この規格ページの目次
JIS S 0021-4:2021 規格概要
この規格 S0021-4は、包装のアクセシブルデザインに関する取扱い及び操作性について規定。
JISS0021-4 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S0021-4
- 規格名称
- 包装―アクセシブルデザイン―第4部 : 取扱い及び操作性
- 規格名称英語訳
- Packaging -- Accessible design -- Part 4:Handling and manipulation
- 制定年月日
- 2021年6月21日
- 最新改正日
- 2021年6月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 22015:2019(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 55.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2021-06-21 制定
- ページ
- JIS S 0021-4:2021 PDF [28]
S 0021-4 : 2021 (ISO 22015 : 2019)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 取扱い及び操作のアクセシビリティを高めるための設計上の配慮事項・・・・[3]
- 4.1 一般・・・・[3]
- 4.2 重量及び形状・・・・[3]
- 4.3 開封及び再封のしやすさ・・・・[4]
- 4.4 使いやすさ及び内容物の取出し・・・・[5]
- 4.5 保管・・・・[5]
- 4.6 廃棄及びリサイクル・・・・[5]
- 5 安全性・・・・[5]
- 5.1 一般・・・・[5]
- 5.2 配慮すべき具体的項目・・・・[6]
- 6 取扱い及び操作性の評価・・・・[6]
- 6.1 一般・・・・[6]
- 6.2 計測機器を用いる評価・・・・[6]
- 6.3 使用者による評価・・・・[6]
- 7 適合性・・・・[7]
- 附属書A(参考)包装の取扱い及び操作に関する人間工学及び人間工学的データ・・・・[8]
- 附属書B(参考)取扱い及び操作の容易な包装の例・・・・[20]
- 参考文献・・・・[26]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS S 0021-4 pdf 1] ―――――
S 0021-4 : 2021 (ISO 22015 : 2019)
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本包装技術協会(JPI)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があ
り,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS S 0021-4 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
S 0021-4 : 2021
(ISO 22015 : 2019)
包装−アクセシブルデザイン−第4部 : 取扱い及び操作性
Packaging-Accessible design-Part 4: Handling and manipulation
序文
この規格は,2019年に第1版として発行されたISO 22015を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
包装は,高齢者及び障害のある人々を含めた幅広い範囲の人々が使いやすいように改善されてきたが,
それでもまだ一部の人々にとっては,取扱い及び操作の際に困難が生じている。包装の取扱い及び操作に
は,握る,持ち上げる,持ち運ぶ,つかむなどの動作が含まれる。年齢又は身体障害のために身体的能力
が低下した人々にとって,これらの動作において生じる困難は,持ち上げたりつかんだりすることが難し
い重さ又は大きさであることに起因している可能性がある。アクセシビリティの問題を象徴するようなこ
れらの事象は,身体的能力が低下した又は制限された人々にも幅広く使用される包装において,早急に解
決することが望ましい課題である。
包装のアクセシビリティ向上に関わる規格は,開封のしやすさ,明快な情報及び表示といった個々の課
題への対応,医薬品包装における点字利用のような具体的事例を記載するなど,整備されている。これら
の規格は,包装を使いやすくすることに効果的に寄与しているが,前述のアクセシビリティの問題に対し
ては,関連規格群の大綱として取り組まれてきたものの,包装の取扱い及び操作性における様々な場面に
おいて十分に対処方法が規定されているわけではない。
この規格は,包装の取扱い及び操作性を向上させるための要求事項をアクセシブルデザインの観点から
規定されている。
1 適用範囲
この規格は,包装のアクセシブルデザインに関する取扱い及び操作性について規定する。この規格は,
能力が異なる人々及び使用状況における包装に関する様々なニーズに配慮している。
包装の取扱い及び操作性には,持ち運び,開封,再封及び内容物の取出しだけでなく,保管及び廃棄と
いった工程における,握る,持ち上げる,運ぶ,引っ張る,押す,滑らせる,つかむ,ひねる,裂くなど
の動作,及びこれらを組み合わせた動作のような人間の身体的能力が関係する要素が含まれる。これらの
身体的能力に関係する要求事項及び推奨事項は,高齢者及び身体障害のある人々を含む,包装の取扱い及
び操作性に関して様々なニーズをもった人々を対象にしている。
この規格は,JIS S 0021-2に規定する,特別な力学的手段を必要としない,再封可能及び再封不可能な包
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2
S 0021-4 : 2021 (ISO 22015 : 2019)
装に適用する。
