この規格ページの目次
JIS S 0021-1:2020 規格概要
この規格 S0021-1は、感覚機能,身体機能及び認知機能の低下している人々,アレルギーがある人々,高齢者並びに異文化・多言語圏の人々を含むより多くの人々にとって,包装された製品の内容物を適切に識別し,取扱い及び使用できるように,包装の設計及び評価を行うために役立つ一般要求事項について規定。
JISS0021-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S0021-1
- 規格名称
- 包装―アクセシブルデザイン―第1部 : 一般要求事項
- 規格名称英語訳
- Packaging -- Accessible design -- Part 1:General requirements
- 制定年月日
- 2020年11月20日
- 最新改正日
- 2020年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11156:2011(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 11.180.99, 55.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2020-11-20 制定
- ページ
- JIS S 0021-1:2020 PDF [20]
S 0021-1 : 2020 (ISO 11156 : 2011)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 アクセシブルデザイン包装の主な要求事項・・・・[2]
- 4.1 情報及び表示・・・・[2]
- 4.2 取扱い及び操作・・・・[3]
- 4.3 包装におけるアクセシブルデザインの評価・・・・[5]
- 5 有害物の包装に関する特別配慮事項・・・・[5]
- 5.1 表示・・・・[5]
- 5.2 危険及び傷害を回避する包装設計・・・・[6]
- 附属書A(参考)包装におけるアクセシブルデザイン規格構成・・・・[7]
- 附属書B(参考)アクセシビリティを試験するための検討事項の枠組み-一般的研究・・・・[8]
- 附属書C(参考)アクセシブルデザイン包装事例・・・・[10]
- 参考文献・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS S 0021-1 pdf 1] ―――――
S 0021-1 : 2020 (ISO 11156 : 2011)
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本包装技術協会(JPI)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があ
り,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。これによって,
JIS S 0021:2014は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS S 0021-1 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
S 0021-1 : 2020
(ISO 11156 : 2011)
包装−アクセシブルデザイン−第1部 : 一般要求事項
Packaging-Accessible design-Part 1: General requirements
序文
この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 11156を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
また,包装におけるアクセシブルデザインの規格構成について,附属書Aに示す。
1 適用範囲
この規格は,感覚機能,身体機能及び認知機能の低下している人々,アレルギーがある人々,高齢者並
びに異文化·多言語圏の人々を含むより多くの人々にとって,包装された製品の内容物を適切に識別し,
取扱い及び使用できるように,包装の設計及び評価を行うために役立つ一般要求事項について規定する。
この規格は,製品の識別並びに購入及び使用から包装の分別及び廃棄まで,包装された製品のライフサ
イクルにおける様々な状況に配慮している。ただし,個々の包装における寸法,材料,製造方法及び評価
方法については除く。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11156:2011,Packaging−Accessible design−General requirements(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 0500 自動認識及びデータ取得技術−用語
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO/IEC 19762,Information technology−Automatic
identification and data capture (AIDC) echniques−Harmonized vocabulary
JIS Z 0108 包装−用語
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 21067,Packaging−Vocabulary
