この規格ページの目次
- JISR6216 規格全文情報
- pdf 目 次
- まえがき
- ナット付ディスク形及びナット付リング形研削といし
- 序文
- 1 適用範囲
- 2 引用規格
- 3 明細項目
- 3.1 研削材の種類
- 3.2 研磨材の粒度
- 3.3 結合度
- 3.4 組織
- 3.5 結合剤
- 3.6 用途による種類及び記号
- 4 品質
- 4.1 外観
- 4.2 形状・寸法及び寸法許容差
- 4.3 結合度
- 4.4 平衡度
- 4.5 安全度
- 5 材料及び配合設計
- 5.1 研削材及び研磨材
- 5.2 結合剤
- 5.3 補強材
- 5.4 と粒率
- 6 試験方法
- 6.1 外観
- 6.2 形状・寸法
- 6.3 結合度
- 6.4 平衡度
- 6.5 安全度
- 7 検査方法
- JIS R 6216:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS R 6216:2006の関連規格と引用規格一覧
JIS R 6216:2006 規格概要
この規格 R6216は、JIS R 6111のアルミナ質研削材及び炭化けい素質研削材を使用したナット付ディスク形及びナット付リング形研削といしについて規定。
JISR6216 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R6216
- 規格名称
- ナット付ディスク形及びナット付リング形研削といし
- 規格名称英語訳
- Inserted nut abrasive discs and inserted nut ring wheels
- 制定年月日
- 1972年10月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.70
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1972-10-01 制定日, 1976-01-01 確認日, 1979-02-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1986-03-01 改正日, 1992-03-01 確認日, 1999-02-20 改正日, 2006-03-25 確認日, 2006-12-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS R 6216:2006 PDF [10]
R 6216 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 明細項目・・・・[1]
- 3.1 研削材の種類・・・・[1]
- 3.2 研磨材の粒度・・・・[1]
- 3.3 結合度・・・・[2]
- 3.4 組織・・・・[2]
- 3.5 結合剤・・・・[2]
- 3.6 用途による種類及び記号・・・・[2]
- 4 品質・・・・[2]
- 4.1 外観・・・・[2]
- 4.2 形状・寸法及び寸法許容差・・・・[2]
- 4.3 結合度・・・・[2]
- 4.4 平衡度・・・・[2]
- 4.5 安全度・・・・[2]
- 5 材料及び配合設計・・・・[3]
- 5.1 研削材及び研磨材・・・・[3]
- 5.2 結合剤・・・・[3]
- 5.3 補強材・・・・[3]
- 5.4 と粒率・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 外観・・・・[3]
- 6.2 形状・寸法・・・・[3]
- 6.3 結合度・・・・[3]
- 6.4 平衡度・・・・[3]
- 6.5 安全度・・・・[3]
- 7 検査方法・・・・[3]
- 8 表示・・・・[4]
- 8.1 一般事項・・・・[4]
- 8.2 製品の表示・・・・[4]
- 8.3 包装の表示・・・・[4]
- 附属書A(規定)結合度・・・・[7]
- 附属書B(参考)組織番号とと粒率との関係・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 6216 pdf 1] ―――――
R 6216 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,研削砥石工業会(GIS)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 6216:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 6216 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 6216 : 2006
ナット付ディスク形及びナット付リング形研削といし
Inserted nut abrasive discs and inserted nut ring wheels
序文
この規格は,1972年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1999年に
行われたが,その後のJIS R 6244(結合研削材といし−寸法許容差及び振れ公差)の制定に対応するため
及び適合性評価に資するために改正した。
なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,JIS R 6111のアルミナ質研削材及び炭化けい素質研削材を使用したナット付ディスク形及
びナット付リング形研削といし(以下,研削といしという。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 6001 研削といし用研磨材の粒度
JIS R 6111 人造研削材
JIS R 6211-5 結合研削材といし−寸法−第5部 : 立軸平面研削用及び対向二軸平面研削用研削といし
JIS R 6211-7 結合研削材といし−寸法−第7部 : 卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といし
JIS R 6211-13 結合研削材といし−寸法−第13部 : バーチカルグラインダにおけるばり取り用研削と
いし
JIS R 6240 研削といしの試験方法
JIS R 6241 研削といしの最高使用周速度
JIS R 6242 結合研削材といし−一般的要求事項
JIS R 6243 結合研削材といし−研削といしの静的平衡試験
JIS R 6244 結合研削材といし−寸法許容差及び振れ公差
3 明細項目
3.1 研削材の種類
研削といしに使用する研削材の種類及び記号は,JIS R 6242の6.6.1(研削材の種類)による。
3.2 研磨材の粒度
研削といしに使用する研磨材の粒度は,JIS R 6242の6.6.2(研磨材の粒度)による。
――――― [JIS R 6216 pdf 3] ―――――
2
R 6216 : 2006
