JIS T 3323:2022 圧トランスデューサ | ページ 5

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a) 試料を25 ℃±1 ℃に平衡させる。
b) 必要に応じドーム及び測定システムに必要とする構成品を接続し,蒸留水を充する。
c) 図A.4の回路によって,励起電源及びデジタルマルチメータ(DMM)に圧トランスデューサを接続す
る。DMMのスケールを直流20 Vに設定する。同期復調器(図E.2参照)のファンクションスイッチ
S3を励起(EXC)に設定し,励起電源を交流6 V又は2.5 kHzの正弦波交流6 Vに合わせる。
注記 同期復調器回路の出力V3は,完全に整流された信号と同等である。正弦波の励起電源では,
測定値は,1/2サイクルの平均値に等しくなる。また,信号出力電圧を等価なパスカル(Pa)
又は水銀柱ミリメートル(mmHg)測定値に変換するため,1/2サイクルの正弦波の値を励起
電圧に対して用いる。同期復調器回路は,直流励起でも動作するが,直流専用の試験では取
り外す場合がある。交流に0.900 3を乗じたものが正弦波交流である。
d) DMMを直流20 mVのスケールに設定する。ファンクションスイッチS3をTESTに設定し,信号出力
を測定する。
e) 初期の不平衡の測定値(Z1)を記録し,25 ℃±1 ℃で4時間の試験サイクルを開始する。圧力がゼロ
での出力を図表に記入するとともに,試験サイクルの期間での初期の測定値との最大偏差を記録する
[hPa(mmHg)単位]。
f) 圧力ゼロ及び133 hPa(100 mmHg)の圧力変化での出力(Z2,S1)として記録する。温度チャンバー
を15 ℃に設定する。チャンバーが15 ℃±1 ℃に安定してから1時間後に,圧力ゼロ及び133 hPa(100
mmHg)の圧力変化での出力(Z3,S2)を記録する。これと同じ要領で,温度を25 ℃,40 ℃その後25 ℃
へと変更して,各ポイントでの圧力ゼロに対する出力(Z4,Z5及びZ6)を測定する。40 ℃での133 hPa
(100 mmHg)の圧力変化に対する出力(S3)を測定する。
ゼロドリフトの誤差は,4時間の試験におけるZ1データ·ポイントからの最大偏差で,hPa(mmHg)の
単位で表す。温度によるゼロドリフトの誤差範囲は,(Z3−Z2),(Z4−Z2),(Z5−Z2)及び(Z6−Z2)のう
ち一番大きい値で,hPa(mmHg)の単位で表す。温度による感度変化は,次の式のいずれか大きい方の値
(%)によって表す。
S( 2S1 ) S(3 S1 )
100 又は 100 (%)
S1 S1

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注記 抵抗は,RN55Dタイプである。
注a) RN1は,ネットワーク抵抗である。
注b) R5,R6,及びC6は,338 Hzで−3 dBをカットするローパス·フィルタを形成している。
注c) 入力は,接地から浮動していなければならない。
図E.2−同期復調器の回路図の例

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