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S 0021-1 : 2020 (ISO 11156 : 2011)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS X 0500及びJIS Z 0108による。
3.1
アクセシブルデザイン(accessible design)
何らかの機能に制限のある人に焦点を合わせ,これまでの設計をそのような人々のニーズに合わせて拡
張することによって,製品をそのまま利用できる潜在顧客数を最大限まで増やそうとする設計
3.2
代替様式(alternative format)
他の動作(mobility)又は感覚(sensory ability)によって,製品及びサービスをアクセシブル(可能な
限り最大限まで利用できるよう)にする別の表現方法
3.3
包装(packaging)
物品の輸送,保管,取引,使用などに当たって,その価値及び状態を維持するための適切な材料,容
器,それらに物品を収納する作業並びにそれらを施す技術又は施した状態
4 アクセシブルデザイン包装の主な要求事項
4.1 情報及び表示
4.1.1 内容物
内容物の情報又は表示をアクセシブルにするに当たり,次の事項に配慮する。
4.1.1.1 文字及び画像
文字は,視認性確保のためにとりわけ重要な要素となる大きさ,書体,コントラスト及び色の組合せに
配慮して見やすいものとする。絵文字などの画像は,容易に理解しやすいものとする。
4.1.1.2 点字及び触覚記号
点字及び触覚記号による情報は,視覚障害者を含め全ての人々に対して,包装された製品のアクセシビ
リティを高めるために知覚しやすく,かつ,理解しやすいものとする。
例 医薬品への点字の利用(欧州指令Directive 2004/27/EC [5])
注記 全ての視覚障害者は,必ずしも点字による情報を理解できるわけではない。
触覚記号をより分かりやすいものにするためには,記号又は絵文字の使用,及び使用言語の形態(大き
さ,用いる割合など)を考慮し,情報が適切に伝わるよう配慮することが望ましい。このような配慮は,
高齢者及び障害者向けに役立たせるだけでなく,全ての包装形態にも適用できるように,社会的及び文化
的背景を考慮して包装を行うことが望ましい。
4.1.1.3 代替様式を使った情報の提示
情報が包装に表示されている場合であっても,代替様式によって情報を提示する。
例 情報コミュニケーション技術(ICT)を使った手段を用いて,アレルギー反応を引き起こす可能性の
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S 0021-1 : 2020 (ISO 11156 : 2011)
ある成分又は物質の情報を提供[6] [7]。
4.1.1.4 情報表示の位置
製品を安全かつ効果的に使用するために必要な情報は,目立つ位置に示すものとし,開封によっても損
なわれないよう配慮する。
例 成分,使用の指示,有効期限(賞味期限,使用期限など),警告など。
製品が小分けに包装されている場合,それぞれの包装に必要不可欠な情報を表示することが望ましい。
4.1.2 識別
4.1.2.1 色による識別
色による識別は,同一形状の包装を区別するのに有効な手段である。 ただし,色の識別力に問題がある
人にも見分けられるよう明度差を設ける,絵柄を変えるなどの色以外の情報を追加し,識別しやすくなる
ように配慮する。
4.1.2.2 点字及び他の触覚記号による識別
点字並びに浮き出し文字,記号及び切欠きを含む触覚記号は,同一形状の包装を識別するのに有効とな
るように配慮する(C.1参照)。
4.1.2.3 特定の形状による識別
触覚及び視覚による特定の形状を用いる場合には,包装の識別をするのに有効であるよう配慮する(C.1
参照)。
4.1.2.4 誤認しやすい製品のための識別
包装された製品を安全かつ効果的に使用するためには,簡潔·明瞭な識別を用いなければならない。誤
認のおそれがある場合には,目につきやすい内容表示をする。
4.1.3 開封性
4.1.3.1 開封の位置
開封位置は,形状及びその他の特徴によって,容易に識別できるように配慮する(C.2参照)。
例1 周囲と色彩又はコントラストが異なる開封位置
例2 開封位置を示す切り口
注記 包装又は容器の開封位置を示す切欠きは,開封位置を特定するために有効である。
4.1.3.2 開封の方法
開封の方法又は機構が明確でない場合には,文字及び/又は図示によって,明確にする。
4.2 取扱い及び操作
4.2.1 持ち運び
包装された製品は,サイズ,形状,質量,摩擦特性及び安定性(重心,バランス及び剛性)に配慮し,
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JIS S 0021-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11156:2011(IDT)
JIS S 0021-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 11 : 医療技術 > 11.180 : 心身障害者用の介護用具 > 11.180.99 : 身体障害者用介護用具に関するその他の規格
JIS S 0021-1:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0500:2002
- データキャリア用語
- JISX0500:2020
- 自動認識及びデータ取得技術―用語
- JISZ0108:2012
- 包装―用語