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JIS T 3259:2012 規格概要
この規格 T3259は、無菌状態で提供され,血管用及び透析用製品などのチューブ又はカテーテルの内くう(腔)に挿入し,体内からの液体(血液など)の漏出を防ぐとともに,チューブなどの折れ防止のために使用するオブチュレータについて規定。ウロキナーゼなどの生物由来材料をコーティングして抗血栓性を発現させるオブチュレータには適用しない。
JIST3259 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T3259
- 規格名称
- オブチュレータ
- 規格名称英語訳
- Sterile obturators for single use
- 制定年月日
- 2007年1月25日
- 最新改正日
- 2017年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 14972:1998(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 11.040.25
- 主務大臣
- 厚生労働
- JISハンドブック
- 医療機器 II 2018, 医療機器 III 2018
- 改訂:履歴
- 2007-01-25 制定日, 2012-10-01 改正日, 2017-10-25 確認
- ページ
- JIS T 3259:2012 PDF [11]
T 3259 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 構成及び各部の名称・・・・[2]
- 5 要求事項・・・・[2]
- 5.1 一般的要求事項・・・・[2]
- 5.2 生物学的安全性・・・・[2]
- 5.3 表面・・・・[2]
- 5.4 破断強度・・・・[3]
- 5.5 かん(嵌)合・・・・[3]
- 5.6 耐圧性・・・・[3]
- 5.7 公称外径・・・・[3]
- 5.8 有効長・・・・[3]
- 5.9 着色・・・・[3]
- 5.10 エックス線不透過性・・・・[3]
- 6 包装・・・・[3]
- 6.1 一次包装・・・・[3]
- 6.2 二次包装・・・・[4]
- 7 表示・・・・[4]
- 7.1 一次包装・・・・[4]
- 7.2 二次包装・・・・[4]
- 7.3 図記号の使用・・・・[4]
- 附属書A(規定)破断強度の測定方法・・・・[6]
- 参考文献・・・・[7]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 3259 pdf 1] ―――――
T 3259 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本医療器材工業
会(JMED)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS T 3259:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 3259 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 3259 : 2012
オブチュレータ
Sterile obturators for single use
序文
この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 14972を基に作成して2007年に制定されたJIS T
3259を見直し,使用者の利便性のため用語,文書構成などの内容を変更して改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはない事項であ
る。
1 適用範囲
この規格は,無菌状態で提供され,血管用及び透析用製品などのチューブ又はカテーテル(以下,チュ
ーブなどという。)の内くう(腔)に挿入し,体内からの液体(血液など)の漏出を防ぐとともに,チュー
ブなどの折れ防止のために使用するオブチュレータについて規定する。ただし,ウロキナーゼなどの生物
由来材料をコーティングして抗血栓性を発現させるオブチュレータには適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14972:1998,Sterile obturators for single use with over-needle peripheral intravascular catheters
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,修正していること
を示す。
なお,平成27年9月30日までJIS T 3259:2007は適用することができる。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の西暦年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS T 0307:2004 医療機器−医療機器のラベル,ラベリング及び供給される情報に用いる図記号
JIS T 0993-1:2012 医療機器の生物学的評価−第1部 : リスクマネジメントプロセスにおける評価及
び試験
注記 対応国際規格 : ISO 10993-1:2009,Biological evaluation of medical devices−Part 1: Evaluation and
testing within a risk management process(IDT)
JIS T 3261:2012 滅菌済みカテーテルイントロデューサ
ISO 594-1:1986,Conical fittings with a 6% (Luer) aper for syringes, needles and certain other medical
equipment−Part 1: General requirements
ISO 594-2:1998,Conical fittings with 6% (Luer) aper for syringes, needles and certain other medical
――――― [JIS T 3259 pdf 3] ―――――
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T 3259 : 2012
equipment−Part 2: Lock fittings
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
オブチュレータ(Obturator)
チューブなどの内くう(腔)を塞ぎ,かつ,チューブなどの折れ防止のために,チューブなどに挿入す
るよう設計された機器(図1参照)。
4 構成及び各部の名称
オブチュレータは,オブチュレータシャフト及び把持部で構成する。図1は,一般的なオブチュレータ
の例である。
6
1 外径 4 ルアー(ルアーロック)かん(嵌)合
2 チップ 5 オブチュレータシャフト
3 有効長 6 把持部
図1−オブチュレータの例
5 要求事項
5.1 一般的要求事項
無菌性の保証は,滅菌バリデーション基準又はこれと同等以上の基準に基づき,無菌性の担保を行う。
また,滅菌された状態で,5.25.10の規定に適合しなければならない。
注記 滅菌バリデーション基準には,厚生労働省が定めた滅菌バリデーション基準がある。
5.2 生物学的安全性
JIS T 0993-1に規定する生物学的安全性の評価を行う。
5.3 表面
目視などで検査したとき,オブチュレータシャフトの有効長の表面に異物があってはならない。また,
――――― [JIS T 3259 pdf 4] ―――――
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T 3259 : 2012
使用中に血管及びチューブなどへの損傷を最小限とするために,オブチュレータシャフトの表面及び先端
部は,滑らかで丸みがあり,異常又は欠陥があってはならない。
5.4 破断強度
附属書Aに従い,オブチュレータの破断強度は,表1に示す値とする。
表1−破断強度
オブチュレータシャフトの最小外径 最小破断強度
mm N
0.35以上 0.75未満 3
0.75以上 1.15未満 5
1.15以上 1.85未満 8
1.85以上 12
5.5 かん(嵌)合
オブチュレータとチューブなどをかん(嵌)合させたとき,血液などが漏出しないようにオブチュレー
タは,次のいずれかでなければならない。
a) ルアーかん(嵌)合するものは,ISO 594-1又はISO 594-2に適合しなければならない。
b) ルアーかん(嵌)合でないものは,オブチュレータとチューブなどとが自然に外れたり,脱落しない
機構をもたなければならない。
5.6 耐圧性
オブチュレータ,チューブなどとがルアーかん(嵌)合でないものは,オブチュレータをかん(嵌)合
させてからJIS T 3261の附属書Dに従って試験したとき,かん(嵌)合部などからの液漏れがあってはな
らない。
5.7 公称外径
オブチュレータシャフトは,使用するチューブなどに確実に挿入できなければならない。
注記 “チューブなどに確実に挿入できる”とは,オブチュレータシャフトがチューブなどに挿入さ
れ,かつ,両者のかん(嵌)合によって血液などの漏出がなければよいことをいう。
5.8 有効長
オブチュレータをチューブなどに挿入したとき,オブチュレータはチューブなどの先端と一致するか,
又はチューブなどの先端から3.0 mm以上出てはならない。
5.9 着色
オブチュレータの把持部は,組み合わせて使用する製品(把持部)と同一の色でなければならない。
なお,組み合わせて使用する製品は,包装上に明確化しなければならない。
5.10 エックス線不透過性
オブチュレータが血管用に使用される場合には,エックス線不透過処理されていることが望ましい。
6 包装
6.1 一次包装
一次包装は,微生物の侵入を防止することができ,通常の取扱い,輸送及び保管中に内容製品に損傷の
おそれがないようにする。また,一度開封したら,包装は簡単に再シールできず,開封されたことが明確
に分かるものでなければならない。
――――― [JIS T 3259 pdf 5] ―――――
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JIS T 3259:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14972:1998(MOD)
JIS T 3259:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 11 : 医療技術 > 11.040 : 医療設備 > 11.040.25 : 注射器,注射針及びカテーテル
JIS T 3259:2012の関連規格と引用規格一覧
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