粗粒を使用する場合は,Fを省略して表示することができる。一般研磨用微粉を使用する場合は,Fを
省略して表示してはならない。精密研磨用微粉を使用する場合は,#を省略して表示することができる。
3.3 結合度
研削といしの結合度は,JIS R 6242の6.6.3(結合度)による。
3.4 組織
研削といしの組織は,JIS R 6242の6.6.4(組織)による。
3.5 結合剤
研削といしに使用する結合剤の種類は,JIS R 6242の6.6.5(結合剤の種類)によるレジノイド結合剤(結
合剤記号 : B)又はマグネシア結合剤(結合剤記号 : MG)とする。
3.6 用途による種類及び記号
研削といしの用途による種類及び記号は,表1による。
表1−種類及び記号
種類 記号 備考
精密研削用研削といし − 加工物の片平面又は平行な二面の研削に用いる。加工寸法及び仕上面粗さの精
度が,厳しく要求される。加工物及び研削といしは,機械的に送る。
ばり取り用研削といし BK 加工物の表面のばり取りに用いる。加工物又は研削といしのいずれかを手で送
り,他方は固定して作業する。
4 品質
4.1 外観
研削といしの外観には,割れ,ひび,かけ,きずなど,使用上支障のある欠点があってはならない。
4.2 形状・寸法及び寸法許容差
形状・寸法及び寸法許容差は,次による。
a) 研削といしの形状及び寸法は,JIS R 6242の箇条5(形状記号及びその呼び方)並びにJIS R 6211-5
の3.5(36号ナット付ディスク形といし),3.6(37号ナット付きリング形といし),JIS R 6211-7の3.5
(36号ナット付ディスク形といし),3.6(37号ナット付リング形といし)及びJIS R 6211-13の3.3(36
号ナット付ディスク形といし)による。
b) 研削といしの寸法許容差は,JIS R 6244の5.6[リング形及びディスク形研削といし(接着又は機械的
取付け)並びにナット付リング形及びナット付ディスク形研削といし]による。
c) 研削といしの取付け精度は,すべてのナットにボルトを円滑に締め付けることができ,取外し後ナッ
ト埋込み部に突上げなどの異常があってはならない。
4.3 結合度
研削といしの結合度は,附属書Aによる。
4.4 平衡度
外径150 mm以上又は質量0.2 kg以上で,かつ,最高使用周速度が16 m/s以上で使用する研削といしの
平衡度は,6.4によって試験したとき,おもりの質量(m2)が,JIS R 6243の4.(平衡度の最大許容値Ua)
で計算したおもりの質量(ma)以下でなければならない。ただし,ばり取り用ディスク形研削といしに適
用する。
4.5 安全度
研削といしの安全度は,JIS R 6242の6.5(安全度)による。
――――― [JIS R 6216 pdf 4] ―――――
3
R 6216 : 2006
5 材料及び配合設計
5.1 研削材及び研磨材
研削といしに使用する研削材は,JIS R 6111の規定による。また,研磨材の粒度は,JIS R 6001の規定
による。
5.2 結合剤
研削といしに使用するレジノイド結合剤は,合成ゴム及び天然ゴム以外のもので,良質の合成樹脂を用
いる。マグネシア結合剤は,良質のマグネシアセメントを用いる。
5.3 補強材
研削といしの取付部に使用する補強材は,金網などを用いることができる。また,ナット取付部に補強
金具を用いることができる。
5.4 と粒率
と粒率は,受渡当事者間の協定による。ただし,と粒率試験は,JIS R 6240の3.3(と粒率試験)によっ
て行い,その許容差は±1.5 %とする。
なお,組織番号と対応すると粒率との関係を,附属書Bに示す。
6 試験方法
6.1 外観
研削といしの外観は,目視によって調べる。
6.2 形状・寸法
研削といしの形状・寸法は,JIS R 6240の3.1(形状・寸法)による。研削といしの取付け精度は,JIS R
6240の3.1.5(ナット付きといしの取付け精度)による。
6.3 結合度
結合度は,JIS R 6240の3.2(結合度試験)による。
6.4 平衡度
研削といしの平衡度は,JIS R 6243の5.(固有平衡度の測定)による。ただし,これと同等以上の精度
で測定できる適切な方法によって試験することができる。
6.5 安全度
研削といしの安全度は,JIS R 6240の3.5(安全度)による。
7 検査方法
検査方法は,次による。
a) 外観,形状・寸法,結合度及び平衡度について検査を行い,それぞれ4.1,4.2,4.3及び4.4の規定に
適合しなければならない。
なお,検査項目及びロット検査における抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。
b) 安全度については,次による。
1) 外径100 mm以上の研削といしの回転強度は抜取検査で検査し,全数に異常がないとき当該ロット
は合格とする。試料の数は,ロットの10 %の数(ただし,5個未満の場合は,5個)以上とする。
ただし,結合剤を同一にするJIS R 6241の3.1(普通速度)による研削といしについては,1か月を
超えない一定の期間ごとに破壊回転試験(定期破壊回転試験)を行った場合において,その破壊回
転周速度の値のうち最低の値が,当該研削といしの最高使用周速度にJIS R 6242の6.5(安全度)
――――― [JIS R 6216 pdf 5] ―――――
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JIS R 6216:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS R 6216:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR6001:1998
- 研削といし用研磨材の粒度
- JISR6111:2005
- 人造研削材
- JISR6111:2020
- 人造研削研磨材
- JISR6211-13:2014
- といし―寸法―第13部:バーチカルグラインダにおけるばり取り用研削といし
- JISR6211-5:2014
- といし―寸法―第5部:立軸平面研削用及び対向二軸平面研削用研削といし
- JISR6211-7:2014
- といし―寸法―第7部:卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といし
- JISR6240:2018
- といし―試験方法
- JISR6241:2018
- といし―研削といしの最高使用周速度
- JISR6242:2015
- といし―一般的要求事項
- JISR6243:2018
- といし―研削といしの平衡度の静的試験及び検査方法
- JISR6244:2005
- 結合研削材といし―寸法許容差及び振れ公差
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