって調べる。
5.2 寸法測定 るつぼの外径及び高さ並びにふたの内径測定は,JIS B 7507(ノギス)に規定する最小読
取値0.05mmのノギス又はこれと同等以上の精度をもつ測定器を用いて行う。
5.3 耐熱試験 るつぼ内にけい石粉末[JIS Z 8801(標準ふるい)に規定する標準網ふるい1 000
過し420 椰 滿 量の約51採り,ふたをして電気炉に入れ表1に示す使用温度に10
分間保った後,あらかじめ熱したるつぼばさみで断熱れんが上におろし,室温で放冷する。この操作を5
回繰り返し,目視によって異常の有無を調べる。
5.4 融着試験 るつぼの側面から長さ約2cm,幅約2cmの試験片を切り取り,この試料を1 100±10℃の
炉内へ2枚積み重ねて入れ20分間保った後,これを取り出し放冷後,融着状態を調べる。
5.5 耐酸試験 るつぼの側面から長さ約2cm,幅約2cmの試験片を切り取り,切り口を研磨した試料を
105±5℃で乾燥し,質量を量った後,三角フラスコ500mlに入れ,塩酸,硫酸,硝酸の各(1+9)等量混液
100mlを加えて冷却器をつけて約90℃の水浴上で20分ごとに振りながら約5時間加熱する。次に酸液を
傾斜法で流出させ,更に蒸留水を加えて数回洗って酸を除去した後,105±5℃に乾燥し質量を量り,試験
前後の質量の差を求め,表面積で除す。
5.6 恒量試験 るつぼをふたと共に温塩酸(1+4)に30分間浸した後水洗乾燥する。次に,るつぼにふた
をして電気炉に入れ,700900℃で30分間加熱し,デシケーター内で30分間放冷後質量を量る。この操
作を3回繰り返して行い2回目と3回目の質量の差を求める。

――――― [JIS R 1301 pdf 2] ―――――

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R1301-1987
6. 検査 るつぼの検査は,合理的な抜取方法によって試料を採取し,3.及び4.について5.によって試験
を行い,合否を決定する。
7. 製品の呼び方 るつぼの呼び方は,名称又は記号,形状及び呼び容量による。
例 : 磁器るつぼA形15ml又はPC1A形15ml
8. 表示 るつぼには,次の事項を表示する。
(1) 記号
(2) 製造業者名又はその略号

JIS R 1301:1987の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 1301:1987の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7507:2016
ノギス
JISZ8801:1994
試験用ふるい