JIS S 4801:2018 たばこライター―安全仕様 | ページ 5

18
S 4801 : 2018 (ISO/DIS 9994 : 2016)
この試験に使用した試料は,他の試験に使用してはならない。
この試験を完全に実施できない場合は,試験を不合格としない。
6.12.3.2 調整式ガスライター
手順は,次による。
a) 火炎の高さを50 mmに,又は最高の高さが50 mmより小さい場合は最高の高さに,調整する。
b) 試料を,23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間置き,安定させる。
c) 火炎が上向き垂直方向になるように試料を点火し,2分間燃焼させる。
d) 燃焼の間,試料の異常の有無を観察する。
不合格 : 次の現象は,いかなる場合も不合格とする。
− 構成部品の燃焼の持続
− バルブ構成部品の飛び出し
− 点火部品の抜け出し又は飛び出し
− 火炎の有無にかかわらず,燃料タンクの破裂・破砕
e) デュアルフレーム式の試料は,それぞれの種類の火炎において試験を実施する。
f) マルチフレーム式の試料は,それぞれの火炎において試験を実施する。
この試験に使用した試料は,他の試験に使用してはならない。
この試験を完全に実施できない場合は,試験を不合格としない。

7 取扱説明書及び警告

7.1 一般

  ライターには,正しい使用方法をユーザーに伝えるために,適切な安全情報を,文字若しくはセーフテ
ィシンボル,又はそれらの組合せで表記することなどによって付けなければならない。

7.2 表示場所

  安全情報は,ライターの本体,ライターと一緒に包装する別個の取扱説明書,小冊子又は販売の際の製
品の包装上のいずれかに記載しなければならない。この情報は,ライターの種類に最も適している警告を
強調するものでなければならない。この安全情報は,その他の情報から明確に区別できる対照的背景色,
活字の大きさ及び字体で,目立つ箇所に表示しなければならない。
なお,製品の包装とは,販売店の袋又は包装紙を含まないものをいう。

7.3 記載内容

7.3.1  ライターには,安全情報に隣接させて“警告”という明確な記載をし,かつ,次の表記を記載しな
ければならない。
− “子供から遠ざける”又は“子供の手の届くところに置かない”(ここで用いる表記は,明確でかつ
説得力があり,識別できるものとし,“子供から遠ざける”セーフティシンボルをライター本体に表示
することが望ましい。)
− “顔及び衣類から離してライターを点火する”
安全情報には,ライターの種類に応じて,次の事項を記載しなければならない。
a) “可燃性高圧ガスが入っている”
b) “可燃性液体が入っている”
c) “充したとき,可燃性液体が入る”
d) “50 ℃超の高温又は長時間の日光には,絶対にさらさない”

――――― [JIS S 4801 pdf 21] ―――――

                                                                                             19
S 4801 : 2018 (ISO/DIS 9994 : 2016)
e) “孔を開けたり,又は火中に投入することは絶対にしない”
f) “使用後,火炎が消えていることを確認する”
g) “このライターは自動的に消火しないため,カバーを閉めて火を消すこと”(この記載は,全ての非自
動消火式ライターに付けなければならない。)
h) “目に見える火炎の上方は異常な高熱を発している。火傷,怪我又は火災を防止するため,特に注意
を払う”(この記載は,全てのプリミキシングバーナーライターに付けなければならない。)
i) “10秒以上火をつけたままにしない”(この記載は,全てのプリミキシングバーナーライターに付け
なければならない。)
j) “30秒以上火をつけたままにしない”(この記載は,全てのポストミキシングバーナーライターに付
けなければならない。)

7.4 セーフティシンボル

  セーフティシンボルを使用する場合は,次による。
a) “警告”のシンボル
− 背景 : 白地
− 三角形の線 : 黒又は赤
− グラフィカルシンボル : 三角形の線(黒又は赤)と同じ色
シンボルは,図6に示すものと同じ割合で作成する。
寸法は,10 mm以上とする。
又は
図6−“警告”のシンボル
b) “子供から遠ざける”のシンボル
− 背景 : 白地
− 円形の線及び斜めの線 : 赤
− グラフィカルシンボル : 黒
シンボルは,図7に示すものと同じ割合で作成する。
寸法は,10 mm以上とする。

