JIS S 4001:2009 安全マッチ | ページ 2

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S 4001 : 2009
表6−容器の外形寸法(続き)
単位 mm
種類 大平形
平形 並形 家庭小形
項目 (寸六形)
長さ 5558 5558 5558 105114
幅 3538 4750 3538 88 93
高さ 911 911 1618 48 54

7 試験方法

7.1 頭薬の付着強度

  頭薬の付着強度の試験は,頭薬を指で押さえて付着状態を調べる。

7.2 頭薬及び側薬の発火性能

  頭薬及び側薬の発火性能の試験は,頭薬を側薬で摩擦したとき発火するか,及び火かすの飛散状況を目
視などによって調べる。

7.3 軸への燃え移り

  軸への燃え移り試験は,発火した後,軸が燃えることを目視などによって調べる。

7.4 軸木の折れにくさ

  軸木の折れにくさの試験は,7.2の発火性能の試験のときに,折損状況を調べる。

7.5 側薬の硬さ

  側薬の硬さ試験は,側薬を指で摩擦し,側薬のはげ落ちの状態を目視などによって調べる。

7.6 1容器中の不良軸数及び不良軸混入率

  不良軸数及び不良軸混入率は,1容器中の頭付軸の相互接着,折損,頭なし,通常の大きさの半分以下
の過小頭などの不良軸を数えて調べる。

7.7 小箱の引出しと側との適合性

  引出しと側との適合性の試験は,小箱を手で持ったときに,引出しが自然に抜け落ちないかを調べる。

7.8 頭薬の耐湿性

  頭薬の耐湿性の試験は,頭付軸10本を平形又は並形の箱に入れて,水蒸気を飽和した30 ℃±2 ℃の容
器中に入れ,1時間後に取り出し,直ちにその側薬面で発火させ,発火状態を目視などによって調べる。

7.9 インプル加工性能

  インプル加工性能の試験は,発火の後,消火したとき,赤く燃え残った残火が3秒を超えるものの比率,
並びに燃えかすの硬さ及び灰化の状態を目視などによって調べる。

7.10 入本数

  入本数は,1容器中の頭付軸の本数を数えて調べる。

7.11 軸木の含水率

  軸木を約5 g採り,その質量(m1)を0.01 gまで量った後,換気の良好な状態にして,温度100 ℃105 ℃
で恒量に達するまで乾燥した後,その質量(m2)を量る。
次の式によって,含水率(A)を算出し,JIS Z 8401によって丸めの幅0.1に丸める。
m1 m2
A 100
m1
ここに, A : 含水率(%)
m1 : 乾燥前の質量(g)

――――― [JIS S 4001 pdf 6] ―――――

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S 4001 : 2009
m2 : 乾燥後の質量(g)

7.12 軸の寸法

  寸法の測定は,次による。
a) 軸の長さは,JIS B 7507に規定するノギスを用いて測定する。
b) 軸木の太さ,並びに紙軸の幅及び厚さは,10本を並列にまとめてJIS B 7507に規定するノギスを用い
て測定し,その値を10で除し,JIS Z 8401によって丸めの幅0.01に丸める。

8 検査

  マッチの検査は,形式検査2) と受渡検査3) とに区分し,検査の項目は,次による。
なお,形式検査及び受渡検査の抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。
注2) 製品の品質が,箇条4のa) j) のすべての特性を満足するかどうかを判定するための検査。
3) 既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,必要と認める
特性が満足するものであるかどうかを判定するための検査。
a) 形式検査項目
1) 頭薬の付着強度
2) 発火性能(頭薬及び側薬)
3) 軸への燃え移り
4) 軸木の折れにくさ
5) 側薬の硬さ
6) 1容器中の不良軸数及び不良軸混入率
7) 小箱の引出しと側との適合性
8) 頭薬の耐湿性
9) インプル加工性能
10) 入本数
11) 材料(軸木の含水率及び軸の寸法)
b) 受渡検査項目
1) 頭薬の付着強度
2) 発火性能(頭薬及び側薬)
3) 軸への燃え移り
4) 軸木の折れにくさ
5) 側薬の硬さ
6) 1容器中の不良軸数及び不良軸混入率
7) 小箱の引出しと側との適合性
8) 入本数

9 表示

  マッチには,1包装又は1容器ごとに,次の事項を外面に表示しなければならない。
a) 規格番号又は規格名称,及び種類。ただし,種類は省略してもよい。
b) 製造業者名又はその略号

JIS S 4001:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 4001:2009の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7507:2016
ノギス
JISZ8401:2019
数値の丸め方