この規格は,主として包装の設計者,開発者及び評価者を対象としている。ただし,その他の分野の者
にとっても有益である。
なお,包装の輸送に関する取扱い及び操作性には,適用しない。また,安全性又はその他の理由のため
に規制を受ける内容物の包装には適用しない(例えば,毒物,危険物,医薬品,医療用機器など)。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22015:2019,Packaging−Accessible design−Handling and manipulation(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS S 0021-2 包装−アクセシブルデザイン−開封性
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 17480,Packaging−Accessible design−Ease of opening
JIS Z 0108 包装−用語
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 21067-1,Packaging−Vocabulary−Part 1: General terms
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS S 0021-2及びJIS Z 0108による。
3.1
アクセシビリティ(accessibility)
様々な能力及びニーズをもった幅広い使用者が,特定の使用状況において,特定の目標を達成するため
に,製品,システム,サービス,環境及び施設を使用することができる程度
注釈1 使用状況は,直接的な使用又は支援技術のサポートを受けた状態をいう。
(出典 : ISO 9241-11[19]の3.2.2)
3.2
再封可能な包装(reclosable package)
最初の開封後,同様の安全度で再封することができ,安全性を損なうことなく全内容物を取り出すため
に十分な回数にわたって使用することができる包装
(出典 : JIS S 0021-2の3.8)
注釈1 “再封可能な包装”はこの規格では使用していないが,対応国際規格どおり記載した。ただし,
類似の用語で“再封”を使用している。
3.3
使用者による評価(user-based evaluation)
計測装置を使用するか否かを問わず,使用者が参加する試験方法を用いて,使用者の感覚,身体的側面
及び認知的側面に対する情報を考慮した評価方法
(出典 : JIS S 0021-2の3.7,JIS S 0021-3[21]の3.5)
――――― [JIS S 0021-4 pdf 4] ―――――
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S 0021-4 : 2021 (ISO 22015 : 2019)
4 取扱い及び操作のアクセシビリティを高めるための設計上の配慮事項
4.1 一般
4.1.1 設計に関する一般的配慮事項
包装は,身体,視覚及び認知能力に障害があるために包装の取扱い及び操作の難易度が上がり,望まな
い結果が生じる可能性のある使用者のことを配慮して設計する。持ち運び,開封,再封,計量,取出し,
保管及び廃棄のしやすさに関連する設計は,このような人たちのアクセシビリティを高めることに配慮す
る(JIS S 0021-1参照)。
4.1.2 図解
ラベルに示された方向は,取扱い及び操作における運動方向と一致しているとよい。
例 時計回りに回転するスクリューキャップに示された,時計回りを示す矢印。
4.1.3 操作の分かりやすさ
包装の取扱い及び操作のために使用者が必要な動作は,設計上の配慮によって操作の前に容易に理解で
きることが望ましい。
例 開封の際に引き裂く箇所であることを示すため,包装の端に三角形の切込みを入れる。
4.1.4 フィードバック
包装の取扱い及び操作の動作完了の確認を,可能な場合は任意の方法で提供することが望ましい。
例 包装が再封されたことが“カチッ”と鳴る音で確認可能とする。
4.1.5 複数同時操作の回避
押しながら回すなど,複数の動きを同時に行うよう要求しない方がよい。ただし,チャイルドレジスタ
ンス機能など,安全性確保の場合はこの限りではない。
4.2 重量及び形状
4.2.1 重量
包装は,両手又は片手での取扱いのいずれを意図したものであるかにかかわらず,容易に抱える又は持
ち上げることが可能な軽さであることが望ましい。製品が重すぎる場合には,保持,持ち上げ及び持ち運
びを容易にするため,物理的な補助手段を提供することが望ましい。附属書Aに人間工学的知見及び製品
の重量に関するデータを示す。
注記 高齢者又はリウマチのような身体障害のある使用者は,筋力が弱っているため,製品を抱える,
持ち上げる,運ぶなどが困難な場合がある。
例 持ち上げやすいように,容器側面に取っ手を付加する(附属書A及び図B.1参照)。
4.2.2 形状
包装の形状は,製品を抱える,持ち上げる,つかむなどによって容易に取扱い及び操作が行えるように
設計することが望ましい。
包装の形状は,片手しか使えない使用者及び状況に対応できるように設計することが望ましい。
――――― [JIS S 0021-4 pdf 5] ―――――
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JIS S 0021-4:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22015:2019(IDT)
JIS S 0021-4:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS S 0021-4:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISS0021-2:2018
- 包装―アクセシブルデザイン―開封性
- JISZ0108:2012
- 包装―用語