この規格ページの目次
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S 4802 : 2022
3.9
燃料(fuel)
n-ブタン,イソブタン,プロパン,その他の液化炭化水素,又はそれらのいずれかを含んだ,24 ℃に
おける蒸気圧が103 kPaのゲージ圧を超える混合物
3.10
非調整式多目的ライター(non-adjustable utility lighter)
製造業者が設定した火炎の高さ(3.3)をもつ,使用者によって火炎の高さを調整することができない
多目的ライター(3.6)
3.11
注入式多目的ライター(refillable utility lighter)
外部の容器から燃料(3.9)を充するか,又は新たに燃料タンクを差し込むかのいずれかによって再
注入できる多目的ライター(3.6)
3.12
シールド(shield)
多目的ライター(3.6)のノズル(3.2)を全部又は一部囲んでいる構造体
3.13
自然点火の持続(sustained self-ignition)
手による意図的な操作以外による火炎(3.19)の発生であって,例えば,多目的ライター(3.6)を落と
したような場合,それによって点火システム(3.16)が作動し,火炎が燃え続ける現象
3.14
スピッティング(spitting)
多目的ライター(3.6)における火炎に関する現象であって,気化されていない液体の燃料があふれ出
し,主な火炎と分かれて,燃えた液体粒子がシャワー状に吹き出す現象
注釈1 スパッタリング(sputtering)ともいう。
3.15
燃料タンク(fuel reservoir)
放出前の燃料(3.9)を貯蔵する構造体
3.16
点火システム(ignition system)
圧電機構,バッテリなど,燃料(3.9)を点火させるための火花を発生させるシステム
3.17
プリミキシングバーナー多目的ライター(premixing burner utility lighter)
燃料(3.9)と空気とが燃焼のために供給する前に混合されている多目的ライター(3.6)
注釈1 内燃式多目的ライター,ターボライター,又はジェットライターともいう。
3.18
ポストミキシングバーナー多目的ライター(post-mixing burner utility lighter)
燃料(3.9)が燃焼のために供給され,空気が燃焼の時点で供給される多目的ライター(3.6)
注釈1 通常炎タイプの多目的ライターともいう。
――――― [JIS S 4802 pdf 6] ―――――
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3.19
火炎(flame)
通常の明るさか,又は薄暗い照明の状態において,肉眼で見ることができる熱及び光を生成する燃料
(3.9)の燃焼の成果物
3.20
デュアルフレーム式多目的ライター(dual flame type utility lighter)
2種類以上の火炎を生成するバーナーバルブ·システムを使用する多目的ライター(3.6)(プリミキシ
ングバーナーライター及びポストミキシングバーナーライター)
注釈1 このシステムでは,火炎は独立して別々に生成する場合(一度に一つの火炎)又は従属的に同
時に生成する場合(一度に複数の火炎)がある。
3.21
マルチフレーム式多目的ライター(multiple flame type utility lighter)
同じ種類の火炎を複数生成するバーナーバルブ·システムを使用する多目的ライター(3.6)(プリミキ
シングバーナーライター又はポストミキシングバーナーライター)
注釈1 このシステムでは,火炎は独立して別々に生成する場合(一度に一つの火炎)又は従属的に同
時に生成する場合(一度に複数の火炎)がある。
4 機能的要求事項
4.1 火炎の生成
多目的ライターは,不注意による点火又は自然点火の可能性を最小限にするため,火炎を発生するため
に意図的な手動操作を必要としなければならない。これらの操作は,少なくとも次の要求事項の一つ以上
に適合しなければならない。
a) 火炎を発生し,かつ,持続するために使用者の積極的な行為を必要とする。
b) 火炎を発生させるために,使用者による二つ以上の個別の行為を必要とする。
c) 火炎を発生させるために,15 N以上の操作力を必要とする(図1参照)。
――――― [JIS S 4802 pdf 7] ―――――
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図1−操作力を測定するための試験方法の例
4.2 火炎の高さ
4.2.1 一般
多目的ライターの最高の火炎の高さは,製造時の設定及び/又は製品設計によって制限しなければなら
ない。調整式多目的ライターの場合は,使用者が調整することなく,初めに多目的ライターを作動させる
ときに得られる最高の火炎の高さも制限しなければならない。これらの限度値は,8.2によって試験したと
き,次の要求事項に適合しなければならない。
4.2.2 非調整式ポストミキシングバーナー多目的ライター
非調整式ポストミキシングバーナー多目的ライターは,8.2によって試験し,火炎を上方に垂直に向けた
とき,最高の火炎の高さは100 mmを超えてはならない。
4.2.3 非調整式プリミキシングバーナー多目的ライター
非調整式プリミキシングバーナー多目的ライターは,8.2によって試験し,火炎を上方に垂直に向けたと
き,最高の火炎の高さは75 mmを超えてはならない。
4.2.4 調整式ポストミキシングバーナー多目的ライター
調整式ポストミキシングバーナー多目的ライターは,8.2によって試験し,使用者が意図して製造業者が
設計した最高の火炎の高さに調整し,火炎を上方に垂直に向けたとき,火炎の高さは150 mmを超えては
ならない。
4.2.5 調整式プリミキシングバーナー多目的ライター
調整式プリミキシングバーナー多目的ライターは,8.2によって試験し,使用者が意図して製造業者が設