――――― [JIS S 4801 pdf 22] ―――――

20
S 4801 : 2018 (ISO/DIS 9994 : 2016)
図7−“子供から遠ざける”のシンボル
c) “注意及び火災の危険”のシンボル
− 背景 : 白地
− 三角形の線 : 黒又は赤
− グラフィカルシンボル : 三角形の線(黒又は赤)と同じ色
シンボルは,図8に示すものと同じ割合で作成する。
寸法は,10 mm以上とする。
又は
図8−“注意及び火災の危険”のシンボル
d) “50 ℃超の高温又は長時間日光に絶対にさらさない”のシンボル
− 背景 : 白地
− 円形の線及び斜めの線 : 赤
− グラフィカルシンボル : 黒
シンボルは,図9に示すものと同じ割合で作成する。
寸法は,10 mm以上とする。

――――― [JIS S 4801 pdf 23] ―――――

                                                                                             21
S 4801 : 2018 (ISO/DIS 9994 : 2016)
図9−“50 ℃超の高温又は長時間日光に絶対にさらさない”のシンボル

7.5 燃料注入に関する取扱説明書

7.5.1  一般
注入式ライターには,7.5.2又は7.5.3に規定する特定の取扱説明書及び警告を付けなければならない。
7.5.2 液体ライター
注入式液体ライターには,次の内容を記載する。
a) “○○○○(製造業者が推奨するタイプの液体)だけを注入する”
b) “ゆっくり注入する。注入し過ぎないようにする。”
c) “注入が終了したとき,点火する前にライターをふき,手を乾かす”
これらの指示は,ライターに取り付けられたラベルに表示するか,又はライターへ直接印字しなければ
ならない。
7.5.3 ガスライター
注入式ガスライターには,注入操作を正しく行うための手順について,特定の取扱説明書を付けなけれ
ばならない。この取扱説明書には,製造業者によって推奨された燃料及び注入用ボンベとライターの燃料
タンクとの間で正しくかん合できるような適切な情報を含むものとする。

8 製品表示

  ライターには,容易に消えない方法で製造業者名若しくは販売業者名,又はそれらの略号若しくは登録
商標を記載する。
参考文献 JIS S 4802 多目的ライター−安全仕様

――――― [JIS S 4801 pdf 24] ―――――

22
S 4801 : 2018 (ISO/DIS 9994 : 2016)
附属書A
(規定)
試験手順
選択1
5.1 外観
7 取扱説明書及び警告
8 製品表示
スピッティング,
及びフレアリング
燃料の充量
火炎の高さの
燃料の質量
火炎の生成
火炎の高さ
火炎の消火
調整機能
6
7
1
2
3
4
5
.
.
.
.
.
.
.
4
4
4
4
4
4
4
6.10.2 6.5.1 6.8.1 6.8.1 6.9.1 6.11.1 6.12.1
4.14.5で規定する試験に用いた試料は,この試験に用いてよい。
0℃±2℃
3℃±2℃)
3℃±2℃)
燃料タンクの漏れ性
(注入式ライター)
耐繰返し燃焼性
4時間@−1
耐連続燃焼性
0時間@2
耐火炎性
耐内圧性
燃料適性
耐落下性
耐落下性
耐熱性
3
7
6
2
4
4
5
8
9
.
.
.
.
.
.
.
.
.
5
5
5
5
5
5
0時間@2
5
5
5
: 1
: 2
(試料 1
(試料 2
+1
6.5.3.1.12 6.9.3.5
6.5.3.2.6 6.9.3.7 6.11.2.1.7
5.7.2 6.5.3.2.8 6.8.3.4 6.8.3.4 6.9.3.9 6.11.2.2.7
意図された方法で点火できるライターは,4.14.5への適合を確認する。
4.1 火炎の生成
4.2 火炎の高さ
4.3 火炎の高さの調整機能
4.4 スピッティング及びフレアリング
4.5 火炎の消火

――――― [JIS S 4801 pdf 25] ―――――

次のページ PDF 26

JIS S 4801:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/DIS 9994:2016(IDT)

JIS S 4801:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 4801:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK2240:2013
液化石油ガス(LPガス)