計した最高の火炎の高さに調整し,火炎を上方に垂直に向けたとき,火炎の高さは75 mmを超えてはなら
ない。
――――― [JIS S 4802 pdf 8] ―――――
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4.2.6 調整式ポストミキシングバーナー多目的ライター(最初の点火時の火炎の高さ)
調整式ポストミキシングバーナー多目的ライターは,使用者が調整を行わずに初めて点火する場合,8.2
によって試験し,火炎を上方に垂直に向けたとき,火炎の高さは100 mmを超えないように,製造業者に
よって調整されなければならない。
4.2.7 調整式プリミキシングバーナー多目的ライター(最初の点火時の火炎の高さ)
調整式プリミキシングバーナー多目的ライターは,使用者が調整を行わずに初めて点火する場合,8.2に
よって試験し,火炎を上方に垂直に向けたとき,火炎の高さは60 mmを超えないように,製造業者によっ
て調整されなければならない。
4.2.8 調整式ポストミキシングバーナー多目的ライター(最低設定の火炎の高さ)
調整式ポストミキシングバーナー多目的ライターは,最低の火炎の高さに設定し,8.2によって試験し,
火炎を上方に垂直に向けたとき,火炎の高さは75 mmを超えてはならない。
4.2.9 調整式プリミキシングバーナー多目的ライター(最低設定の火炎の高さ)
調整式プリミキシングバーナー多目的ライターは,最低の火炎の高さに設定し,8.2によって試験し,火
炎を上方に垂直に向けたとき,火炎の高さは50 mmを超えてはならない。
4.2.10 デュアルフレーム式多目的ライター
デュアルフレーム式多目的ライターは,それぞれの種類における火炎の高さにおいて,4.2.14.2.9に規
定する要求事項に適合しなければならない。ただし,バーナーバルブ孔に耐火テープを貼付するなどの簡
便な方法によって,それぞれの種類における火炎の高さが測定できない場合などは,通常に使用するため
に点火した状態,すなわち,全ての種類の火炎が重なり合った状態(以下,使用状態という。)で火炎の高
さの測定を行い,4.2.14.2.9で規定した要求事項を満たさなければならない。
使用状態で火炎の高さの測定を行う場合,ポストミキシングバーナーライターの要求事項を満たさなけ
ればならない。
4.2.11 マルチフレーム式多目的ライター
マルチフレーム式多目的ライターは,それぞれの火炎の高さにおいて,4.2.14.2.9で規定した要求事項
を満たさなければならない。ただし,バーナーバルブ孔に耐火テープを貼付するなどの簡便な方法によっ
て,それぞれの種類における火炎の高さが測定できない場合などは,使用状態で火炎の高さの測定を行い,
4.2.14.2.9に規定する要求事項に適合しなければならない。
4.3 火炎の高さの調整機能
4.3.1 調整式多目的ライターは,通常の方法で使用する場合,火炎の高さを低く又は高くするために,使
用者の意図的行為を必要としなければならない。
4.3.2 火炎調整機構が多目的ライターの本体から突き出ている場合は,調整範囲全体にわたって,接線方
向に1 N以上の操作力を必要としなければならない(図2参照)。
――――― [JIS S 4802 pdf 9] ―――――
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図2−火炎調整機構の操作力を測定するための試験方法の例
4.3.3 火炎に対してほぼ直角に回転する火炎調整機構の付いている調整式多目的ライターは,次の機能を
もたなければならない。
a) 多目的ライターの火炎調整機構を火炎が上方に垂直に向くように保持して,使用者が火炎調整機構と
向き合って操作部を左に動かしたとき,火炎の高さが低くなる。
b) 火炎軸にほぼ平行して火炎調整機構の動きを必要とする調整式多目的ライターは,動きの方向に従っ
て火炎の高さを増減可能である。
c) 火炎調整機構が多目的ライターの底にあって,使用者が操作部と向き合うように多目的ライターを保
持したとき,時計回り方向の動きで火炎の高さが低くなる。
調整式多目的ライターは,火炎の高さを高く又は低くする動きの方向を明示しなければならない。多目
的ライターには,動きの方向を容易に消えない方法で印字するか又は刻印しなければならない。その情報
は,多目的ライターの火炎調整機構の近辺に,かつ,容易に目視でき分かりやすいものにしなければなら
ない。
4.4 スピッティング及びフレアリング
多目的ライターは,8.3によって試験したとき,スピッティング及びフレアリングを起こしてはならな
い。
4.5 火炎の消火
4.5.1 調整式ポストミキシングバーナー多目的ライター
調整式ポストミキシングバーナー多目的ライターは,最高の火炎の高さで10秒間燃焼させた後にボタ
ン又はレバーを解除するなどの意図した方法で消火する場合,8.4によって試験したとき,消火のための操
作が終了してから3秒以内に露出した火炎が完全に消えなければならない。シールドをもつポストミキシ
ングバーナー多目的ライターの場合は,更に3秒以内の継続燃焼(以下,残り火という。)があっても,そ
の間に火炎の高さがシールドの高さを越えなければ,この3秒以内の残り火は差し支えない。
――――― [JIS S 4802 pdf 10] ―――――
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JIS S 4802:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22702:2018(MOD)
JIS S 4802:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.180 : 種々の家庭用及び商業用設備
JIS S 4802:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)